特別講座「国際NPOせいぼ」FTSL越久陽子さんの講演 特別講座「国際NPOせいぼ」FTSL越久陽子さんの講演

特別講座「国際NPOせいぼ」では、海外からの学生インターンや、第一線で活躍中の方が来校し、フェアトレードやSDGsの実践についてお話を伺う機会があります。
11月にはFTSL(フェアトレードショップリスト)の越久陽子さんが来てくださり、現在進んでいる、ウェブサイトを通じた78店舗におよぶフェアトレード企業の紹介・発信や、企業と消費者を有機的に結ぶイベント(特製フェアトレードパンの試食会も!)などの取り組みについてお話しくださいました。越久さんは、学生時代はインドでフィールドワークをしながら貧困問題について学び、学ぶことを越えてこの問題に迫りたいと試行錯誤し悩んだとき、知人からある美しい財布を贈られたのだそうです。金の刺繍が施されたその財布はフェアトレード商品だった…という出会いのエピソードに、生徒は聞き入っていました。インテリア関係の会社でフェアトレード商品を扱ったり、無駄の少ないエシカルウエディングの企業での勤務の経験をお持ちの越久さん。「働くこと」と「国際貢献」について、視野が広がる貴重な機会になりました。

フェアトレードショップリストの活動はさまざま

 

 

 

 

 

 

 

 

越久さんのキャリアについてのお話

特別講座「オルガンを弾こう」 特別講座「オルガンを弾こう」

水曜6時間目は自由選択のいろいろな特別講座があります。写真はそのひとつ、特別講座「オルガンを弾こう」のようすです。

オルガンといっても、メルセダリアンホール(講堂)の専用の部屋にある大きなオルガンです。このオルガンに触れ、ピアノとは違うタッチや音色を味わえる講座です。

この日は高校生二人がクリスマス会での演奏へ向けた練習中。ホール内にはバッハやクリスマスメドレーが響いていました。

そのほかの特別講座の紹介記事はこちら

連弾の練習中です!

 

 

 

 

 

 

 

写真の右上にオルガン室が見えています。メルセダリアンホール(講堂)内のようす。

 

 

 

 

 

日本女子大学科目等履修生の授業が始まりました! 日本女子大学科目等履修生の授業が始まりました!

2学期から、高大連携協定に基づき、高等科生(2・3年生)希望者対象の日本女子大学の講義(オンライン)が始まりました。受講した生徒からは、「『舞台芸術の歴史』ではシェイクスピアのハムレットなどの作品の背景について学びました。授業を踏まえたあらすじのレポートなどが課されますが、とても楽しいです。」「『歴史から見る現代世界』の授業では、たとえば中世ヨーロッパのペットの歴史などについて学びました。高校の教科書には載っていない事柄を研究者の観点から詳しく解説していただき、大学での学びが楽しみになる貴重な体験となりました。」との感想が寄せられました。

特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村美咲さんと『循環』(続) 特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村美咲さんと『循環』(続)

11月の特別講座「国際NPOせいぼ」に、再び、大村美咲さんが来てくださいました。大村さんは前回、おいしいコーヒーの淹れ方を教えてくださったあと、循環のお話をしてくださり「詳しくはまた今度」と続きを予告していました。
再び、「循環にはどんなイメージがありますか?」と大村さんの質問が教室に投げかけられます。リサイクル、円、還暦…みんな思いつくことを挙げてゆきます。葉が茂り、実がなり、やがて朽ちて土にかえる木の循環もあります。循環は「ひとまわりして元に帰りそれをくりかえすこと 」ですが、それだけではありません。イメージとしては、回りながら発展してゆくものです。
「では、マラウイコーヒーの生みだす循環とは何でしょう?」と大村さん。コーヒーの売り上げはマラウイの給食支援に使われます。では支援をうけた子供たちはその先どうなるでしょう。学校に通い、教育を受けて成長します。
「給食支援の周囲にも意識を向けながら販売できるとよいですね」という言葉に、生徒たちは、コーヒー販売の活動の先に思いを向けていました。

バリスタ・大村美咲さんの前回の授業はこちら

「循環」というとどんなイメージがありますか?と大村さん。

 

 

 

 

 

 

 

特別講座「国際NPOせいぼ」 バザーで436,400円を売り上げました 特別講座「国際NPOせいぼ」 バザーで436,400円を売り上げました

11月、特別講座「国際NPOせいぼ」では今年の親睦会(バザー)の振り返りが行われました。

今年の販売の総額はマラウイのコーヒー(粉、豆、光塩オリジナルのドリップバッグ、ホットコーヒー)の合計43,6400円でした。これはすべてマラウイの子供の給食支援のために使われます。

責任者の高2を中心に今回の親睦会の反省が行われました。「良かったのは皆で協力して働けた点。移動販売も大きな声で出来た」「でもホットコーヒーは並び列が分かりにくかったよね…」反省はしつつも、売り上げの目標達成に皆の顔は満足そうです。

親睦会での特別講座「国際NPOせいぼ」の活動の様子はこちら

ワンガヌイ市(ニュージーランド)との交流 ワンガヌイ市(ニュージーランド)との交流

10月、ワンガヌイ・ハイスクールの留学担当ナターシャさんとワンガヌイ市の国際交流担当レイチさん、ニュージーランド大使館エデュケーション・ニュージーランドの紺谷さんが来校されました。ワンガヌイはニュージーランドの首都ウェリントンから車で2時間半のところに位置し、美しい自然とマオリ文化が息づく都市です。市には5つの高校がありますが、ニュージーランド政府の方針もあり、いずれも国際交流に力を入れています。ナターシャさんは流ちょうな日本語で、ワンガヌイ・ハイスクールは多くの留学生を送り出すと同時に、一度に数十人を受け入れており、日本人もたくさんいることを話されました。実は、カトリック校のカリネイン・カレッジとワンガヌイ・ガールズ・カレッジの方の訪問も予定されていましたが、残念ながら飛行機の欠航のため、この日は叶いませんでした。なごやかな懇談のあと、ナターシャさんとレイチさんは校内を見学され、光塩の理科室の設備に感心されたり、黒板を懐かしがったり(ニュージーランドはホワイトボードが中心だそうです)されていました。ワンガヌイ市からのご訪問は、光塩とニュージーランドとの交流が深まる機会となりました。

マッセイ大学(ニュージーランド)のプレゼンテーションの記事はこちら

特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村さんと『循環』 特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村さんと『循環』

バザーでのコーヒー販売を前に、特別講座「国際NPOせいぼ」では、「どうやって宣伝しよう?」「ミルクや砂糖は用意する?」と生徒がアイディアを練る時間が続いています。ところが今日は、教室の真ん中にマラウイの布をかけたカフェコーナーが出現。バリスタのご経験が長い大村美咲さんが美味しいコーヒーの淹れ方を説明しながら実演してくださいました。「やってみたい!」とお湯の入ったポットを受け取って生徒も体験し、教室はマラウイコーヒーの良い香りが漂いました。みんな、バザーでのコーヒー販売の自信がついたようです。授業の最後に、大村さんは「循環って大切なんですよ。NPOせいぼの活動も、人の体の働きも…でも詳しくはまた今度」と締めくくりました。循環について思いを巡らしつつ、バザーへ向け、準備が進みます、

これまでの特別講座「国際NPOせいぼ」の記事はこちら

美味しいコーヒーの淹れ方を実演される大村さん

 

 

特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問 特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問

11月の親睦会でのコーヒー販売を前に、特別講座「国際NPOせいぼ」の生徒が2名、高円寺教会を訪問しました。日曜日のミサの最後に、2人は聖堂の前に進み出て、次のように活動を報告しました。「本日はこのような機会をいただき、ありがとうございます。私たちは光塩女子学院でNPOせいぼの活動に参加し、アフリカ南東に位置するマラウイに住む子供たちを支援する活動の一環でチャリティコーヒーの販売活動を計画し、光塩女子学院の行事である親睦会で販売しています。少しでもこのチャリティコーヒーのことを知っていただきたいと思い、今日は高円寺教会にお邪魔させていただきました。とてもおいしいコーヒーなのでぜひ、お買い求めいただけると嬉しいです。」

このあと、教会の庭でマラウイコーヒーの販売をしましたが、教会の方が次々に買い求め、あっという間に用意したドリップパックとコーヒー豆は完売。「早かった!」と2人とも驚いていました。
ちなみに、光塩と同様に、高円寺教会でもバザーの準備中です。教会のバザーは11月17日で、こちらでもマラウイコーヒー販売の予定があるそうです。

これまでの特別講座「国際NPOせいぼ」の活動の記事はこちら

高円寺教会の庭にテーブルを出して、マラウイコーヒーの販売中です

右はNPOせいぼのスタッフ、ニコルさん

 

数理工学コンテストで受賞した生徒が杉並保健所の方にお話をうかがいました 数理工学コンテストで受賞した生徒が杉並保健所の方にお話をうかがいました

杉並区の夜間使用できるAEDについてまとめたレポートを作成し、武蔵野大学数理工学コンテストでジュニア奨励賞を受賞した高1の生徒が、杉並保健所健康推進課のご担当の方にお話を伺いに参りました。現状について資料からお話を伺い、また、希望しているアイディアなども伝えることができました。知識が深まり考えも広がった貴重な時間を頂けました。

 

今日の自習室 今日の自習室

中間テストを前に放課後の自習室が盛況です。ホールの座席がずいぶん埋まり、シンとした中、それぞれがテキストに取り組んだり、デバイスで何かを調べたり…。見守り担当の卒業生が来ると、さっそく質問する生徒も。この真剣な学習が、結果につながりますように!

こちらは通常パターン。テスト前は開室日が増えます

 

 

見守りの卒業生に質問中です!