オープンスクール オープンスクール
夏空のもと、オープンスクールが開催されました。在校生による校内ツアーでクラブ活動の様子を見学しつつ、光塩生を知ることのできる催しです。地下ホールでは、生徒によるミニ説明会があり、アンサンブル部や合唱部の発表にも多くの方に参加していただきました。実験室では、理科体験授業が「ものの落下する時間をつかまえよう」というテーマで行われ、化学部や生物部の体験コーナーも盛況でした。これを機に光塩女子学院に関心を持っていただけたましたら幸いです。
夏空のもと、オープンスクールが開催されました。在校生による校内ツアーでクラブ活動の様子を見学しつつ、光塩生を知ることのできる催しです。地下ホールでは、生徒によるミニ説明会があり、アンサンブル部や合唱部の発表にも多くの方に参加していただきました。実験室では、理科体験授業が「ものの落下する時間をつかまえよう」というテーマで行われ、化学部や生物部の体験コーナーも盛況でした。これを機に光塩女子学院に関心を持っていただけたましたら幸いです。
6月中旬の一週間、生活委員会主催のGood Manners 週間が実施されました。すなわち、学校生活の中での身だしなみや挨拶をはじめGood Mannersを励行する週間です。今回のテーマは「元気にあいさつ」。生活委員会のメンバーが校門に立って登校してくる生徒に挨拶。朝終礼の放送で週間への意識を喚起します。各教室の前方の壁に「元気にあいさつ」の文字が掲げられ、廊下や階段には標語や切り絵・文字の装飾、昇降口にはビニールテープによる装飾が施されるなど、さまざまな工夫が凝らされました。生活委員会のメンバーが作った標語と写真のいくつかをご紹介します。
つないでく人と人とをあいさつで
挨拶で大きく広がる笑顔の輪
挨拶でみんなの笑顔の花が咲く
あいさつは心と心をつなぐ橋
高等科3年生では総合の時間に、秋の親睦会で販売するこけしを作成しました。光塩の制服を着たこけしに加え、この春まで所属していたクラブのユニフォームや舞台衣装を着たこけし、シスターこけしなどを自分たちでデザインします。どのようにすれば可愛らしいこけしができるか考えながら、真剣に取り組みました。丁寧に色を塗り終えたこけしは、ラッカーをかけて装飾し、親睦会高3学年コーナーで販売いたします。
中2の生徒が総合の時間に、キャリア教育の一環として、マスコミや医療関係など様々な分野で活躍されている5名の女性講師をお招きし、お話をうかがいました。
いつも明るくにぎやかな中2の生徒たちが、静かに熱心に聞き入っていました。
まだ将来の夢が具体的に定まっていない生徒が多い中、新しく職業を知ることで職業の選択肢が広がるきっかけになればと思っています。
高等科1年生の総合学習では、主権者教育の一環として、読売新聞教育ネットワーク事務局専門委員鈴木美潮氏をお招きして、出前授業をしていただきました。
政治部記者のご経験もある鈴木氏から、新聞の読み方、記者の仕事、取材の仕方など貴重なお話をうかがいました。
身近な話題から始まり、難民問題、フェイクニュースなど深く考えさせられる要素もふんだんに盛り込まれ、さらには有権者となった際に決断するうえで見極めるべきポイントについても具体的で明快なご説明に、熱心にメモを取る生徒が多く見られました。最後の質疑応答では生徒から多数の質問が出て会場は活気に満ちていました。
光塩では中2から高3まで新聞ノートを継続して行っています。今回の出前授業は、生徒たちの新聞を読む力を養い、18歳となり選挙権を得る時に向けて主権者意識を高めた、有意義な総合学習となりました。
中1:自然暮らし体験村 森と湖の楽園
爽やかな青空の下、中1は、河口湖にほど近い「自然暮らし体験村 森と湖の楽園」へと学校からバスで出かけました。現地に着いてから、班ごとに頭と身体を使ったゲームを行いました。生徒たちは班員同士協力し合い、助け合って課題をこなし、得点を重ねていきました。ゲームの後は、昼食。お待ちかねのお菓子の交換会が始まり、次々と友達の輪が広がっていきました。帰りのバスの中も元気におしゃべりをしたり、歌を歌ったりして楽しい一日を過ごしました。
中2:さがみ湖プレジャーフォレスト
中2は、さがみ湖プレジャーフォレストへ出かけ、班ごとにビーフシチューとパンを作りました。炭火を使った調理をしたり、パンをこねたりとはじめてのことが多く、始めは苦戦していましたが、どの班も一人ひとりが協力し合って手際よく作業を進めていました。
昼食が終わると、班ごとに園内を散策。日差しあふれる青空のもと、生徒たちは元気いっぱいに遊び回り、中1のときよりもさらに友達の輪が広がったようです。
今年のテーマは、スペイン語で「はじまり」を意味する『Empezar』。高等科新校舎の入口には、高窓から射し込む光を受けて、ステンドグラス調に作り上げたシンボルマークが輝き、来校者の目を惹きつけていました。
光塩祭実行委員長(高等科3年A.O.)のテーマ発表の文より(抜粋)
光塩女子学院は1928年にスペインから来日した、メルセス宣教修道女会のマドレ・マルガリタによって設立されました。その高い志の源泉となったスペインのメルセス会は光塩にとっての「はじまり」であり、そのスペインに思いを馳せながら新たな希望を持って邁進していく、このテーマにはそのような意味が込められています。光塩では、8月に1号館新高等科校舎が完成しました。高窓から明るい陽射しが差し込んで、私たちの教室を暖かに照らしています。
ここに至るまでには多くの先人たちの新たな試みと数々の努力がありました。それらが積み重なって現在の光塩を形づくっているのです。このことを胸に刻み、これからも私たちは「世の光、地の塩」という光塩の精神を物事を始める際の礎や意欲の源として、前進していきます。
ポスターコンクール
川柳大会
竹田光柳先生選
天位(1位) 中等科3年 A.S.「愛受けて新たなページ刻まれる」
地位(2位) 高等科3年 E.A.「ここからの一歩踏み出す新世界」
人位(3位) 中等科3年 M.K.「痛みたえやっと生まれたこの命」
川柳大会 投票による1位
高等科1年 K.A.「はじまりがもはや分からぬオタク道」
当日の様子
各クラブや学年が協力をし、精一杯公演・発表・試合を行いました。
中1のためのオリエンテーションが実施されました。このオリエンテーションは、中1が光塩生として学校生活を送る上でまず最初に心得ておいてほしいことをわかりやすく伝えていくものです。祈り・ミサ・瞑想について知る機会にもなります。クラスメイトとの交流を図る自己紹介ゲームやサインワークなどのワークショップも行いました。初めは緊張気味だった生徒も、ワークショップが終わる頃には打ち解けて、周囲の生徒と積極的に会話する様子が窺えました。
入学式の翌日、2017年度第1学期始業ミサと始業式が行われました。始業ミサでは、神父様が中1・高1に向けて、私たちは神から選ばれ、使命を与えられた存在であることを意識して、目標をもって生活していきましょうとお話しされました。始業式では、校長から学校目標の「光と塩」に基づく各学年の発達段階に沿った年度目標が掲げられました。また、人とのかかわり方についてのお話がありました。まもなく開催される「光塩祭」を前に、生徒たちは心新たに2017年度のスタートを切ろうと決意しているようでした。
2017年度入学式が行われました。新入生一人一人の氏名が読み上げられ、校長より入学許可宣言が出されました。その後、中等科、高等科各々の代表が入学に際しての宣誓を行い、高等科1年の代表が校名の由来である聖書のマタイ福音書5章13~16節を朗読しました。校長式辞では、私達は、すでに「光」として「塩」としてその存在が肯定されたかけがえのない存在なので、お互いを尊重し合い、じかにコミュニケーションをとることの大切さが強調されていました。