[高2の旅]
高等科2年生は、奈良・京都へ。奈良では、法隆寺や薬師寺といった古のお寺を見学し、法話をうかがいました。生徒たちは、奈良時代というはるか昔に造られた建物や仏像が、人々の努力によって今も多く残っていることに、深い感動をおぼえたようです。とくに興福寺では、日本史の授業で学習した、仏頭の実物が間近で見られ、多くの生徒が見入っていました。京都では、浄瑠璃寺や宇治平等院、龍安寺などのお寺を訪れ、また、班別自主研修では、自分たちで考えた見学プランで京都を巡り、予定通りにいかないことも含めて、よい経験ができました。
4泊5日を仲間と一緒に過ごし、数々の思い出を作るとともに、学年としての絆を深める旅行となりました。
最初の見学地、浄瑠璃寺
法隆寺の南大門を通る
奈良公園・二月堂からのすばらしい眺め
薬師寺の金堂を見学中
[中3の旅]
中等科3年生は、3泊4日で岩手・秋田・青森の東北3県を巡りました。
前半は”勉強の秋”を体現する旅。世界遺産の中尊寺や毛越寺、三内丸山遺跡では歴史を肌で感じながら、宮沢賢治や石川啄木の記念館では国語で学習した内容を思い返しながら、熱心に見学していました。また、東日本大震災の講話では、被災当時の様子や復興についてのお話に皆、真剣に耳を傾けていました。旅の後半はリンゴのもぎ取り体験、奥入瀬渓流・睡蓮沼散策、小岩井農場訪問など、東北の豊かな自然を楽しみました。普段の学校生活では学べないことをたくさん吸収し、大きく成長することのできた4日間でした。
三内丸山遺跡にて
毛越寺にて
奥入瀬渓流の散策
リンゴのもぎ取り体験