ワンガヌイ市(ニュージーランド)との交流 ワンガヌイ市(ニュージーランド)との交流

10月、ワンガヌイ・ハイスクールの留学担当ナターシャさんとワンガヌイ市の国際交流担当レイチさん、ニュージーランド大使館エデュケーション・ニュージーランドの紺谷さんが来校されました。ワンガヌイはニュージーランドの首都ウェリントンから車で2時間半のところに位置し、美しい自然とマオリ文化が息づく都市です。市には5つの高校がありますが、ニュージーランド政府の方針もあり、いずれも国際交流に力を入れています。ナターシャさんは流ちょうな日本語で、ワンガヌイ・ハイスクールは多くの留学生を送り出すと同時に、一度に数十人を受け入れており、日本人もたくさんいることを話されました。実は、カトリック校のカリネイン・カレッジとワンガヌイ・ガールズ・カレッジの方の訪問も予定されていましたが、残念ながら飛行機の欠航のため、この日は叶いませんでした。なごやかな懇談のあと、ナターシャさんとレイチさんは校内を見学され、光塩の理科室の設備に感心されたり、黒板を懐かしがったり(ニュージーランドはホワイトボードが中心だそうです)されていました。ワンガヌイ市からのご訪問は、光塩とニュージーランドとの交流が深まる機会となりました。

マッセイ大学(ニュージーランド)のプレゼンテーションの記事はこちら

特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村さんと『循環』 特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村さんと『循環』

バザーでのコーヒー販売を前に、特別講座「国際NPOせいぼ」では、「どうやって宣伝しよう?」「ミルクや砂糖は用意する?」と生徒がアイディアを練る時間が続いています。ところが今日は、教室の真ん中にマラウイの布をかけたカフェコーナーが出現。バリスタのご経験が長い大村美咲さんが美味しいコーヒーの淹れ方を説明しながら実演してくださいました。「やってみたい!」とお湯の入ったポットを受け取って生徒も体験し、教室はマラウイコーヒーの良い香りが漂いました。みんな、バザーでのコーヒー販売の自信がついたようです。授業の最後に、大村さんは「循環って大切なんですよ。NPOせいぼの活動も、人の体の働きも…でも詳しくはまた今度」と締めくくりました。循環について思いを巡らしつつ、バザーへ向け、準備が進みます、

これまでの特別講座「国際NPOせいぼ」の記事はこちら

美味しいコーヒーの淹れ方を実演される大村さん

 

 

特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問 特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問

11月の親睦会でのコーヒー販売を前に、特別講座「国際NPOせいぼ」の生徒が2名、高円寺教会を訪問しました。日曜日のミサの最後に、2人は聖堂の前に進み出て、次のように活動を報告しました。「本日はこのような機会をいただき、ありがとうございます。私たちは光塩女子学院でNPOせいぼの活動に参加し、アフリカ南東に位置するマラウイに住む子供たちを支援する活動の一環でチャリティコーヒーの販売活動を計画し、光塩女子学院の行事である親睦会で販売しています。少しでもこのチャリティコーヒーのことを知っていただきたいと思い、今日は高円寺教会にお邪魔させていただきました。とてもおいしいコーヒーなのでぜひ、お買い求めいただけると嬉しいです。」

このあと、教会の庭でマラウイコーヒーの販売をしましたが、教会の方が次々に買い求め、あっという間に用意したドリップパックとコーヒー豆は完売。「早かった!」と2人とも驚いていました。
ちなみに、光塩と同様に、高円寺教会でもバザーの準備中です。教会のバザーは11月17日で、こちらでもマラウイコーヒー販売の予定があるそうです。

これまでの特別講座「国際NPOせいぼ」の活動の記事はこちら

高円寺教会の庭にテーブルを出して、マラウイコーヒーの販売中です

右はNPOせいぼのスタッフ、ニコルさん

 

数理工学コンテストで受賞した生徒が杉並保健所の方にお話をうかがいました 数理工学コンテストで受賞した生徒が杉並保健所の方にお話をうかがいました

杉並区の夜間使用できるAEDについてまとめたレポートを作成し、武蔵野大学数理工学コンテストでジュニア奨励賞を受賞した高1の生徒が、杉並保健所健康推進課のご担当の方にお話を伺いに参りました。現状について資料からお話を伺い、また、希望しているアイディアなども伝えることができました。知識が深まり考えも広がった貴重な時間を頂けました。

 

今日の自習室 今日の自習室

中間テストを前に放課後の自習室が盛況です。ホールの座席がずいぶん埋まり、シンとした中、それぞれがテキストに取り組んだり、デバイスで何かを調べたり…。見守り担当の卒業生が来ると、さっそく質問する生徒も。この真剣な学習が、結果につながりますように!

こちらは通常パターン。テスト前は開室日が増えます

 

 

見守りの卒業生に質問中です!

 

 

 

 

上智大学主催タイ・スタディツアー 上智大学主催タイ・スタディツアー

この夏、光塩から2人の高等科生が、上智大学主催の「高校生タイ・スタディーツアー」に参加しました。このツアーは、上智大学が連携協定を結ぶカトリック高等学校を対象に実施しているものです。2人は以下のコメントを寄せてくれました。

「様々な都道府県から来た高校生とコミュニケーションを取りつつ、日系企業を訪問したり、スラム街に行ったりするなど、タイの街並みや生活、企業をフィールドワークを通して学びました。最後には5日間で学んだことをひとりひとりプレゼンテーションし、発見からより深い学びにすることができました。」

津田塾大学ラーニングコモンズを見学しました 津田塾大学ラーニングコモンズを見学しました

7月24日(水)光塩のラコモンチーム(有志)で津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスのラーニングコモンズを訪れました。開放感あふれるエントランスすぐ脇に広がるラーニングコモンズのスペースは、キャンパスを利用する学生・教職員ならだれもが目にする場所にあり、ふと自然に足を止めたくなる場所になっていました。見学した日が夏休みに入ってすぐの時期だったため、大学生の姿を見ることは叶いませんでしたが、開放感あふれる綺麗なキャンパスに、光塩ラコモンチームも心を弾ませていました。光塩のラーニングコモンズは今夏に改装工事を予定しています。2学期以降、新生ラーニングコモンズをたくさんの生徒に使ってもらえるようにするためにどんな工夫ができるか、見学を通してさまざまなヒントを得ることが出来ました。

開放感あふれる津田塾大学ラーニングコモンズ

大学生が企業・自治体等と連携して作ったグッズについて質問しています。

図書館の自習スペース。春には満開の桜をそばで感じながら勉強できます。

図書館の本の展示の工夫やラインナップをチェック中。

マッセイ大学留学担当 クリスティーナさんのプレゼンテーション マッセイ大学留学担当 クリスティーナさんのプレゼンテーション

今年6月に光塩が協定を結んだマッセイ大学(ニュージーランド)から留学担当のクリスティーナさんが来校され、大学紹介のプレゼンテーションが行われました。内容はニュージーランドの首都や公用語から、生活費、マッセイ大学の学費や入学資格までもりだくさんで、クイズを交え(正解者にはプレゼントも!)、楽しく行われました。
マッセイ大学はパーマストンノース、ウェリントン、オークランド3つのキャンパスを持ち、5つの学部、約200もの専攻があります。特にマッセイ大学ならではといえるのが、獣医学科と航空学科で、たくさん女性パイロットも出ているそうです。
「楽しいことが好きな人は?」とクリスティーナさん。好きなクラブ活動を自分で立ち上げることもできます。寮の紹介では、明るい部屋の様子に生徒の歓声があがりました。
ニュージーランドでの就職の説明もありましたが、「ニュージーランドの大学を卒業しても必ずしもニュージーランドで就職しなくてはいけないわけではありません。世界中で仕事をする機会が得られます。大学はそういう機会を与える場です。」とクリスティーナさん。
自由参加の企画でしたが、ホールに集まった生徒は中1から高3まで100人以上。海外で学び、働くことを身近に感じる機会となりました。

ホールAには100人以上が集まりました

クリスティーナさんの楽しいプレゼンテーション

本校生徒がテコンドー強化指定選手に認定されました! 本校生徒がテコンドー強化指定選手に認定されました!

本校の中等科3年生の平岡 怜乃(ひらおか れの)さんが、全日本テコンドー協会が定める強化指定選手に認定され、日本代表として各種の国際大会に出場することが決まりました!

特別講座「国際NPOせいぼ」りそなホールディングス・吉本先生の特別授業 特別講座「国際NPOせいぼ」りそなホールディングス・吉本先生の特別授業

特別講座「国際NPO(せいぼ)の活動に参加してみよう!」ではりそなホールディングス・サステナビリティ推進室の吉本圭吾先生をお迎えし、2回にわたり特別授業を実施しました。

第1回は人権について。吉本先生は企業のCSR(企業の社会的責任)調達について、世界の具体例をたくさん交えてお話しになりました。食糧援助を上回る量のフードロスや大量に廃棄されるファストファッションの衣料。豊かさを求めたはずなのにどうしてこうなるのでしょう。劣悪な労働環境の労働者(現代奴隷)は4030万人に及び、近代以前の奴隷より多いそうです。

将来にわたって豊かさを維持するためには、企業は本来CSR調達をしなくてはいけないはずです。どうすれば、この考え方が広まるでしょうか?

第2回は環境について。地球温暖化は海面上昇のほかに何をもたらすでしょう?生態系への影響、気候難民、食糧の生産の不足、あたらしい南北問題や紛争…。今回も、教室ではロールプレイを取り入れたグループワークが行われました。有害物質を管理不十分な状況で使用し、環境汚染をしたことが発覚したとある貧しい国の工場。健康被害も出ています。それでは、この工場から仕入れている先進国の企業はどうするべきでしょう?再び、企業チーム(の生徒グループ)は知恵を絞り、「現地工場を買収します」と答えました。

貧しい国の工場や労働者、先進国の企業や消費者がお金の動きでつながる現在の世界の中で、どうすれば人権や環境を現実に合わせて守ってゆけるのか、生徒それぞれが真剣に考える授業となりました。授業が終わった後も吉本先生に熱心に質問をする生徒が並んでいました。

ユーモアを交えてお話される吉本先生

もし自分が当事者だったら?生徒は真剣に考えます

 

 

 

 

 

 

 

事前学習のロールプレイの記事(6月)はこちら