中1遠足(森と湖の楽園) 中1遠足(森と湖の楽園)
4月30日(火)、中1は河口湖にある森と湖の楽園に遠足に出かけました。
午前中はリアル宝探しゲームに班ごとに挑戦しました。得点の高かった班には賞状が贈られました。お弁当を食べたのち、午後の自由時間には教員を巻き込んで鬼ごっこやだるまさんが転んだで遊び、体を動かして楽しんでいる様子がうかがえました。
4月30日(火)、中1は河口湖にある森と湖の楽園に遠足に出かけました。
午前中はリアル宝探しゲームに班ごとに挑戦しました。得点の高かった班には賞状が贈られました。お弁当を食べたのち、午後の自由時間には教員を巻き込んで鬼ごっこやだるまさんが転んだで遊び、体を動かして楽しんでいる様子がうかがえました。
光塩祭が終わり、新年度体制での校友会(生徒会)が始動するにあたり、中1から高2までが一堂に会し、生徒総会が行われました。
校友会の組織である総務委員会・生活委員会・クラブ委員会の各委員長から、それぞれの委員会の説明および役員紹介がありました。
各委員長の説明からは、委員会活動をより良いものにしていこうとする意気込みが感じられ、会場にいた在校生一人一人が組織の一員であることを自覚した時間となりました。
(以下、総務委員長の挨拶より抜粋)
校名の由来である聖書の箇所があらわす通り、光塩は他の誰とも代わることのできない、ユニークな皆さんお一人お一人によって作り上げられています。光塩の 9 月の体育祭に命を懸ける人もいれば、教室で本を読むのが好きな人もいるでしょう。一人一人の思う光塩の好きなところが違うのと同じように、改善してほしい所も違って当然です。その上で、総務委員会では、できるだけ多くの光塩生にとって、さらには私たちが作った伝統を受け継いでくれる未来の光塩生にとって、より良い選択をしていくつもりです。光塩の好きなところをより好きになってもらい、多くの人が改善してほしいと思うところを改善する。総務委員会は、一人一人が、光塩に通っていて良かったと思えるような、あたたかい学校の雰囲気作りを目指します。皆さんもこれを機に、友達との他愛ない会話や、授業中の小さな発見など、当たり前だと思いがちな学院生活の些細な幸せも見つめ直してみませんか?
委員長である私も、皆さんが光塩生で良かったと思える瞬間を増やせるように、毎日の当たり前を大切に、一年間精一杯務めます。よろしくお願いいたします。
第53回光塩祭が開催されました。コロナが5類になった今年は、土・日両日にわたって公開され、学校見学者・保護者・卒業生と、数多くの来場者を迎えての開催となりました。
運動部は招待校やOGとの試合、文化部はホールでの公演や教室での展示で、1年間の成果を披露しました。高3は光塩祭をもって引退ということで、入部以来積み上げてきたものと部員間の協力とを織り合わせ、一人一人の「綾」を表現するよう、パフォーマンスに努めました。
光塩祭のテーマである「綾」にちなんだポスターコンクールには多くの力作が寄せられ、来場者の目を惹きつけていました。
以下に、光塩祭実行委員長(N.Mさん)の言葉の抜粋を掲載します。
今年の光塩祭のテーマは「綾」です。光塩で使われている「ごきげんよう」という挨拶は、相手の健康を気遣う心優しい表現です。会った時のごきげんようは「元気にお会いできて嬉しいです」という喜びや感謝の気持ちを込め、別れる時のごきげんようは「次に会う時までどうかお元気で」という願いを込めて挨拶するものです。この光塩祭が美しき日本の心を表す機会となるよう、今年のテーマは漢字に決定しました。
「綾」という言葉は女性の名前にもつけられる美しい響きの日本語です。綾には上品で奥ゆかしいという意味がありますが、本来は、たて糸とよこ糸を斜めにかけて織り出す模様のことをいいます。私たち一人一人の個性や能力が一本一本の糸となって交わり、綺麗な模様を作り出したいという願いが込められています。光塩祭という一つの大きな綾織物を完成させるためには、どの糸も大切で欠かすことができません。弱った糸があれば、周りの糸が支えて布地を強くしてくれるでしょう。美しい糸は他の糸と交わりさらに輝きを増すでしょう。こうして作りあげた模様の美しさは、一生私たちの心に残るものと信じています。強く、温かく、そして華麗な「綾」を一緒に織り上げていきましょう。
桜の開花が待たれる晴天の下、2023年度を締めくくる3学期終業式と中等科卒業証書授与式が行われました。
中等科生のみが参加したミサは、中等科を卒業する中3のためにささげられました。神父様はご自分が着用されていたバラ色の祭服が、近々訪れるイースターの折に使われるもので、「期待を込めた喜び」を表すので、今日のような式典に選ばれると話されました。そして、このような「恵み」に会うためには「愛する」ことが大切で、人と人との関わりも相手をすべて「受け入れる」=「愛する」ことだと話されていました。また、今の自分をありのままに受け入れることが大切とのお言葉もありました。
ミサに引き続いて行われた終業式の中では、校長先生から「自分をも他者をも受け入れる」ことの大切さが伝えられました。校長先生のお話はご自身の実体験をユーモアを交えてわかりやすく述べられたもので、在校生一同相槌をうちながら熱心に聴いていました。
終業式後、中3卒業証書授与式が行われました。この日のために多くの保護者が来校され、生徒たちの晴れ姿を目を細めてご覧になっていました。一人ひとりが校長先生から卒業証書を受け取った後、3か年皆勤賞・3か年精勤賞の受賞者が壇上に上り、賞状とともに賞品と花束を受け取りました。生徒たちの表情はことなし終えたという達成感と喜びに満ちあふれていました。
卒業証書授与式後に、友と過ごした3年間を振り返りつつ、中3全員でクリスマス会の折に歌った曲を合唱し、ホール内は感動に包まれました。
2月17日(土)に、国立天文台の菊田智史先生よる特別授業が行われました。
すばる望遠鏡などを使った遠方銀河の観測研究をしていらっしゃる先生から、「宇宙と仲良くなる1時間」というテーマでお話していただきました。
先生は、最新の望遠鏡で撮影した、思わず息をのむほど美しい天体の写真や動画も交えながら、天文学者になった経緯や、普段のお仕事の内容、宇宙や銀河の不思議、天文学の面白さや魅力、研究者としての生き方などについて、熱心にお話してくださいました。
講義の途中で、Mitakaという4次元デジタル宇宙ビューワーを用いて地球から宇宙に飛び出し、太陽系や銀河系、さらには宇宙の果てまで移動して、天体の形や様子、宇宙の大規模な構造を体感させていただき、まるで宇宙への小旅行をした気分になりました。
私たちのからだをつくっている元素や、身の回りにある元素は、星の生と死の繰り返しによってできたものなので、我々は星の子である、というお言葉や、正体不明の謎の物質であるダークマターで私たちの身の回りも包まれている、といったお言葉も印象に残りました。
生徒にとって、宇宙の壮大さや魅力を知り、天文学に対する興味関心をより一層深める貴重な機会となりました。
新聞部主催の校内弁論大会が開催されました。今年は、3年ぶりに中1から高2までの5学年がメルセダリアンホールに集っての大会となりました。
今年度のテーマは「表現」・「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」。各学年の代表2名ずつが壇上で堂々と自分の主張を述べました。学年発表の後には英語による特別発表もありました。
代表者の発表には、今年度のテーマである「表現」についての弁論も複数ありましたが、それぞれが別の切り口から弁論を展開して聴衆を惹きつけました。いずれも現代社会の問題を衝く見事な弁論でしたが、自己の体験や見聞に根ざしたものには特に説得力がありました。
審査結果
第1位 高等科1年 K.Oさん「戦争の意義」
第2位 高等科2年 A.Nさん「『かわいそう』の呪縛」
第3位 高等科2年 K.Iさん「『憧れ』論」
中等科特別賞 中等科2年 M.Iさん「AIにも表現の自由を与えるべきか」
今年のクリスマス会は、実に4年ぶりに中高6学年が一堂に会して行われました。
第1部の合唱コンクールは、各学年が2学期の音楽の授業で練習してきた成果を存分に発揮し、それぞれの学年カラーを活かした素晴らしい合唱を披露して、聴衆を魅了しました。指揮や伴奏も甲乙つけがたい見事なものでした。
金賞は、中等科は2年生、高等科は3年生が受賞しました。指揮者賞と伴奏者賞は以下の通りです。
指揮者賞 中等科3年 R.Gさん 高等科3年 M.Kさん、高等科2年 A.Yさん
伴奏者賞 中等科3年M.Mさん 高等科1年M.Hさん
第2部では、まず中3が倫理の授業でグループ研究した成果を「ふぃーわ」というタイトルでスライドを使って発表しました。沖縄戦について調べたことから考察し、私たちにできることは「知る」ことと「共有」することとまとめた発表は、非常にわかりやすく、聴衆へのメッセージがよく伝わりました。次に山内保憲神父様が「闇に住む民は光を見た」というタイトルで講演されました。神父様は私たちにこの1年を振り返らせ、世界の中で数々の戦闘や災害という「闇」が起こっており、私たち一人一人にも「闇」と言える体験があったのではないかと述べられました。乙女マリアが「受胎告知」を受け入れて馬屋で救い主イエスをお生みになったように、「闇」の体験が「光」を生むということを強調されていました。天使がマリアに言った「恐れるな」という言葉は、すべての「悲しむ人々」にあてられた言葉であり、マリアのように辛い状況を愛するのが立派な行いであるとのメッセージを伝えてくださいました。
今年の親睦会は、事前予約の学校見学者に加え、在校生の保護者と光塩卒業生およびご家族をお招きして実施しました。完全な一般公開の形ではなかったものの好天に恵まれて予想以上の来校者で賑わっていました。
今年は、卒業生手作りのやきそば、「おやじの会」の甘酒、生徒が販売するポップコーン、おにぎりやパンを販売する売店が復活し、ようやくコロナ前の状態に近づいてきました。
特別講座「国際NPOせいぼ」は今回初登場で、貧困にあえぐ子供たちの給食支援のために「マラウイコーヒー」を一杯100円で販売しました。講座受講者は学びの集大成としてのコーヒー販売に意欲を見せていました。
高1・高2学年企画は、冒険のような「迷路」、楽しいゲームコーナーをつくり、会を盛り上げました。また可愛いセットで写真が撮れるフォトブースも設置し、子供たちに大人気でした。
初等科生の保護者手作りの母姉作品のコーナーは、開始前から行列のできる人気のブース。人気商品は、午前で売り切れる盛況ぶりでした。キャラクターの光子ちゃんや校章をあしらった文房具も飛ぶように売れていました。一方、中高生の保護者と生徒の手作り作品を販売したファミリーコーナーでは、髪ゴムやストラップ、マスコットなどが初等科生に人気でした。
多くのお客様をお迎えして、生徒たちは大張り切り。生徒たちの顔は、親睦会当日の晴天のように明るく輝いていました。
高2は、10/3(火)~6(金)の3泊4日で、京都・奈良へ修学旅行に行きました。
1日目は、奈良公園めぐりを行いました。東大寺の大仏殿や興福寺の国宝館を見学したり、野生の鹿と触れ合ったりと、班ごとに思い思いの楽しみ方で散策しました。
2日目は、法隆寺と薬師寺を拝観しました。普段なかなか見ることができない飛鳥時代の様式の建造物や仏像などを、目を輝かせながら見学していました。
3日目は、事前に計画したプランに沿って、京都市内を各班で周りました。なかなか計画通りにいかない班もありましたが、全ての班が大きなトラブルなく無事にホテルに帰着できました。夕食では友人同士の会話を楽しみながら、コース料理を美味しくいただきました。
4日目は、宇治平等院と醍醐寺を拝観しました。最終日ということもあり、みんな名残惜しそうにたくさん写真を撮っていました。
修学旅行期間中は、楽しいだけではなく、苦労した出来事もあったと思いますが、この4日間の様々な経験は、全て今後の学院生活に活かされることでしょう。
1日目(奈良公園めぐり)
2日目(法隆寺・薬師寺)
3日目(京都市内班別自主研修、写真はホテルの朝食・夕食)
4日目(宇治平等院・醍醐寺)
高2は、修学旅行前日の10/2(月)に、京都で生産された金銀糸でブレスレットを作る体験をしました。現地の職人さんからオンラインで説明をいただき、細かい作業も友人同士で協力しながら、一人ひとりが綺麗なブレスレットを完成させました。出来上がったブレスレットは、体験が終わった後もしばらく身に着けていました。翌日の京都・奈良への修学旅行が、もう待ちきれないといった様子でした。