「〇〇の時に読みたい本」の企画を実施中です 「〇〇の時に読みたい本」の企画を実施中です
現在、第二職員室の前では、ラーニング・コモンズチーム(ラコモン)による「〇〇の時に読みたい本」の企画を実施中です。今回の企画では、なんと本のタイトルが見えない形でラッピングされています。中身は帰ってからのお楽しみ♪ポップに書かれた内容をもとに、生徒たちはその時の気分に合った本を手に取って持ち帰ることができます。本はすべて、ラコモンメンバーがセレクトしてくれました!
現在、第二職員室の前では、ラーニング・コモンズチーム(ラコモン)による「〇〇の時に読みたい本」の企画を実施中です。今回の企画では、なんと本のタイトルが見えない形でラッピングされています。中身は帰ってからのお楽しみ♪ポップに書かれた内容をもとに、生徒たちはその時の気分に合った本を手に取って持ち帰ることができます。本はすべて、ラコモンメンバーがセレクトしてくれました!
学校設定科目「教養演習」で、高2が句作に挑戦しました。2学期の授業の佳句をご紹介します。テーマは「私の冬」。
書初めの墨の一滴時止める
夢と書き息をつきたる筆始
こがらしと並んで歩く摩天楼
川に影落とし寒月ふるへけり
凍蝶を丸呑みしたる大地かな
見上ぐれば隙間だらけの紅葉かな
冬桜花に吐息のありにけり
元日のせはしく変はる世論かな
暖房の車窓に描く友の顔
亡き祖父のカメラを使ふ初写真
共通テストまであと1か月となった12月、高3の廊下には毎年恒例の「共通テスト虎の巻」の冊子が積み上げられました。「新課程ならではの問題をチェック。たとえば~」「プログラミングではこんな技術が問われそうです…」などの手づくりのコメントが並んでいます。この「虎の巻」は、今年度の高3の授業担当者からの共通テスト直前対策アドバイス集です。がんばれ、受験生!
高1では、主権者教育の一環として、税理士の方々をお招きして租税教室を実施しました。
初めに税理士の仕事内容や税のしくみについて説明していただきました。その後は税の公平性について考えるためのグループワークを行い、「収入の異なる3人から、何円ずつ税金を集めるのがよいか?」を話し合いました。生徒たちが発表した案の中には、「法人税の集め方」「固定資産税の集め方」に該当するものもあり、グループワークを通して、税金の種類や違いを改めて知ることができました。後半では「無くしたい税金」「新しい税金」などについての意見を出し合い、全体で共有しました。生徒たちが真剣に考えた税金案の中には思わず笑ってしまうユニークなものもあり、租税教室は最後まで盛り上がりを見せていました。
高1の生徒たちにとって税金は、「消費税」のように身近なものから、「法人税」のようにイメージしにくいものまであり、この租税教室によって税についての理解を深めるとともに、主権者として主体的に税を考えることができました。税理士の方々にお礼申し上げます。
高1では、国際基督教大学から小松万姫先生をお招きし、「知るってどういうことだろう?~新しい知を目指すリベラルアーツへの招待~」という題で出張講義を行っていただきました。
先生はまず初めに、国際基督教大学についてのご紹介をしてくださいました。複数の専攻を持つことができる独自の仕組みや、自然と多様性の溢れるキャンパスライフなど、生徒たちは国際基督教大学の学生生活について興味津々でした。
講義はグループワークを中心に行われ、どのグループも活発に意見交換を行っていました。2つの絵画を比較してできるだけ多くの問いを立て、各問いについて知るためには「言語」「知覚」「理性」「感情」「記憶」「創造」「直観」「信仰・信念」のどの方法を使うのか、グループで意見を共有しながら、「知る」とはどういうことかについて思考を深めました。
今回の講義を通して、国際バカロレアの教育の基盤にある「知の理論」の一端に触れながら、知識と知識の結びつきや多角的な視点を踏まえて思考することの重要性を身をもって知ることができました。小松先生、ありがとうございました。
2学期から、高大連携協定に基づき、高等科生(2・3年生)希望者対象の日本女子大学の講義(オンライン)が始まりました。受講した生徒からは、「『舞台芸術の歴史』ではシェイクスピアのハムレットなどの作品の背景について学びました。授業を踏まえたあらすじのレポートなどが課されますが、とても楽しいです。」「『歴史から見る現代世界』の授業では、たとえば中世ヨーロッパのペットの歴史などについて学びました。高校の教科書には載っていない事柄を研究者の観点から詳しく解説していただき、大学での学びが楽しみになる貴重な体験となりました。」との感想が寄せられました。
10月16日(水)特別講座「実践!グループディスカッション」において、校内ビブリオバトルをラーニング・コモンズで実施しました。生徒たちは各々好きな本を持ち寄って、ネタバレしないギリギリまでその本の魅力を語り合いました。どの本も魅力的で、一つを選ぶのが難しく、楽しい時間となりました。
校内ビブリオバトルで勝ち抜いた生徒は、11月4日(月)に行われた高校生書評合戦(ビブリオバトル)東京都大会に出場しました。光塩の代表生徒は『宇宙の終わりに何が起こるのか 最新理論が予言する「5つの終末シナリオ」』(ケイティ・マック著)を紹介しました。校外の生徒と、本を通して繋がることのできる貴重な機会となりました。
高1では、本校の卒業生である吉田彩さんをお招きして講演会を行いました。
「高校1年生にこそ知ってほしいコンサルタントという選択肢」と題したご講演では、ご自身の光塩時代のエピソードから始まり、大学での経験やコンサルティング業界に入るまでの経緯、そして現在されているお仕事の具体的な内容などを、わかりやすく説明していただきました。後半では、実際にコンサルタントの仕事を体験してみよう!ということで、「8月のテーマパークの売上を向上させる」という課題を設定し、グループワークを行いました。生徒たちは積極的にアイディアを出し合い、「暑さ対策」「競合他社」などの問題点を分析した上で、「夏限定のイベント開催」「シャトルバスによるアクセスの強化」「SNSでの宣伝や有名人とのコラボ」など、多くの解決策を見出していました。
質疑応答では質問が絶えず、コンサルティングに関する質問から勉強方法の相談、体育祭での勝ち方など、様々な質問が飛び交っていました。吉田さんから最後に「何にでもなれるけれどまだ何にもなっていない高1という時期だからこそ、少しでも多くの可能性を広げていってください」というお言葉をいただきました。
今回のご講演は、学問や職業についてまだ手探り状態の高1にとって、進路選択のための視野が大きく広がるものとなりました。吉田彩さんに改めて感謝を申し上げます。
大学時代の経験・充実度グラフ
Why Consultants?
検討プロセス ~コンサルタントの課題解決方法~
グループワークの様子
この夏、光塩から2人の高等科生が、上智大学主催の「高校生タイ・スタディーツアー」に参加しました。このツアーは、上智大学が連携協定を結ぶカトリック高等学校を対象に実施しているものです。2人は以下のコメントを寄せてくれました。
「様々な都道府県から来た高校生とコミュニケーションを取りつつ、日系企業を訪問したり、スラム街に行ったりするなど、タイの街並みや生活、企業をフィールドワークを通して学びました。最後には5日間で学んだことをひとりひとりプレゼンテーションし、発見からより深い学びにすることができました。」
学校設定科目「教養演習」で、高2が句作に挑戦しました。1学期の授業の秀句をご紹介します。テーマは「私の夏」。
隅田川花火の下を流れけり
雷の中に白球輝けり
初めての法廷暗き夏の昼
意を決す線香花火の落ちる時
かぶつたらと母の手渡す麦わら帽
サイダーの気泡のやうに時過ぎて
入道雲遠くの町へ影落とす
映りたる月を崩せる金魚かな