高1 卒業生講演会 高1 卒業生講演会

高1では、本校の卒業生である吉田彩さんをお招きして講演会を行いました。

「高校1年生にこそ知ってほしいコンサルタントという選択肢」と題したご講演では、ご自身の光塩時代のエピソードから始まり、大学での経験やコンサルティング業界に入るまでの経緯、そして現在されているお仕事の具体的な内容などを、わかりやすく説明していただきました。後半では、実際にコンサルタントの仕事を体験してみよう!ということで、「8月のテーマパークの売上を向上させる」という課題を設定し、グループワークを行いました。生徒たちは積極的にアイディアを出し合い、「暑さ対策」「競合他社」などの問題点を分析した上で、「夏限定のイベント開催」「シャトルバスによるアクセスの強化」「SNSでの宣伝や有名人とのコラボ」など、多くの解決策を見出していました。

質疑応答では質問が絶えず、コンサルティングに関する質問から勉強方法の相談、体育祭での勝ち方など、様々な質問が飛び交っていました。吉田さんから最後に「何にでもなれるけれどまだ何にもなっていない高1という時期だからこそ、少しでも多くの可能性を広げていってください」というお言葉をいただきました。

今回のご講演は、学問や職業についてまだ手探り状態の高1にとって、進路選択のための視野が大きく広がるものとなりました。吉田彩さんに改めて感謝を申し上げます。

 

大学時代の経験・充実度グラフ

 

 

 

 

 

 

 

 

Why Consultants?

 

 

 

 

 

 

 

 

検討プロセス ~コンサルタントの課題解決方法~

 

 

 

 

 

 

 

 

グループワークの様子

上智大学主催タイ・スタディツアー 上智大学主催タイ・スタディツアー

この夏、光塩から2人の高等科生が、上智大学主催の「高校生タイ・スタディーツアー」に参加しました。このツアーは、上智大学が連携協定を結ぶカトリック高等学校を対象に実施しているものです。2人は以下のコメントを寄せてくれました。

「様々な都道府県から来た高校生とコミュニケーションを取りつつ、日系企業を訪問したり、スラム街に行ったりするなど、タイの街並みや生活、企業をフィールドワークを通して学びました。最後には5日間で学んだことをひとりひとりプレゼンテーションし、発見からより深い学びにすることができました。」

高2教養演習 俳句 ―私の夏― 高2教養演習 俳句 ―私の夏―

学校設定科目「教養演習」で、高2が句作に挑戦しました。1学期の授業の秀句をご紹介します。テーマは「私の夏」。

隅田川花火の下を流れけり
雷の中に白球輝けり
初めての法廷暗き夏の昼
意を決す線香花火の落ちる時
かぶつたらと母の手渡す麦わら帽
サイダーの気泡のやうに時過ぎて
入道雲遠くの町へ影落とす
映りたる月を崩せる金魚かな

高3 夏期補習 ~がんばれ受験生!~ 高3 夏期補習 ~がんばれ受験生!~

7月22日から7月27日まで高校3年生の夏期補習が行われました。今年度は数学Ⅲ基本・数学演習応用・世界史演習・日本史演習/歴史総合・英語初中級・英語上級・古典基礎・数学Ⅲ応用・数学演習基本・物理・生物・共通テスト古典・共通テスト地理の14科目が開講され、学年の8割以上の生徒が受講しました。生物の補習では最終日に、お茶の水女子大学副学長の加藤美砂子先生による特別実験講義が行われました。

夏期補習の前後には、自習室で勉強をする生徒の姿も多く見られました。8月の後半にも自習室が開かれ、今年度から共通テストに導入される「情報」の特別講座も受講することができます。苦楽を共にする友人たちと励まし合いながら、受験生としての暑い夏を乗り切ることができますように。

物理室にてクイズも交えながら勉強中

生物 特別講義の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語初中級 単語500個以上特訓しました!

英語上級 TIMEやNewsweekなどの時事英語に触れました

光塩生のための日本女子大学キャンパスツアー 光塩生のための日本女子大学キャンパスツアー

7月17日、光塩生のための日本女子大学キャンパスツアーが行われました。この日、高等科の希望者は目白キャンパスを訪れ、ステンドグラスの美しい成瀬記念講堂に集まりました。はじめに大学の方から日本女子大学の特色や入試の種類についてのお話を伺い、続いて大学2年に在籍している光塩の卒業生2人から授業の紹介や学生生活の様子などを聞きました。卒業生2人が案内役となって、キャンパスツアーに出発です。「これは光塩でいえばパーラーみたいな施設です。」…丁寧な解説を聞きながら校舎や図書館を回り、学食体験もして、学生生活のイメージが湧いたようです。ツアーを終えた参加者からは「校舎や図書館がきれいで、落ち着いた雰囲気でした」「学部の特色や入試方式の説明が分かりやすかったです」「先輩の説明が楽しかったです。光塩と比較して説明してくれたのもよかったです」との声が聞かれました。

成瀬記念講堂でお話を伺います

校舎をめぐると大学の授業の様子が分かります

 

 

 

 

 

 

 

案内の大学生は光塩の先輩

特別に、屋上庭園も見学できました

高1 読売新聞社の出前授業 高1 読売新聞社の出前授業

高1は、主権者教育の一環として、読売新聞教育ネットワーク事務局専門委員の鈴木美潮先生による出前授業を実施しました。

当日の朝刊に目を通しながら新聞の構成について学び、「バルタン星人が襲来したら、新聞の一面はどう書かれるか」などのユニークな問いかけや、「帰ってきたドラゴンという映画の記事を書いたら、帰って『来た』ではないか?と校閲から指摘された」という実際のエピソードを交えながら、真剣かつ笑いもある非常に魅力的な授業をしてくださいました。また、若者の投票率の低さから起こる政策の偏りのリスクや、フェイクニュースの拡散の速さ・それを否定する真実の拡散の遅さなど、選挙の現状やネットニュースの危険性についても知る機会となり、普段インターネットから情報を得ることの多い生徒たちは、多くの情報の中から正しい情報を見極めることの難しさや大切さを改めて実感したようです。

今回の授業を通して、未来の主権者として、楽しみながらも多くの学びを得ることができました。鈴木美潮先生に改めて感謝申し上げます。

特別講座「日経ビジネスを読む」が今年も盛況です 特別講座「日経ビジネスを読む」が今年も盛況です

5月22日(水)特別講座「日経ビジネスを読む」では、日経BPの方をお招きして、日経ビジネスを読むときのコツや、継続して面白く読む方法を学びました。普段の特別講座では、生徒は一人一冊ずつ配布される雑誌を読んで、興味を持った記事を紹介したり意見を共有したりしています。今回、日経BPの方にアドバイスいただいたことで、これからみんなでより一層経済を面白く、「自分事」として身近に感じながら、雑誌を読むことが出来そうです。この講座は中学2年生~高校2年生までの生徒が学年を超えて意見を交わしながら雑誌を読んでいます。今後も日経ビジネスをきっかけにして経済を知り、楽しく社会に興味を広げていきたいと思います。

ラーニングコモンズで輪になってお話を聞いています

興味を持った記事について自由に意見を交わしています

津田塾大学高大連携科目等履修生の授業が始まりました! 津田塾大学高大連携科目等履修生の授業が始まりました!

4月から、高大連携協定に基づき、高校生希望者対象の津田塾大学の講義(オンライン)が始まりました。受講した生徒からは「国際関係概論では、たとえば文化的なパワーについて学んだあとに、ソフトパワーの例について考えるレポートが課されたりします。一見難しいですが、先生の解説が分かりやすいです。」「インターネット概論では、検索のしくみなどインターネットの基本を学べます。はじめて知ることばかりで面白いです」との感想が聞かれました。中には津田塾大学のキャンパスに行き、図書館を利用して、「英語の本の多さに圧倒されました」という人も。(科目等履修生は図書館などの利用ができます)。出願を迷っている人のために、以下のコメントが寄せられました。「大学の講義を受ける貴重な機会です。少しでも興味があればぜひチャレンジしてください」

教養演習イベント 教養演習イベント

3月2日(土)に、高2の学校設定科目「教養演習」のイベントとして、国際移住機関ジュネーブ本部 出入国・国境管理ユニットにご所属の田本さら茉先生による講演会「私の経歴紹介:自分の関心と真摯に、柔軟に向き合う」が実施され、高1も合同参加しました。現在ジュネーブにいらっしゃる田本先生のご都合により、オンラインでの開催となりましたが、質疑応答の時間には約50分にわたって生徒から質問が絶えませんでした。田本先生は海外で働くことを実現するに至った動機やきっかけを、大学・大学院での学びや外務省での経験を通してお話しくださいました。中でも、現地の人が実感している問題を聞いて対応策を具体的にし、現地の人と国外の人とが協働して利益を生み出していく「参加型開発」の概念は、普段から「もう一人の友」に思いをはせる機会をもつ光塩生にとって印象的に映ったようです。また、国際機関で働くのに特に大切なこととして、田本先生は「自分の思いを言葉にして伝え、発信し続けること」を強調されました。異なるバックグラウンドがあることを前提に、相手に何かを伝えるためには、自分の当たり前を取り払って言葉を尽くし語る必要があります。このことからは、英語や国語といった言語の種類の枠組みを超えて、言葉というものの存在意義への示唆が実感され、生徒たちは講演後、熱心に感想を書いていました。

10人以上の生徒が質問に列をなしました

高2会場の様子

 

高1会場の様子

 

 

 

 

 

高3 アイメイト体験会 高3 アイメイト体験会

3月に高3の希望者によるアイメイト(盲導犬)体験会が行われました。

公益財団法人アイメイト協会から2名のスタッフの方と4頭のアイメイト候補犬が来校してくださいました。

はじめにアイメイトがどのように生まれ育って訓練を受けるのかなどの講義を受けて知識を深めました。途中、2グループに分かれ、アイマスクをした状態で背の順に並ぶことに挑戦したり、名前順に並んだりして、目の見えない世界では言葉や音を積極的に発信してコミュニケーションをとることが大切であることを体感しました。

後半はアイメイト候補犬と歩行体験をしました。アイメイトに近づきすぎて踏んでしまうのではないか、障害物にあたるのではないか、と怖くてすり足で歩く生徒たち。どんなにアイメイトが可愛くても、撫でて褒めてはいけないもどかしさを抱えながら、最後はお別れしました。

目隠しをして背の順に並ぶのが難しそうでした

椅子がある場所まで誘導し、安心して座れるように補助します

ペアになって誘導します

アイメイト候補犬との歩行体験

たくさんの気づきを頂きました