習熟度と進路によるコース制授業
中等科では英語と数学で、高等科では英語・数学・理科等で、習熟度別の授業を行います。
高等科2・3年では、各自の希望する進路に合わせ、授業の約半分が文系・理系別の選択となります。希望進路に合わせた少人数の授業を展開します。
中等科カリキュラム
6カ年一貫教育のもとで、体と心をのびやかに育むとともに、学力をしっかりと構築していくための基礎固めに力を注いでいます。また,探究学習を通して興味関心を積極的に掘り下げ,自分の言葉で誰かに伝える素地を育みます。数学・理科は、中3で高校の内容の先取り学習を実施。英語の教科書は「NEW TREASURE」を使用しています。
高等科カリキュラム
高1までは、基礎力涵養のため、すべての教科・科目を必修として学習します。高2より進路希望に合わせて総授業数の約半分に相当する選択科目(文系・理系)を用意しています。また、学際的な視点を養い,幅広い教養の基盤を作ることを目的に設置した学校設定科目「教養演習」もあります。
生徒の学びを引き出す仕掛け
学校設定科目「教養演習」
高2では毎週1時間、生命倫理・メディア・異文化理解・ジェンダー等、教科の枠を超えたテーマについて基本的な事項を学び考察する、光塩独自の「教養演習」があります。高3での小論文個別指導の基盤ともなる授業です。外部講師による講演会も開催します。
自由選択科目 理数探究基礎
2023年度より、新学習指導要領で定められた「理数探究基礎」が高2対象の自由選択科目として開講されました。数学・理科・情報など多教科の教員による教科横断的な視点を取り入れながら、数値的な手法を用いて分析する姿勢を身につけ、主体的に課題を設定して研究することを目標としています。詳しくはこちら
光塩 MANABI プロジェクト
学習の質のさらなる充実を目指し、2022 年度から光塩 MANABI プロジェクトを展開しています。プロジェクトは、3つの柱から成っています。
授業改善
分かりやすく丁寧な授業であるだけでなく、生徒の意欲を存分に引き出す、魅力的な授業を目指します。2022 年度には、ICT を活用したワークや体系だった探究学習のあり方について、教員向けの研究会を開催しました。2023 年には、東京大学大学院教育学研究科・大学総合教育研究センターの栗田佳代子先生を招いてアクティブ・ラーニングの手法や意義を学び、生徒の学ぶ力に寄り添う授業づくりへのチャレンジにつなげました。
自習室・放課後の学びの充実
生徒の主体的な学びの環境を整えるため、自習室の充実をすすめています。学期中は放課後に活用し、その日の課題を学校で終えたり、自分で決めた問題を解いたりする自律的な学習の場となっています。2022 年度から、長期休暇中の自習監督に卒業生を招くようにしました。学習のアドバイスや進路の相談にものってくれる、心強い存在です。
水曜6時間目は、科目・学年の枠をこえた深く広い学びを実現する希望者対象の「特別講座」が開講されています。AIについて学ぶ場、声楽を学ぶ場、授業内ではできないような実験にチャレンジする場など、生徒たちの探究心が満たされる時間です。
ラーニング・コモンズ
⾧年、さまざまな大学入試の小論文指導を行ってきた佐野摩美前校⾧の蔵書の寄贈を受け、光塩独自のラーニング・コモンズができました。生命倫理や異文化理解、公共哲学、都市デザインなどの書籍のコレクションが壁を埋めています。簡単に動かせる机とイスを備え、グループワークやプレゼンテーションができるよう、プロジェクターとホワイトボードもそろえました。ラーニング・コモンズは、2023 年度から特別講座「日経ビジネスを読む」などで活用中です。
進路
進学実績はこちらをご覧ください。