中1防犯教室 中1防犯教室
期末試験最終日、中1は防犯教室を実施しました。はじめに、映像を観て身近なところに思わぬ危険が潜んでいることを確認し、映像を観て感じたこと、考えたことを用紙に記録しました。次に登下校途中で危険な状況に出くわしたときの対処の仕方、そして最後に学校内に不審者が来た場合の対処の仕方について具体的に学びました。平生意識していなかったことに気づくことができたとの感想もあり、これを機に一人一人が危険にあわないよう注意してほしいと思います。
期末試験最終日、中1は防犯教室を実施しました。はじめに、映像を観て身近なところに思わぬ危険が潜んでいることを確認し、映像を観て感じたこと、考えたことを用紙に記録しました。次に登下校途中で危険な状況に出くわしたときの対処の仕方、そして最後に学校内に不審者が来た場合の対処の仕方について具体的に学びました。平生意識していなかったことに気づくことができたとの感想もあり、これを機に一人一人が危険にあわないよう注意してほしいと思います。
中1は、総合の時間に学習発表会を行いました。教科ごとの班に分かれ、班員で協力して中1の一年間の学びをもとに調べたことを画用紙や模造紙にまとめたり、動画に撮ったりしました。先生役と生徒役とに分かれて実際の授業を再現してみせた班あり、絵巻物を作って掲示した班あり、紙芝居を披露した班ありと、楽しんで見てもらうための工夫が随所に見られた興味深い発表でした。4月には、公開行事である光塩祭で展示・発表を行いますので、ぜひご覧ください。
高2・高1では、教養演習の授業の一環としてイベントが開催されました。東京藝術大学の佐藤直樹准教授による講演会「西洋美術鑑賞講座―北方ルネサンスを中心に―」です。美術史とはどのような学問か?というお話に始まり、ファン・エイク兄弟の絵画を取り上げながら北方ルネサンスの油彩画の写実性や空間表現、イタリアへの影響についてご説明下さいました。また、アルブレヒト・デューラーやヴェラスケスの作品に潜む「鏡」、それによって生まれる複雑な空間が、北方ルネサンスの影響であることを分かり易くお話し下さり、世界史の資料集で見たことのある作品の数々に、生徒は引き込まれていました。講演後には高2・高1の生徒から活発な質問が飛び交い、美術鑑賞の豊かな世界に触れる貴重な機会となりました。
迎春花薫る2月。新中1を対象に英習字が行われました。「A…B…C…D」とアルファベットを元気よく読み、滑らかにペンを進める新中1の皆さん。緊張した表情も次第にほぐれ、英語で自己紹介を始めると、大きな声と笑顔がホール一杯に広がりました。4月の入学式が一層待ち遠ししくなる、そんな楽しい一時でした。
中2では年間を通してキャリア教育を行ってきました。今回は一年の締め括りとして、「働くってなんだろう?を考えるイベントPart2」を2週にわたり実施しました。1学期は働くことの「楽しさ」を発見することに重きを置いていましたが、2学期の「16歳の仕事塾」、冬休みの「職業インタビュー」を経験した後の今回は、仕事をする上での「想い・やりがい・喜び」の重要性を知り、生徒が自身のモチベーション・リソースを探っていくことに重点を置いたプログラムでした。
経営者、編集者、エンジニアなど異なる経歴の方々から、どのような想いを持って仕事に臨みやりがいを感じているのかお話を伺いました。その後生徒同士で意見を交わし、多くの刺激を受けた上で「将来に向けて中3で取り組みたいこと」を各々がカードに記しました。
自分の将来について考える時期であることを学年全体で共有し、一人ひとりが自分自身と向き合う有意義な時間を過ごしました。
4月に入学する新中1の生徒・保護者の説明会がありました。出席した生徒たちは現中1が企画した歓迎会に参加しました。自己紹介ゲームに始まり、伝言ゲームやフルーツバスケットなど様々なゲームによって次第に緊張もほぐれていき、互いに会話する様子が見られました。自己紹介がしやすいように名札を紙で作ったり、自分たちがゲームの輪に入ったりなど、皆の親睦を図ろうと工夫する現中1の姿に、この1年の成長を感じました。新中1の皆さん、4月に元気にお会いしましょう。
中等科3年生は、総合学習の一環として、プラン・インターナショナル・ジャパンから本校の卒業生の奈良崎文乃さんをお招きし、お話をうかがいました。
発展途上国には、十分な教育が受けられず、小・中学校を卒業できない女の子が6200万人もいます。そのような人達の現状や、子どもの権利向上のために、プラン・インターナショナルが行っている取り組みについてお話いただきました。
生徒たちは、自分と同じ年齢の子どもの話ということで、興味深く熱心に講演に聞き入っており、その後の質疑応答でもたくさんの質問が出ました。事前学習や事後学習を通して、各自が考察を深め、もう一人の友に思いを馳せる良い機会となりました。
新聞部主催の校内弁論大会が今年で50回を迎えました。毎年、各学年の代表者たちがオリジナリティあふれる主張を展開します。今年はインフルエンザの流行にあたり、メルセダリアンホールでの発表から校内放送による発表に変更されました。今年のテーマは「分断」・「底力」。発表者は、いずれも自己の体験や見聞を自分の中でよく咀嚼し、そこから学んだこと、考えたことを自分の言葉で生き生きと表現していました。放送での発表とは思われないほどの迫力で、聴衆の心を惹きつけました。
出場者と題名、審査結果(発表順)
高等科2年 M.N 「私たちはどこへ行くのか」 中等科2年 Y.Y 「自分らしく生きること」 高等科1年 M.A 「私はエスエヌエス依存症」 第1位 中等科1年 M.O 「『想像力』で心地よい学院生活を」 中等科3年 H.Y 「差別や偏見をなくすために私ができること」 第3位 高等科2年 M.N 「分断について考えること」 第1位 中等科2年 K.N 「こころがけによって得るもの」 高等科1年 Y.N 「嫌いと苦手の違いとは」 中等科1年 M.K 「孤独が呼ぶ分断」 中等科3年 S.T 「二週間の車椅子生活」
恒例の校内クリスマス会が開催され、第一部の合唱コンクールでは中1から高3までの各学年が、音楽の授業で練習してきた合唱曲を披露しました。各学年の持ち味が発揮された、甲乙つけがたい合唱でした。指揮者・伴奏者も曲調を深く理解して学年全体をリードし、見事な合唱を作り上げていました。第二部では、新1号館正面玄関のステンドグラス制作者志田政人氏をお呼びして、「1千年にわたるステンドグラスの伝承」という題で講演していただきました。ステンドグラス発祥の地フランスの大聖堂の歴史からステンドグラスの制作工程まで、写真と動画を使って説明されました。技術を伝えていく職人たちの苦労やステンドグラスに込められた思いを知って、生徒たちは興味を抱き、校内のステンドグラスを改めて見直すきっかけになったようです。
生活委員会では、新しい企画として「一日一善週間」を実施しました。
委員の発案による、「ぜん」を当て字にした7つの目標がこの週間の主軸です。本来の「一日一善」に加えて、「一日一前」(日々前進しよう)、「一日一全」(何か一つやり遂げよう)、「一日一千」(たくさんの感謝を伝えよう)など、学校生活の向上を目指します。校内ポスターや昇降口のテープ装飾、朝のあいさつ運動など、委員が工夫を凝らして全校生徒に呼びかけました。
委員長からのメッセージです。「自分に合った一日一“ぜん”を選び、まずは一週間試してみて、自身の生活向上や、互いを思いやる気持ちについて、この週間を機に考えることができればと思っています。」