特別講座「国際NPOせいぼ」CSR調達とロールプレイ 特別講座「国際NPOせいぼ」CSR調達とロールプレイ

ここはアジアのとある国の工場。日本向けの製品を製造しています。ところが、子供が工場に出入りをしています。調査の結果、児童労働が行われていたことが分かりました。さあ、あなたはどうしますか?

…こんな設定のもと、特別講座「国際NPOの活動に参加してみよう!」では、上級生が進行役となり、ロールプレイが行われました。生徒たちは現地のアジアの企業や、地元のコミュニティ、A社(日本の会社)、A社の株主、日本の消費者などの役に分かれ、それぞれどう行動するかグループで話し合いました。会見に追い込まれた(という設定の)A社の出した方針は「会見では、事実を知らずに取引をしていたと述べて謝罪。現地の子供が学校に行けるよう給食支援を行う。現地工場の作業効率化と賃金向上を図る」でした。

実はこれは、CSR(企業の社会的責任)調達の事前学習です。来週の、りそなホールディングス・吉本先生の特別講座のために、進行役の高3生徒が資料を工夫して準備しました。児童労働を漠然と「良くないこと」ととらえるだけでなく、立場を変えて考えることで、その背景や、児童労働を減らすために企業・消費者の果たすべき役割が自分ごととして見えてきた講座になりました。

進行役の生徒による説明

「企業が会見に追い込まれた」という設定を説明します

 

 

 

 

 

 

 

 

特別講座「国際NPOの活動に参加してみよう!」5月の記事はこちら

生活委員会「全力週間」 生活委員会「全力週間」

生活委員会では、学期ごとに「~週間」を行って学校生活の向上を図っていますが、今学期は、生活委員会に所属する各部がそれぞれの活動に全力で取り組む「全力週間」を実施しました。

生活委員会の役員は、生活委員会を知ってもらうための動画を全力で作成。生活委員会の取り組みをクイズにしました。また、「全力週間」の文字が入った腕章を終日つけるなど、「全力」で委員会活動をアピールしていました。

また、朝礼時と昼休みに放送を流して各部の活動を紹介したり、校内の至る所に各部の部長・副部長が描いたポスターを掲示して積極的にアピールしたりしました。これまで「生活委員会」の活動になじみがなかった方々にも、十二分にアピールできたのではないでしょうか。

全力週間

 

ラコモン出張文庫 パワーアップして拡大中です! ラコモン出張文庫 パワーアップして拡大中です!

ラーニング・コモンズは今夏に改装を予定しています。有志生徒のラーニング・コモンズチーム(略してラコモンチーム)は、改装前の最後の施策として、POP付きの出張文庫を中等科1F~3Fの3フロアに拡大して展示しました。ここで展示した本はすべて、ラーニング・コモンズで、チームのメンバーがそれぞれ思い思いに選んだものです。

さらに、高等科3年生のフロアでは、教育実習生の協力により、論理国語で勉強中の医療・生命倫理をテーマにした出張文庫を開設しました。ここでも実習生によるアイディア満載のPOPがそれぞれの本の魅力を引き立てています。 

POPにはその本を選んだみんなの想いが詰まっています。メンバーと実習生の想いが光塩生に届きますように。この夏、かけがえのない1冊に出会おう!

中3フロア

中2フロア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中1フロア

高3フロアのポスター

 

 

 

 

 

 

 

 

高3フロア

 

 

 

 

 

 

 

 

ルルド・ヒル・カレッジのクーニー先生が来校されました ルルド・ヒル・カレッジのクーニー先生が来校されました

毎年、高校生の希望者が短期研修・ターム留学で学んでいるルルド・ヒル・カレッジ(オーストラリア、ブリスベン)の国際交流担当・クーニ―先生が光塩を訪問されました。先生の来校を知って、以前にターム留学で学んだ卒業生もかけつけ、校長・教頭といっしょに校舎をご案内しながら和やかなひと時を過ごしました。クーニー先生は、最近の学校の様子や留学生をさかんに受け入れている状況について、流ちょうな日本語でお話しになりました。お昼休みには、これまでお世話になった生徒たちが先生を囲み、ルルド・ヒル・カレッジを懐かしく思い出しながら記念撮影をしました。

クーニー先生を囲んで

マッチ先生が贈る今月の一句ー6月 マッチ先生が贈る今月の一句ー6月

「紫陽花に宿りし雨滴いとおしむ」

関東地方もついに梅雨入りしました。連日の日照りに、心なしかくすんで見えていた紫陽花が、急に生き生きしてきました。各地で紫陽花祭りが開催されているようです。

さて、皆さんは「雨滴」すなわち「雨のしずく」に目を留めることがありますか。私はある時から「雨滴」に目を留めるようになりました。それは、五木寛之さんの書かれた随筆『大河の一滴』を読んでからです。読後、しばらくは感動のあまり言葉が出ませんでした。そこに書かれていたのは、私たち人間一人一人が「大河の一滴」だということ。水は「一滴」では「大河」を成すことはできませんが、たくさん集まれば大きな河を成すことができる、そう考えると「一滴」だって無駄な存在ではないということ。それを教えてくれたのが、この作品でした。

紫陽花に必死でしがみついている雨滴を見ていて、その存在がいとおしくてならないのです。

特別講座~洋書を読もう~ 特別講座~洋書を読もう~

水曜6時間目には様々な自由参加の特別講座が行われています。「洋書を読もう」という授業をご紹介します。

①辞書は使わず、日本語に訳さずに英語のまま理解しましょう。②わからないところは飛ばし、わかるところをつなげて理解しましょう。③つまらないと感じたらその本を読むのはやめ次の本を読みましょう。このようなルールで図書館にあるたくさんの洋書を各自のペースで読み進めていきます。どんな本を何ページ読んだかの記録を取り、1年間にかなりの冊数を読む生徒もいます。Oxford Reading Tree Seriesのようにどんどんレベルアップしていくものをはじめとして、Penguin Graded Readers、 Wolf Hill Series, Harry Potter(ハリーポッター)、Hungry Caterpillar (はらぺこあおむしの絵本)などの日本語でもお馴染みの絵本の英語版、ディズニー関連のものや英語の図鑑などバラエティーに富んだ洋書をそろえています。何年間もこの授業を受講している生徒もいます。こうして英語を英語のまま理解したり、単語がわからなくても推測する力、速読力を養っていくことができます。お気に入りの洋書を紹介したポップや紹介文も作っています。

生徒作成 「不思議の国のアリス」などのポップ(紹介文)

TOKYO GIRLS SCHOOL FESTA で生徒が発表・質問対応を行いました TOKYO GIRLS SCHOOL FESTA で生徒が発表・質問対応を行いました

6月9日(日)TOKYO GIRLS SCHOOL FESTA に本校も参加しました。中3・高1・高2の生徒が自分たちで作ったスライドを使って学校紹介の発表を行い、個別相談ブースでは質問対応を行いました。写真は質問対応の様子です。初めは少し緊張気味でしたが、相談ブースに来てくださった方に少しでも光塩のことを知ってもらいたいと、心をこめて丁寧に応対し、教室は終始和やかな雰囲気に包まれていました。

中3 和田堀公園へ徒歩避難訓練を実施しました 中3 和田堀公園へ徒歩避難訓練を実施しました

中3は総合的な学習の時間に、広域避難場所である和田堀公園へ徒歩避難訓練を実施しました。

生徒たちは、学校から和田堀公園を通って方南町駅までの道のりを約1時間かけて歩き、経路の確認をしました。

強い日差しの中、「ここは塀が危ないね」「この分岐点は間違えそうだ」など意見を交わしながら災害について考える機会となりました。

中1 朝読書をはじめました 中1 朝読書をはじめました

中1は、週に1度、朝礼の時間に朝読書をはじめました。

生徒は、紙の本を持ってくるも良し、自分のデバイスを使ってジャパンナレッジSchoolから読みたい本を探して読むも良し。

一人一人、集中して本を読みふけていました。

ALTによる特別講座~体を動かして英語を学ぼう!~  ALTによる特別講座~体を動かして英語を学ぼう!~ 

水曜6時間目にALT(外国語指導助手)による何種類かの特別講座が行われています。その中の“Learning English through Arts and Crafts”という授業をご紹介します。日本文化が大好きで、絵や工作もお得意なジェマ先生(スコットランド出身)とメリッサ先生(カナダ出身)が楽しい雰囲気で進めてくれる人気の授業です。実際に手を動かして工作をすることを通して英語を身に着けていきます。今週からたくさんの中1の生徒も参加したので、まずはウォームアップとしてゲームを行いました。“Commander”という命令ゲームで、もちろん英語で命令されます。一番動きが遅かった人が紙に書かれた次の指令を出します。“Hop on one foot!”     “Go to the window! ”   “Touch something yellow!”  などの指令を聞いて、みんな元気に動きまわっていました。体全体を使って、多くの英語の語彙を覚えていきます。他の英語特別講座のご紹介もお楽しみに!