東大女子母校訪問 東大女子母校訪問

毎年恒例の企画、東大女子母校訪問。東京大学に進学した卒業生3名が高等科生に向けて大学生活について話に来てくださいました。

まずは卒業生が用意した東大○×クイズ。赤門は誰でも通れる?授業で話す言葉が難解すぎて学生たちから「教授語-日本語辞典」を作られた先生がいる?枕投げ、囲碁、盆踊りをする授業がある?正解者には東大グッズが進呈され、会場は盛り上がります。

実際の時間割やゼミ、部活、アルバイトなどリアルな大学生活の様子を、写真を交えて話して下さり、みな興味津々。後半は高校時代の勉強方法について…生徒たちは熱心にメモを取ります。高1から高3までの勉強計画や科目ごとのおすすめ勉強法から、落ち込んだ時の元気の出し方まで、俯瞰的な視点からアドバイスをいただきました。

「高等科での学習は大学進学後も役に立ちます。論文は英語で書かれますし、理科の原理原則は科学の面白さにつながり、数学は論理的な思考・表現に役立ちます。自分の話を他者に簡潔にわかりやすく伝えるためには国語力は必須です。」という卒業生からのメッセージを、生徒たちは深く受け止めていた様子でした。

会の終了後も個別の質問・相談、さらに教員との懇談と、楽しいひと時を分かち合いました。

クイズ優秀者には東大グッズを進呈

個別の質疑応答にも丁寧に答えてくれました

原口るみ先生特別授業~高2教養演習~ 原口るみ先生特別授業~高2教養演習~

10月、高2の教養演習の授業では、2週に渡り、本校の卒業生で、東京学芸大学教職大学院、准教授の 原口るみ先生による講演会を実施しました。「主を畏れることは智恵の初め」というテーマでのお話に、皆熱心に耳を傾けていました。1週目は主に地震や津波のメカニズム関する学びを深め、防災意識を高めました。防災グッズは各人によって必要とするものが変わります。緊急時、持っておきたいものをまとめた防災ポーチを作って持ち歩こう、という先生の呼びかけに、生徒は各々考えを巡らせていました。2週目は、東日本大震災の話から発展して、原子力発電のメカニズムに関する学びを深めました。地震などが起こった際には、デマにも注意が必要です。現代は、生成AIによって誰もが簡単にフェイク画像を作ることのできる時代になりつつあります。原口先生は生徒に「流言は智者に止まる(根拠がない情報に接してもそこでストップすることのできる智者になろう)」と伝えてくださいました。さらに、原子力発電を推進する上で起こるベネフィットとリスクを、実際のニュース映像や動画を見ながら順を追って紐解き、講演の最後には原子力発電所の推進に関する賛否を生徒はそれぞれアウトプットし、振り返りシートに書き留めました。

中1キャリア教育講演会 中1キャリア教育講演会

中1は、キャリア教育の一環として、6名の保護者の方をお招きして、講演会を開催しました。

さまざまな職種の方が、スライドを使って中学校時代をどのように過ごし、それが現在のお仕事にどのように繋がっているのかを話してくださいました。また、お仕事のやりがい、喜び、苦労された体験などを、熱意をこめて語ってくださいました。

生徒たちは真剣にメモを取りながらお話を伺い、保護者の方へ感謝の言葉を綴っていました。

これまで知らなかった職業について知るとともに、社会についての視野を広げることもできた有意義な1時間でした。

将来の進路・自身のキャリア形成を考えていく上で、この講演会が指針になればと思います。

 

保護者のお話に耳を傾ける生徒たち

真剣にメモを取る様子

 

 

 

中2 藤嶋昭先生講演会~科学を楽しく~ 中2 藤嶋昭先生講演会~科学を楽しく~

中2は総合の時間に、東京理科大学第9代学長で、現在は栄誉教授でいらっしゃる藤嶋昭先生をお招きし、講演会を実施しました。

身近な自然現象についてのお話や、先生ご自身が発見された光触媒について、その仕組みや実用例についても詳しく説明してくださいました。

また、6名の科学者の偉大な功績の紹介の中で、本を読むことの大切さを生徒たちに伝えてくださいました。

科学の面白さをかみ砕いて分かりやすくお話してくださり、質疑応答でもたくさんの質問が出ました。

高1総合 卒業生講演会 高1総合 卒業生講演会

10月初旬、高1は卒業生講演会を開催しました。講演に来てくださったのは、本校を71回生で卒業された、現在「日東紅茶」ブランドを展開する三井農林株式会社にお勤めの干川(幸地)里実さんです。講演会は終始、和やかで笑いに満ちた時間となりました。干川さんは光塩生時代、成績が振るわなかった際に自分の心とどう向き合っていたかなど、ありのままに打ち明けてくださり、思い出の一つ一つが生徒の心に大きく響いたようでした。高校生の時、国語科の担任に「コピーライターが向いているかもしれないね」とかけてもらった一言がきっかけで、干川さんは大学卒業後に広告会社へ就職する夢をかなえます。しかし、広告のお仕事を続けるうち、モノづくりにかける職人さんの情熱に触れ、「もっと日本のモノづくりにかける人々の想いを世の中に伝えたい」と奮起し、日本の伝統工芸品や食品を扱うセレクトショップに転職されました。その後、ライフスタイルの変化から、広報としてのキャリアを途絶えさせることなく、家族との関わりを大切にすることを決意し、二度目の転職を経て現職へと就かれました。それら、どのエピソードにも端々に干川さんの芯の強さが感じられ、講演後は生徒たちの質問の手が止まりませんでした。「すべての選択に意味があるから、今の自分を精一杯生きて頑張って!」という干川さんの言葉に背中を押され、高1は残りの高校生活も頑張ります!

干川(幸地)里実さん

生徒は広報のお仕事の幅広さに驚いていました

 

 

 

 

 

 

 

日東紅茶さんの商品はすでに多くの生徒が日常的に親しんでいました

中1茶道教室 中1茶道教室

中1は、総合の時間を利用して茶道教室を実施しました。

普段、茶道部をご指導くださっている先生を中心に12名の先生方が来校され、茶の湯の手ほどきをしてくださいました。

生徒たちは3グループに分かれて、茶の湯の歴史や精神を学び、茶席を見学し、お点前を実体験しました。

初めてお茶を点てる体験をした生徒も多く、細かな泡を立てるのに苦労していましたが、口々に「おいしい」と言いながら、自分が点てたお茶を感慨深げに味わっていました。

先生方へご挨拶

茶の湯の歴史を学ぶ

茶席の見学

お点前の説明を伺う生徒たち

お茶を点てる体験

自分で点てたお茶を味わう様子

 

 

中2 キャリア教育 -16歳の仕事塾- 中2 キャリア教育 -16歳の仕事塾-

中2は、総合の時間にキャリア教育支援 NPO法人 16歳の仕事塾から講師の先生を 5 名お招きし、お話をうかがいました。

生徒たちは自分で希望した 2 名の方のお話をお聞きすることができました。

職業内容のお話しはもちろん、先生方が中高時代にどのように過ごされ、どのようなきっかけでその職業に就かれたかについてもお話ししてくださり、生徒たちは興味深く聞き入っていました。

社会で活躍している方のお話を聞く中で、中学2年生のいま、自分が何をしたら良いのか、何が出来るのかを考える契機となりました。

JERA川崎火力発電所見学会 JERA川崎火力発電所見学会

8月20日、JERA 川崎火力発電所の見学会が行われ、中高の希望者が参加しました。

午前中は、発電所の内部の様子を社員の方の生中継で見学し、発電の仕組みや、昼も夜も一日中、電気を安定して供給するために、電力の需要に合わせて発電量を調節しているという説明を聞きました。

午後には、若手社員の方から、進路選択や仕事についてのリアルなお話を聞くことができました。

グループごとに若手社員と直接お話しながら感想を共有し、学年を超えて、また他校からの参加者と交流しました。

最後は、バス内から発電所の敷地内の設備を見学しました。

普段は見られない火力発電所の中を見学することができ、JERAで働く人たちの仕事について知り、イメージがわいて学びの多い1日になりました。

ものづくり選手権 ものづくり選手権

8月末、毎年恒例のものづくり選手権が開催されました。

今年のテーマは「紙を使って丈夫な橋を架ける」。

中2〜高3の計9チームが参加しました。

紙を筒状や紐状にしたり、三角や蛇腹に折ったりと、思い思いの方法で橋をつくりました。

完成した橋の長さと、橋に載せられるおもりの重さの測定タイムは、大いに盛り上がりました。

高1総合 日経ビジネス講演会 高1総合 日経ビジネス講演会

7月2日(水)、高1は総合の時間に、日経BPマーケティングの川合夕里加さまをお招きし、講演会を実施しました。「日経ビジネス~ちょっと先の未来を考えてみよう~」というテーマのもと、川合さまは日経ビジネスで過去に紹介された「空飛ぶ車」の写真やAI採用面接の話題に触れ、今私たちにとって当たり前だと思っているものが20年後の未来には変わることを示されました。また、人間とロボットの協働が進んでいく未来に、私たちはどのような生活をしているのかを予想するグループワークも行いました。これらの予想は、正確な信頼できる情報をもって、初めて未来につながるものです。講演会の後に書かれた生徒の感想からは、生徒たちがそれぞれ幅広くアンテナを張って世の中のニュースに目を向ける大切さを実感するとともに、自分の興味関心がどこにあるのかを探るヒントを得た様子が見受けられました。