新中1歓迎会 新中1歓迎会
4月に入学する新中1の生徒・保護者の説明会がありました。出席した生徒たちは現中1が企画した歓迎会に参加しました。自己紹介ゲームに始まり、伝言ゲームやフルーツバスケットなど様々なゲームによって次第に緊張もほぐれていき、互いに会話する様子が見られました。自己紹介がしやすいように名札を紙で作ったり、自分たちがゲームの輪に入ったりなど、皆の親睦を図ろうと工夫する現中1の姿に、この1年の成長を感じました。新中1の皆さん、4月に元気にお会いしましょう。
4月に入学する新中1の生徒・保護者の説明会がありました。出席した生徒たちは現中1が企画した歓迎会に参加しました。自己紹介ゲームに始まり、伝言ゲームやフルーツバスケットなど様々なゲームによって次第に緊張もほぐれていき、互いに会話する様子が見られました。自己紹介がしやすいように名札を紙で作ったり、自分たちがゲームの輪に入ったりなど、皆の親睦を図ろうと工夫する現中1の姿に、この1年の成長を感じました。新中1の皆さん、4月に元気にお会いしましょう。
中等科3年生は、総合学習の一環として、プラン・インターナショナル・ジャパンから本校の卒業生の奈良崎文乃さんをお招きし、お話をうかがいました。
発展途上国には、十分な教育が受けられず、小・中学校を卒業できない女の子が6200万人もいます。そのような人達の現状や、子どもの権利向上のために、プラン・インターナショナルが行っている取り組みについてお話いただきました。
生徒たちは、自分と同じ年齢の子どもの話ということで、興味深く熱心に講演に聞き入っており、その後の質疑応答でもたくさんの質問が出ました。事前学習や事後学習を通して、各自が考察を深め、もう一人の友に思いを馳せる良い機会となりました。
新聞部主催の校内弁論大会が今年で50回を迎えました。毎年、各学年の代表者たちがオリジナリティあふれる主張を展開します。今年はインフルエンザの流行にあたり、メルセダリアンホールでの発表から校内放送による発表に変更されました。今年のテーマは「分断」・「底力」。発表者は、いずれも自己の体験や見聞を自分の中でよく咀嚼し、そこから学んだこと、考えたことを自分の言葉で生き生きと表現していました。放送での発表とは思われないほどの迫力で、聴衆の心を惹きつけました。
出場者と題名、審査結果(発表順)
高等科2年 M.N 「私たちはどこへ行くのか」 中等科2年 Y.Y 「自分らしく生きること」 高等科1年 M.A 「私はエスエヌエス依存症」 第1位 中等科1年 M.O 「『想像力』で心地よい学院生活を」 中等科3年 H.Y 「差別や偏見をなくすために私ができること」 第3位 高等科2年 M.N 「分断について考えること」 第1位 中等科2年 K.N 「こころがけによって得るもの」 高等科1年 Y.N 「嫌いと苦手の違いとは」 中等科1年 M.K 「孤独が呼ぶ分断」 中等科3年 S.T 「二週間の車椅子生活」
恒例の校内クリスマス会が開催され、第一部の合唱コンクールでは中1から高3までの各学年が、音楽の授業で練習してきた合唱曲を披露しました。各学年の持ち味が発揮された、甲乙つけがたい合唱でした。指揮者・伴奏者も曲調を深く理解して学年全体をリードし、見事な合唱を作り上げていました。第二部では、新1号館正面玄関のステンドグラス制作者志田政人氏をお呼びして、「1千年にわたるステンドグラスの伝承」という題で講演していただきました。ステンドグラス発祥の地フランスの大聖堂の歴史からステンドグラスの制作工程まで、写真と動画を使って説明されました。技術を伝えていく職人たちの苦労やステンドグラスに込められた思いを知って、生徒たちは興味を抱き、校内のステンドグラスを改めて見直すきっかけになったようです。
生活委員会では、新しい企画として「一日一善週間」を実施しました。
委員の発案による、「ぜん」を当て字にした7つの目標がこの週間の主軸です。本来の「一日一善」に加えて、「一日一前」(日々前進しよう)、「一日一全」(何か一つやり遂げよう)、「一日一千」(たくさんの感謝を伝えよう)など、学校生活の向上を目指します。校内ポスターや昇降口のテープ装飾、朝のあいさつ運動など、委員が工夫を凝らして全校生徒に呼びかけました。
委員長からのメッセージです。「自分に合った一日一“ぜん”を選び、まずは一週間試してみて、自身の生活向上や、互いを思いやる気持ちについて、この週間を機に考えることができればと思っています。」
土曜の午後、生徒が光塩を紹介する学校説明会が実施されました。昨年に続き、今回が二度目です。中3のグループは、共同担任制や英数の習熟度別コース制などの光塩の特徴をパワーポイントを上手に使って説明しました。学校目標や学年目標についても触れ、自己肯定感を育む教育の実践報告となりました。また、中等科生に行ったアンケートの結果報告や「光塩生あるある」・「光塩クイズ」などで、来校者にも一緒に楽しんでいただきました。高2は、自分たちの体験から感じたこと、学び得たことをパワーポイントで発表しました。中等科から入学して友人が作れるのかといった不安が学校行事を通して交流する中ですぐに解消していくこと、宿題や小テストのおかげで「コツコツ」やることが習慣化し、行事の後に試験や提出課題があるためオンとオフの切り替えができることなど、生徒目線で光塩の良さが語られました。特に学校行事を運営する高等科生でなくてはわからない「皆で協力することで得られる楽しさや達成感」が熱く語られ、光塩の魅力が伝わる生徒手作り動画も流されました。その後の校内見学では、生徒に質問をなさる保護者の方の姿が見られ、非常に参考になったとの感想も聞かれました。
高1の希望者を対象に、国際基督教大学(ICU)の高澤紀恵先生による出張授業「時間への旅―ここからパリへ―」が開催されました。1時間目はパリの地図を現代からさかのぼって比較していき、生徒たちはフランス革命による変化に気が付きます。2時間目はグループ=ディスカッション。配布されたフランスと日本の憲法の史料文を読み、グループで共通点と相違点を検討して発表します。最後に「歴史を学ぶことは未来への構想力、未来への責任感につながる」というメッセージでしめくくられました。
生徒たちからは「過去の出来事の経緯を知り、そこから何を学ぶのか、どう未来に活かすのかというのが歴史学習の意義であると感じた。」「改めて現代人の持つ権利の重さを実感した。」「友達と意見を話し合うことによって、理解が深まった。」などの感想があがり、歴史だけでなく、主体的・能動的な学びの面白さ、主権者意識についても多くを学んだようでした。
高等科1年生の総合学習では、キャリア教育の一環として、卒業生の秋元遥香様をお招きしてご講演いただきました。
「生粋の文系が、ゼネコンで働くということ」と題して、文系出身のご自身が、理系イメージの強い総合建設業で、様々な職種の方と力を合わせてお仕事をなさる日々を、建設現場から海外勤務まで豊富なご経験をもとにご紹介くださいました。また、光塩在学中の学習・部活動、大学での学問や就職活動など、親しみやすくわかりやすいお話に、生徒は興味深く聞き入っていました。
進路選択に向けての的確なアドバイスを受けた生徒たちは、「会社というものに先入観をもっていたが、文系理系の両方の人材が一緒に活躍していることを知った」「教養を身に着けること、好きなことを探してその道に行くことが大切だと改めて思った」などの感想を述べていました。これから自らの進路を決めていく高1の生徒にとり、視野を広げる機会となり、将来を前向きに考えるうえで大変有益なものとなったようです。
今年は好天に恵まれ、2000名を超えるお客様をお迎えしての親睦会となりました。様々な商品が並ぶ中、ヨーヨー釣りや魚つり、スピードくじ、ゲームコーナーなど、幼児が楽しめるゲームもあり、一生懸命挑戦している子供たちの姿も見られました。また、恒例のサロンコンサートには大勢の方が集まり、出演者の演奏にも熱が入っていました。装飾委員会が中心となって「自然美」をテーマに吹き抜けを上手に利用した校内装飾にはお客様からの感嘆の声が聞かれ、青空のもと、明るい新校舎に笑顔の花が咲く一日となりました。
中2ではキャリア教育の一環として、「16歳の仕事塾」から5名の講師をお招きし、お話を伺いました。編集者兼弁理士の方、途上国支援を行う国際NGOで働く方、製薬会社研究員の方、看護師の方、行政書士兼法人経営をしている方に、それぞれの視点から働く意義や働く上で多様な選択肢があること、今後身につけてほしいこと等を話していただきました。
生徒は事前にどの先生からお話を聞きたいか選択した上でプログラムに参加したこともあり、皆とても真剣に耳を傾けていました。講演を終えて「今まで知らなかったことに目を向けることができた。もっと調べて情報収集したい」、「無駄なことは何もないと気づいた。色々な事に挑戦したい」、「今ははっきりした夢はないけれど、いつか夢ができた時に頑張れるように今から勉強したい」、「これからの進路選択を前向きに捉え、自分で自分の人生を創っていきたい」といった前向きな感想が多く寄せられました。今後の人生像を主体的に考える貴重な経験となりました。