![](https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0567-240x180.jpg)
高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」 高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」
7月19日(月)に高等科3年生の理系生物選択者対象で、
![](https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0567-150x150.jpg)
![](https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0565-150x150.jpg)
7月19日(月)に高等科3年生の理系生物選択者対象で、
4月21日(水)高1の総合授業に、日経BPマーケティングの阿波洋輔さんをお招きし、講演会を開催しました。『日経ビジネス』を通して、生徒たちは2022年という未来図を俯瞰し、社会のキーワードを自分ゴトにするためにはどのような技術を身に着けていくことが必要かを考えました。
「「情報」の価値は私たちが思っている以上に大きなもので、SNSに書かれる小さな嘘やデマも、場合によっては国を動かす力にまで発展することがある。だからこそ、私たちは自分の頭で考えて、情報を選んで手に入れていかなければならない」という阿波さんの言葉を、生徒たちは熱心にメモを取って聞いていました。BYODが進み、オンラインの環境が当たり前になりつつある現状、情報収集において媒体を選別することの大切さを学べたことは、これから新聞ノートを作成していく生徒たちにとって、重要な機会となりました。
2月27日(土)に、高2の学校設定科目「教養演習」のイベントとして国立国際医療研究センター研究所 熱帯医学・マラリア研究部部長、狩野繁之先生による講演会「この感染症だらけの世界を前向きに生きるには」が実施され、高1も合同参加しました。新型コロナウイルスが流行しはじめたときの国立国際医療研究センターの様子から、初期のコロナ感染封じ込め、刻々と変化するコロナ感染状況がリアルに伝わり、ユーモアを交えたお話に、生徒たちは熱心に聞き入っていました。先生のご専門であるマラリアと現在の感染状況が対極ですが、「先進国がAfterコロナといわれる状況になったとき、医療やワクチンの行きわたらない貧しい国々の感染が蔓延する状態になるだろう」ということばにハッとさせられた生徒が多かったようです。コロナ禍における光塩生へのメッセージとして、「科学的なエビデンスを求めること―起こるべき結果を知って安心すること」「素晴らしい明日を信じること―祈ること」などを挙げられました。狩野先生の暖かいメッセージに、生徒たちは客観的な視点を持ちつつ、希望を持ってこのコロナ禍を生きることを心に刻んだようでした。
高等科3年生の卒業にあたり、送別会が行われました。
第一部の送別ミサでは、神様から生かされている「ありのままのあなたが素晴らしい」というメッセージを、神父様からいただきました。
第二部は高1・高2からの出し物でした。高1は動画メッセージ、高2はダンスとスライドを準備し、卒業を祝うと共に、別れを惜しむ気持ちを高3へ向けて送りました。
高3の代表生徒からは、この回生だからこそ経験できたことへの感謝が述べられ、困難があっても前を向いて力強く歩んでいく励ましのメッセージが在校生に送られました。卒業生・在校生ともにこれまでの学院生活を振り返る、心温まるひと時になりました。
11月28日(土)上智大学理工学部の富樫理恵先生によるオンラインでの出張講義がありました。さまざまな半導体結晶が、日常生活のいろいろな現象に用いられていることを、ご自身の研究に即してお話しくださいました。途中実験の様子を撮影した動画が流れ、めったに見られない実験室内部の光景に生徒たちは興味津々で見入っていました。最後には、理系を目指すうえで高校生のうちにしておくべきこととして「基礎学力を向上させる」「自分の将来像を描く」などのアドバイスもいただきました。
11月14日(土)に国際基督教大学(ICU)の佐野好則教授による古代ギリシアの長編叙事詩『オデュッセイア』をテーマとした講義がありました。戦略家・冒険家である主人公オデュッセウスの物語に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。佐野教授は、大学生として学ぶために必要な資質についてのヒントを示してくださいました。講義後半では、『オデュッセイア』とICUでの学びに通じる共通点についてグループで話し合い発表する時間がありました。「人のためになることをする」「世界に目を向ける」「さまざまなことに挑戦する」など、佐野教授も驚くほどの多様な意見を皆で共有することができました。
10月17日と31日、高等科2年の教養演習の授業の一環として、NPO法人ガリレオ工房の原口るみ先生による講演会を行いました。先生は、防災意識を持つことの大切さを中心に据え、適切な防災意識を養うために必要な「知」を得ること、読書を通して「知」を深め広げることの重要性についてお話しくださいました。生徒は熱心に耳を傾け、一度目の講演の後に出された「本を二冊読む」という課題にも積極的に取り組むべく図書室に足しげく通う姿も見られました。「知」を身に着けることが命を守ることに直結するという、学びの根源的な目的に目を向ける機会となりました。
10月28日(水)の総合で、IPA主催のインターネット安全教室がありました。教育ネットの講師の方が、日常的なスマートフォンの利用に加え、新型コロナウイルスの影響によりオンライン学習の機会が増えた生徒たちに、情報モラルやセキュリティの重要性、インターネットの心得について具体的に教えてくださいました。終盤には、講義の内容をふまえた「標語」作りをし、多くの人にわかりやすく伝えるためにはどのような表現がよいのか知恵を絞っていました。
高2では京都大学在学中の卒業生からお話を聞く「京都大学女子高生応援大使」の企画が実施されました。卒業生は京都大学からZoomを使って参加し、大学や京都の町の魅力、高校在学中の勉強、進路選択の考え方などを分かりやすく話してくれました。同じ光塩で学んだ先輩ならではの学習アドバイスは的確そのもの。ふだん知る機会のない地方の大学の様子や下宿生活から、専門的な勉強の楽しさまで、生徒はとても刺激を受けたようです。「専門的な分野を深く学べることが楽しみ」「お話をする先輩はとても楽しそうで、私もできるだけ早く大学生になりたいと思った」「受験勉強について実体験に基づいて説明してくださり分かりやすかった」との感想が出て、進路を考える貴重な機会となりました。