高1 上智大学出張講義 高1 上智大学出張講義

11月20日(土)の放課後、上智大学理工学部機能創造理工学科 張 月琳(ちぇん ゆえりん)先生による希望者対象の出張講義が行われました。

バイオメカニクスを専門としていらっしゃる張 月琳先生は「医療に役立つ機械工学」というタイトルで、はじめに理系大学生の1週間の時間ついてご紹介された後、先生のご研究についてお話をされました。

脳震盪(のうしんとう)の発生のメカニズムや画像解析による関節の変形の様子など、機械工学が医療の様々な部分で活用されていることを学びました。

現在履修している数学や物理基礎が、機械工学の分野にどのように活かされているか、生徒たちも理解できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高2 京都・奈良探究活動 高2 京都・奈良探究活動

高2では、10月に予定していた京都・奈良への修学旅行の代替行事として、京都・奈良に関する探究活動や体験講座を実施しました。

1日目
1学期から、京都・奈良に関して事前に探究した内容を、グループに分かれて発表しあいました。テーマも発表方法も様々で、自分の学びが深まるのはもちろん、ほかの人の発表を見て視野を広げることもできました。

 

 

後半は、360度映像を使って、京都・奈良の名所の見学を疑似体験しました。臨場感あふれる映像で、大仏の大きさや、トロッコ列車からの景色の美しさを堪能しました。

 

 

 

2日目
金銀糸、京房紐、型友禅という3つの伝統工芸の中から1つを選び、オンラインでつながった職人さんのお手本を見て、質問も交えながら真剣に製作しました。

「金銀糸」を使ったブレスレット

「京房紐」のストラップを製作中

「型友禅」で絵に色をつけてタンブラーに

 

 

 

 

 

 

その後、京都の舞妓さんとのオンライン交流では、京舞を2曲鑑賞し、舞妓さんに関するクイズに挑戦しました。優美な身のこなしや繊細な京言葉など、現代に息づく伝統芸能の一端に触れるひとときとなりました。

 

 

教室を映像でつないで実施した旅行委員企画

3日目

ここまでの2日間に学んだことを振り返り、さらに自分が知りたいと思ったことを調べ、考える活動を行いました。各自が「京都半日プラン」と題したオリジナルの旅行計画を立て、修学旅行のより具体的なイメージをふくらませました。
最後に、体育祭応援団や旅行委員による企画を楽しみ、みんなで一緒に過ごすことで、あらためて学年の絆を確認しました。

高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」 高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」

7月19日(月)に高等科3年生の理系生物選択者対象で、バイオテクノロジー入門実習が行われました。講師はお茶の水女子大学の副学長であり、光塩の卒業生の加藤美砂子先生です。ティーチングアシスタントとして大学院生2名にもお越しいただきました。

容疑者5名のなかから犯人のDNAを見つけ出すというストーリーのもと、実習が行われました。使うのは、マイクロピペット、遠心分離機、電気泳動装置といったDNAを取り扱う際に必須の専門器具です。
細かい操作が求められる実習でしたが、皆丁寧に実験を進め、無事すべての班で容疑者の中から犯人を特定することができました。
生徒からは、「教科書で読んだだけでは想像できずにいた内容を実際に体験することができ、とても面白く学ぶことができた」、「初めての実験器具を沢山使用することができて楽しかった」「バイオテクノロジーをとても身近に感じることができた」など様々な感想を聞くことができました。

 
 
 
 
 
 

高1総合的な探究の時間『”より”よい情報と出会うために~日経ビジネス講演会~』 高1総合的な探究の時間『”より”よい情報と出会うために~日経ビジネス講演会~』

4月21日(水)高1の総合授業に、日経BPマーケティングの阿波洋輔さんをお招きし、講演会を開催しました。『日経ビジネス』を通して、生徒たちは2022年という未来図を俯瞰し、社会のキーワードを自分ゴトにするためにはどのような技術を身に着けていくことが必要かを考えました。

「「情報」の価値は私たちが思っている以上に大きなもので、SNSに書かれる小さな嘘やデマも、場合によっては国を動かす力にまで発展することがある。だからこそ、私たちは自分の頭で考えて、情報を選んで手に入れていかなければならない」という阿波さんの言葉を、生徒たちは熱心にメモを取って聞いていました。BYODが進み、オンラインの環境が当たり前になりつつある現状、情報収集において媒体を選別することの大切さを学べたことは、これから新聞ノートを作成していく生徒たちにとって、重要な機会となりました。

 

 

 

 

 

 

教養演習イベント 教養演習イベント

2月27日(土)に、高2の学校設定科目「教養演習」のイベントとして国立国際医療研究センター研究所 熱帯医学・マラリア研究部部長、狩野繁之先生による講演会「この感染症だらけの世界を前向きに生きるには」が実施され、高1も合同参加しました。新型コロナウイルスが流行しはじめたときの国立国際医療研究センターの様子から、初期のコロナ感染封じ込め、刻々と変化するコロナ感染状況がリアルに伝わり、ユーモアを交えたお話に、生徒たちは熱心に聞き入っていました。先生のご専門であるマラリアと現在の感染状況が対極ですが、「先進国がAfterコロナといわれる状況になったとき、医療やワクチンの行きわたらない貧しい国々の感染が蔓延する状態になるだろう」ということばにハッとさせられた生徒が多かったようです。コロナ禍における光塩生へのメッセージとして、「科学的なエビデンスを求めること―起こるべき結果を知って安心すること」「素晴らしい明日を信じること―祈ること」などを挙げられました。狩野先生の暖かいメッセージに、生徒たちは客観的な視点を持ちつつ、希望を持ってこのコロナ禍を生きることを心に刻んだようでした。

 

 

 

 

高等科送別会 高等科送別会

高等科3年生の卒業にあたり、送別会が行われました。

第一部の送別ミサでは、神様から生かされている「ありのままのあなたが素晴らしい」というメッセージを、神父様からいただきました。

第二部は高1・高2からの出し物でした。高1は動画メッセージ、高2はダンスとスライドを準備し、卒業を祝うと共に、別れを惜しむ気持ちを高3へ向けて送りました。

高3の代表生徒からは、この回生だからこそ経験できたことへの感謝が述べられ、困難があっても前を向いて力強く歩んでいく励ましのメッセージが在校生に送られました。卒業生・在校生ともにこれまでの学院生活を振り返る、心温まるひと時になりました。

 

 

 

 

 

 

 

高1 上智大学出張講義 高1 上智大学出張講義

1128日(土)上智大学理工学部の富樫理恵先生によるオンラインでの出張講義がありました。さまざまな半導体結晶が、日常生活のいろいろな現象に用いられていることを、ご自身の研究に即してお話しくださいました。途中実験の様子を撮影した動画が流れ、めったに見られない実験室内部の光景に生徒たちは興味津々で見入っていました。最後には、理系を目指すうえで高校生のうちにしておくべきこととして「基礎学力を向上させる」「自分の将来像を描く」などのアドバイスもいただきました。

 
 
 
 
 
 
 

高1 国際基督教大学出張講義『オデュッセウスの冒険』 高1 国際基督教大学出張講義『オデュッセウスの冒険』

11月14日(土)に国際基督教大学(ICU)の佐野好則教授による古代ギリシアの長編叙事詩『オデュッセイア』をテーマとした講義がありました。戦略家・冒険家である主人公オデュッセウスの物語に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。佐野教授は、大学生として学ぶために必要な資質についてのヒントを示してくださいました。講義後半では、『オデュッセイア』とICUでの学びに通じる共通点についてグループで話し合い発表する時間がありました。「人のためになることをする」「世界に目を向ける」「さまざまなことに挑戦する」など、佐野教授も驚くほどの多様な意見を皆で共有することができました。

 

 

高2 教養演習 高2 教養演習

1017日と31日、高等科2年の教養演習の授業の一環として、NPO法人ガリレオ工房の原口るみ先生による講演会を行いました。先生は、防災意識を持つことの大切さを中心に据え、適切な防災意識を養うために必要な「知」を得ること、読書を通して「知」を深め広げることの重要性についてお話しくださいました。生徒は熱心に耳を傾け、一度目の講演の後に出された「本を二冊読む」という課題にも積極的に取り組むべく図書室に足しげく通う姿も見られました。「知」を身に着けることが命を守ることに直結するという、学びの根源的な目的に目を向ける機会となりました。