高1 山荘生活 高1 山荘生活

高1は、7月の末に、学年をA班B班の2グループに分けてそれぞれ2泊3日の日程で長野県の四阿山荘に行ってきました。

1日目は、山荘近くの薬草園を見学しました。薬草だけでなく、鳥の鳴き声やトンボなど、様々な自然との触れ合いを楽しんでいました。B班は残念ながら雨で行けませんでしたが、室内で卓球大会やけん玉大会などを開催して盛り上がっていました。夜は星空が感動的なほど美しく、理科科の教員による星座の説明にも全員が聴き入っていました。(B班は雨のため2日目に天体観測を実施しました。)

2日目は、やまぼうし自然学校のインストラクターによるネイチャートレイルを行いました。都会ではあまり目にすることのない植物や動物を間近に観察しながら、インストラクターの方がその名前の由来や特徴などを説明してくださっていました。「湿布の匂いがする葉っぱだよ」と教えていただいた場面ではみんなで葉っぱの匂いを嗅いで「本当だ!」と驚いていたのが印象的です。夜はキャンプファイヤーと花火を行い、山荘委員が考えたゲームで生徒も教員も楽しんでいました。(A班は雨のため室内でゲームを行いました。)

3日目は、お世話になった山荘をみんなで掃除し、様々な方に感謝を述べて山荘を出発しました。

この3日間を通して、豊かな自然に触れ合うことができただけでなく、集団生活の心掛けや人に対する感謝の気持ちなど、数え切れない多くのことを学ぶことができました。

 

1日目(薬草園)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目(ネイチャートレイル)

ラーニング・コモンズ新着図書  ラーニング・コモンズ新着図書 

ラーニングコモンズの改装工事後の再オープンを前に、新しい図書が届きました。生命倫理や哲学のコレクションに追加されるこれらの本は、今年4月の同愛記念病院設立100年記念式典の際に、光塩に贈呈された記念品の図書カードの一部を使って購入されました。これから蔵書印を押して、棚に並ぶ日を待ってもらう本たちです。

同愛記念病院の設立100年記念式典の記事はこちら

マッチ先生が贈る今月の一句ー8月 マッチ先生が贈る今月の一句ー8月

「打ち水も焼け石になるアスファルト」

 

8月も下旬に入りました。世の中がお盆休みに入ったころ、久々に咽頭炎にかかって熱を出してしまい、薬を飲んでおとなしくしているしかありませんでした。ここ3年ほどは風邪もひかずに過ごしたので、あらためて健康のありがたみを実感した次第です。

さて、熱っぽくて仕事をする気にもなれず、観るともなくテレビをつけていると、この時期らしく、太平洋戦争に関する番組を放映していました。マッチ先生は昭和の人間とは言え、太平洋戦争は経験していませんから、ああ、今年もそんな時期になったのかと初めはさほど気に留めていませんでしたが、「特攻隊」となって出撃した方々を泊めた宿の娘だった方の談話が耳に入り、この世で会うことのできなかった父方の叔父のことをふと思い起こしました。

幼い頃、父の実家へ遊びに行くと、父は真っ先に仏壇に手をあわせていましたが、早世した父の母親の遺影の横に飾られていたあどけなさの残る少年飛行兵の写真、それが叔父でした。昭和20年4月3日、行年19歳、まだまだやりたいことがたくさんあったに違いありません。写真の奥からこちらを見つめる希望に満ちた瞳のあまりの美しさに思わず釘付けになったのを思い出します。

前途ある優秀な若者たちは、なぜ命を落とさなければならなかったのか、戦争に何の意味があるのか……

8月は、戦争を体験したことのない日本人に、平和の尊さと命のかけがえのなさを教えてくれる大切な月と言えるでしょう。

 

高2教養演習 俳句 ―私の夏― 高2教養演習 俳句 ―私の夏―

学校設定科目「教養演習」で、高2が句作に挑戦しました。1学期の授業の秀句をご紹介します。テーマは「私の夏」。

隅田川花火の下を流れけり
雷の中に白球輝けり
初めての法廷暗き夏の昼
意を決す線香花火の落ちる時
かぶつたらと母の手渡す麦わら帽
サイダーの気泡のやうに時過ぎて
入道雲遠くの町へ影落とす
映りたる月を崩せる金魚かな

中1山荘生活 中1山荘生活

中1は7月の下旬に、1学年を2グループに分けて長野県にある四阿山荘に出かけました。

前半のA班では、生憎の雨模様のため、やまぼうし自然学校のインストラクターによる菅平高原のお話と、ネイチャークラフト(ドリームキャッチャー)作りを行いました。悪い夢だけを捕まえて良い夢を届けてくれるというドリームキャッチャー。生徒たちはその日の晩、枕元に自分の作ったものを置いて就寝していました。

後半のB班では、晴天に恵まれ、同じくやまぼうし自然学校のインストラクターによるネイチャートレイルを実施しました。菅平高原の自然を観察しながら、五感で森に親しむプログラム。往復5時間の道のりを歩き切り、生徒たちは達成感に満ち溢れていました。

A班・B班共に夜には屋外でキャンプファイヤーを実施でき、各班が出し物を披露しました。

今回の山荘生活で、クラスの垣根を越えて友達の輪が広がった生徒も多く、2学期以降の学校生活が楽しみです。


高3 夏期補習 ~がんばれ受験生!~ 高3 夏期補習 ~がんばれ受験生!~

7月22日から7月27日まで高校3年生の夏期補習が行われました。今年度は数学Ⅲ基本・数学演習応用・世界史演習・日本史演習/歴史総合・英語初中級・英語上級・古典基礎・数学Ⅲ応用・数学演習基本・物理・生物・共通テスト古典・共通テスト地理の14科目が開講され、学年の8割以上の生徒が受講しました。生物の補習では最終日に、お茶の水女子大学副学長の加藤美砂子先生による特別実験講義が行われました。

夏期補習の前後には、自習室で勉強をする生徒の姿も多く見られました。8月の後半にも自習室が開かれ、今年度から共通テストに導入される「情報」の特別講座も受講することができます。苦楽を共にする友人たちと励まし合いながら、受験生としての暑い夏を乗り切ることができますように。

物理室にてクイズも交えながら勉強中

生物 特別講義の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語初中級 単語500個以上特訓しました!

英語上級 TIMEやNewsweekなどの時事英語に触れました

ウクライナ支援のための街頭募金 ウクライナ支援のための街頭募金

猛烈な暑さになった7月20日、高円寺駅前でウクライナ避難者支援のための募金が行われました。3回目となるこの活動に、光塩からは今年も中高の有志生徒が参加し、高円寺駅を通る方に大きな声で協力を呼びかけました。いっしょに募金活動をした他校の方や、通りがかった卒業生に優しくしてもらったり、募金をする方から励ましの言葉をいただいたり…。参加した生徒からは「今日は良い日!」という感想がこぼれました。
この募金は杉並区を通じ、ウクライナ避難者のための支援に使われます。

J:COMの方による取材もありました

 

 

 

ラーニング・コモンズ、改装準備中です! ラーニング・コモンズ、改装準備中です!

7月の大掃除の日、ラーニング・コモンズでは大勢の生徒が忙しく働いていました。本棚の本をせっせと段ボールに詰め、手際よくどこかに運び出しています。1時間もするとあれだけあった本はすべてなくなり、棚はからっぽに。…これは、夏の工事を前にした準備作業です。ラーニング・コモンズチームが時間をかけて練ってきた改装案がいよいよ実現しようとしています。新しい設備も届き始めました。9月のオープンが楽しみです!

終業式でのラーニング・コモンズチームの発表の様子はこちら

こんなに各ジャンルの本がいっぱいだった棚ですが…

みんなでで段ボールに本を詰めて運び出しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棚はからになりました

改装後のラーニング・コモンズの設備が到着しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

これは6月の打ち合わせの時のようす。夏の工事で、ドアのデザインはどうなるんでしょう??

マッチ先生が贈る今月の一句ー7月 マッチ先生が贈る今月の一句ー7月

「思い出をいっぱい作ろう夏休み」

先日、終業式があり、校長訓話がありました。校長訓話というと思い出すのが、2年前に他界した前校長のことです。放送朝礼で生徒たちの心に沁みとおる素晴らしい話をしていましたが、その話の結びはいつも生徒たちへの励ましの一言で締めくくられていました。それが「今日も一日ファイトです!」の一言。たぶん、先生は生徒たちに向けてと同時に、自分に向けてもその一言を投げかけていたのではないかと推察します。

さて、私ならどんな一言で締めくくるのかしらと思い巡らしたときに浮かんできたのが次の言葉です。

「今日も一日感謝です!」―私にはこの一言が一番似合っていると思いました。なぜなら、私は一人では何もできないからです。以前お話ししたように機械に弱い私は、日々周りの先生方に教えていただいたり、手伝っていただいたりしています。また、幼少時から忘れっぽいので、いろいろな方から声をかけてもいただいています。授業では、拙い私の授業に一生懸命受け答えしてくれる生徒たちに助けられています。生徒たちの発言から学ぶことも多々あります。また、6月の教育実習期間には、実習生の方からたくさん学ばせてもらいました。

そもそも、今日一日私が生かされ、仕事させていただき、おいしく食事させていただき、心地よく眠らせていただいていること自体、感謝したいことなのです。だから、私は皆さんに向けて言います。

「今日も一日感謝です!」と。

オープンスクール オープンスクール

終業式の翌日、クラブ委員会の生徒が中心になってオープンスクールが開催されました。

オープンスクールでは、4年生から6年生が英語・理科・倫理など中学の授業を体験し、積極的に挙手して発言する姿が見られました。

また、クラブ体験、校内巡りのミニツアー、生活委員会生徒による説明会が実施されました。35℃を超える猛暑日でしたが、たくさんの来校者をお迎えすることができました。

在校生と一緒に何かをするクラブ体験は大盛況で、体験希望者の列ができるほどでした。

またミニツアーはツアーコンダクターの生徒が積極的に校内案内を行い、自分の所属するクラブはもちろんのこと、各クラブの魅力を意欲的にアピールしていました。

生活委員会による説明会では、スライドを使って学校生活や学校行事、クラブ活動などをわかりやすく紹介しました。また、説明会後の質疑応答にも丁寧に対応していました。

このオープンスクールをきっかけに光塩女子学院に興味をもってくださる方が増えていくことになれば幸いです。

人形劇部の人形展示

茶道部でのお点前体験

 

 

 

 

 

 

 

アンサンブル部の公演

体験授業