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2015年9月 茶道教室 2015年9月 茶道教室
裏千家の先生をお招きし、中1を対象とした茶道教室を開きました。茶道を初めて体験するという生徒が多く、この日を心待ちにしていたようです。先生には茶道における相手をもてなす心の大切さを教えていただいた後、二人ずつペアになり、お互いお茶を点てました。また、挨拶の仕方など日常生活に通じる作法を学ぶことができ、皆有意義な時間を過ごしました。
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相手のために心をこめてお茶を点てます
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真・行・草のお辞儀の仕方も学びました
裏千家の先生をお招きし、中1を対象とした茶道教室を開きました。茶道を初めて体験するという生徒が多く、この日を心待ちにしていたようです。先生には茶道における相手をもてなす心の大切さを教えていただいた後、二人ずつペアになり、お互いお茶を点てました。また、挨拶の仕方など日常生活に通じる作法を学ぶことができ、皆有意義な時間を過ごしました。
相手のために心をこめてお茶を点てます
真・行・草のお辞儀の仕方も学びました
練習の成果が結実する体育祭が、所沢市民体育館にて開催されました。1学期から少しずつ準備をして臨み、円滑に進めることができました。1号館改築工事のために校庭が使えないなど練習場所が制限されていましたが、皆が場所を譲り合い、2週間余りという短い時間を有効に活用して、最高レベルにまで高めた団結力を見せてくれました。
体育祭の締めくくりは、PX(パックスクリスティ)―光塩の伝統的な人文字です。高等科生全員がキリストの平和を祈りながらPXの人文字を描きました。
玉入れ
むかでリレー
大玉運び
綱取り合戦
1200mリレー
PX
各学年が特に力を入れているのは、応援合戦です。元気な声と振り付け、それぞれの学年色を基調とした手作りの衣装や団幕、そしてオリジナルの歌詞にこめた体育祭への思い。全てがひとつとなって会場全体を魅了しました。
高1の学年色は緑
高2の学年色は青
高3の学年色は白
中1の学年色は赤
中2の学年色はピンク
中3の学年色は黄色
対抗競技
優勝 高等科3年 準優勝 高等科2年 第3位 中等科3年
応援合戦
優勝 高等科3年 優勝 高等科2年 準優勝 高等科1年
中1は2泊3日、中2と高1は3泊4日で、それぞれ長野県の四阿高原にある光塩女子学院四阿山荘へと出かけました。
中1のメインイベントは、中四阿山登山。本格的な登山は初めてという生徒も多いため、初日には、山荘から片道1時間ほど足慣らしに出かけます。2日目の登山は皆明るい表情で出発。途中、苦しくなることもありましたが、周りの友人と励ましあいながら、協力して登ることができました。初日は、気がねしながら話していた生徒も、登山の後は楽しそうに談笑している姿が見られました。その晩のキャンプファイヤーでは、班ごとの出し物を通して、さらに友情を深めあうことができたようです。
中2は、菅平牧場までの道々、やまぼうし自然学校のインストラクターに指導していただきながら、さまざまな動植物についての知識を身につけるネイチャートレイルに挑戦。普段目にすることのない植物や昆虫に興味津々の生徒たちは、インストラクターのクイズに答えるだけでなく自主的に質問もして、菅平の自然への理解と関心を深めました。初めての飯盒炊爨は、限られた食材を上手に利用しながら、皆で協力して作り、おいしそうに食べていました。山荘委員の企画したレクリエーションは大好評で、とても楽しかったとの感想が多く聞かれました。山荘生活を通して学び得た、集団生活に欠かせない他者への心配りなどを2学期以降の学校生活においても忘れずに過ごしてほしいと思います。
高1は、いよいよ標高2354mの四阿山山頂への登山にチャレンジ。A・B班ともに山頂まで登ることができましたが、特にA班では晴天に恵まれ、北アルプスの山々をはっきり目にすることができ、生徒たちは非常に感動していました。登山中、お互いに励まし合いながら明るく登っている姿が多く見られ、登山を通して仲間との友情も一段と深まったようです。飯盒炊爨では各班で工夫を凝らし、協力して調理していたのが印象的でした。また、自分たちで企画したレクリエーションにも創意工夫があふれており、さすが高校生と感じられる山荘生活でした。2学期以降もこの明るさと団結力で様々な行事に取り組んでいってくれるでしょう。
7月19日(日)、オープンスクールを開催しました。三連休の中日でしたが、300人以上の来校者をお迎えし、クラブ体験、理科の体験授業、校内ミニツアー、生徒によるミニ説明会が行われました。校内ミニツアーでは生徒が案内役を務め、校内施設やクラブ活動を積極的に紹介、来校者の方からの質問にも一生懸命答えていました。寸劇体験ができる演劇部、人工イクラ作りなどが体験できる化学部に大勢の人が集まっていました。また光塩祭で好評だった生徒の手作りゲームのコーナーも設けられ、輪ゴムを使った射的・ペットボトルを利用して作ったボウリングなど、ここにも生徒の創意工夫が存分に活かされていました。このオープンスクールを通して、楽しみながら光塩と光塩生の素顔を知っていただけたことと思います。ご来場ありがとうございました。
手作りのゲームコーナー
ボウリングゲーム
校内ミニツアー
実行委員会による学校説明
6月中旬の一週間、生活委員会主催のGood Manners週間が実施されました。Good Manners週間というのは、その年の学校目標にちなんだテーマを決めて、学校生活の中で身だしなみや挨拶を励行する週間のことです。今回は「ごきげんよう」がテーマでした。週間には、生活委員会のメンバーが校門に立って挨拶したり、放送を入れて週間への意識を喚起します。教室内外のポスター、のれん、ビニールテープによる装飾等、今回もさまざまな工夫が凝らされました。生活委員長の挨拶文(抜粋)とともにご紹介します。
「ごきげんよう」とは、その言葉の通り、相手の健康を祝い、また、それを願う挨拶です。
誰かとすれ違ったその一瞬で、相手を思いやる気持ちを伝えられるとは、素敵な言葉だと思いませんか。
今年度の学校目標は、「かかわりの中で生きる」です。私達は、毎日の生活で、人とかかわりをもち、相手と気持ちを共有することを通して、相手を思いやることができます。そして、相手を思いやることで、自分の周りにいる人々の心を明るく照らしていき、それは、「人のために喜んで生きる」という、光塩生が目指す行き方に繋がっていくと思うのです。 (M.F)
校舎建て替えをしています!
1号館(高等科校舎)建て替えのために、5月初旬、高等科各学年の教室や職員室が仮設校舎に引っ越しました。新校舎は、現在中等科生が生活している2号館のように、中央に吹き抜けのある建物をイメージしており、移動の便を図ることはもとより、学年全体が交流できる空間を作ることも目指します。今の社会のニーズに合った無線LANの導入により、全校舎でのICT教育の環境が整います。高等科教室はⅠ期工事(~2016年9月)で、その他の部分はⅡ期工事(~2017年末)で完成する予定です。
新校舎イメージ
旧高等科教室解体中
1号館校庭の仮設校舎
仮設校舎でのお昼休みのパン販売
中1:自然暮らし体験村 森と湖の楽園
雲一つない晴天のもと、中1は、河口湖にほど近い「自然暮らし体験村森と湖の楽園」へ出かけました。入学からひと月経ち、初めての団体行動の機会でした。バスに揺られた2時間、歌、しりとりなどで、楽しいひと時を過ごすことができたようです。現地に着いてからは、頭をよく使い、班員で協力し合ってアドベンチャーゲームに取り組みました。地図と首っ引きで自然豊かな森を駆け回る体験を通して、「自然と触れ合う」「親睦を深める」といった大切なことを学んだ一日でした。
森と湖の楽園に到着
ヒントをもとに正解の木を探します
みんなで集まってお弁当
中2:さがみ湖プレジャーフォレスト
中2は、さがみ湖プレジャーフォレストへ出かけました。ワイルドクッキングガーデンでのメニューは、ダッチオーブンで焼いたもっちりふわふわのパンとお肉たっぷりのビーフシチュー。炭の火を起こし、パンは粉をこねるところから作ったためか、より一層美味しく食べられたようです。中2の生徒たちはこの遠足を通して、手作りすることの大切さ、友だちと協力し合うことの大切さを学んだと話していました。クラス替えから約1カ月、クラスメイトとの交流を深めることができました。
班員で協力してビーフシチュー作り
パンはダッチオーブンで焼き上げます
サラダを添えてお昼ごはんの完成です
1号館校舎建て替え前最後の光塩祭が開催され、2000人を越す来校者をお迎えしました。 『Roots』をテーマとして、各クラブが一年間取り組んできた活動の成果が発表されました。このテーマ で寄せられたポスターコンクール作品・川柳の審査も行われました。今年からは、ゆるキャラコンテストも実施され、光塩をイメージした愛らしいゆるキャラが生まれました。
第44回光塩祭プログラム表紙
光塩祭実行委員長(高等科3年 K.I.)のテーマ発表の文より(抜粋)
今年度の光塩祭のテーマは“Roots”。「植物の根っこ」「根源」そして、「故郷」「ふるさと」という意味です。
大人になるということは、植物にとっては花を咲かせるということです。自分の持ち得る全ての力を尽くして、艶やかな色味が美しく照り映える花を咲かせるのです。大人になった時、私達を輝かせてくれるのは、今私達が培っている光塩の精神なのだと思います。大人になっても、光塩の精神は私達の心の中で生き続け、私達という人間に魅力を与えてくれるのです。
ポスターコンクール
第1位 中等科2年
M.N. & T.Y.
第2位 中等科2年
M.S. & K.T.
第3位 高等科3年
T.K. & A.K.
川柳大会
竹田光柳先生選
天位(1位) 高等科3年 Y.N.「物事の根源すべてイデアかな」
地位(2位) 中等科3年 M.T.「光塩のマドレ精神受け継がれ」
人位(3位) 中等科2年 H.W.「人はみな同じ神から生まれてる」
川柳大会 投票による1位
高等科3年 Y.W.「それぞれの根がからまって今が咲く」
ゆるキャラコンテスト
第1位 高等科3年 K.I. 「シスターソルト」
当日の様子
全校を挙げて光塩祭に精一杯力を注ぎました。
雨天にもかかわらず、多くの保護者の方にご臨席いただき、2015年度入学式が行われました。まず新入生一人一人の氏名が読み上げられ、校長より入学許可宣言が出されました。その後、中等科、高等科各々の代表が入学に際しての宣誓を行い、高等科1年の代表が校名の由来である聖書のマタイ福音書5章13節~16節を朗読しました。校長式辞では、「光塩」という校名が人間のあるべき姿を示しており、私達はみな、「光」として「塩」として、偉大な使命を与えられていることが強調されました。また、ありのままでかけがえのない存在である自分を信じ、誇りをもって学校生活を送ってほしいとの激励の言葉がありました。
入学式の翌日、2015年度第1学期始業ミサと始業式が行われました。始業ミサでは、初めて参加する中一のためにミサについて神父様がわかりやすく説明してくださいました。また校名の由来についてのお話もありました。始業式では、校長から今年度の目標「かかわりの中で生きる」と学期ごとの標語-1学期は「ごきげんよう」、2学期は「自分を信じる」、3学期は「もう一人の友とともに生きる」が紹介されました。その話の中で、私たちが助けを必要としているもう一人の友に目を向け、その人々の幸せのために生きることこそが「光と塩」の生き方であることが示されました。生徒たちは真剣に話を聞き、目標実践への決意を新たにしている様子がうかがえました。