高1 卒業生講演会 高1 卒業生講演会

高1では、本校の卒業生である吉田彩さんをお招きして講演会を行いました。

「高校1年生にこそ知ってほしいコンサルタントという選択肢」と題したご講演では、ご自身の光塩時代のエピソードから始まり、大学での経験やコンサルティング業界に入るまでの経緯、そして現在されているお仕事の具体的な内容などを、わかりやすく説明していただきました。後半では、実際にコンサルタントの仕事を体験してみよう!ということで、「8月のテーマパークの売上を向上させる」という課題を設定し、グループワークを行いました。生徒たちは積極的にアイディアを出し合い、「暑さ対策」「競合他社」などの問題点を分析した上で、「夏限定のイベント開催」「シャトルバスによるアクセスの強化」「SNSでの宣伝や有名人とのコラボ」など、多くの解決策を見出していました。

質疑応答では質問が絶えず、コンサルティングに関する質問から勉強方法の相談、体育祭での勝ち方など、様々な質問が飛び交っていました。吉田さんから最後に「何にでもなれるけれどまだ何にもなっていない高1という時期だからこそ、少しでも多くの可能性を広げていってください」というお言葉をいただきました。

今回のご講演は、学問や職業についてまだ手探り状態の高1にとって、進路選択のための視野が大きく広がるものとなりました。吉田彩さんに改めて感謝を申し上げます。

 

大学時代の経験・充実度グラフ

 

 

 

 

 

 

 

 

Why Consultants?

 

 

 

 

 

 

 

 

検討プロセス ~コンサルタントの課題解決方法~

 

 

 

 

 

 

 

 

グループワークの様子

中1 キャリア教育講演会 中1 キャリア教育講演会

中1は総合の時間にキャリア教育講演会を実施しました。夏期休暇中にキャリアインタビューにご協力くださった保護者の中から、さまざまな職業に従事されている6名の方にお越しいただき、生徒たちはそのうち2つの興味のある職業を選んで、お話をうかがいました。生徒たちにとっては、普段なかなか聞くことのない内容も多いようでした。社会で働く方が、中学生のときにどんなことをされていたか、どんなことを大切に過ごしてほしいかというメッセージもうかがうことができ、生徒たちに大きな刺激になっていました。

特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問 特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問

11月の親睦会でのコーヒー販売を前に、特別講座「国際NPOせいぼ」の生徒が2名、高円寺教会を訪問しました。日曜日のミサの最後に、2人は聖堂の前に進み出て、次のように活動を報告しました。「本日はこのような機会をいただき、ありがとうございます。私たちは光塩女子学院でNPOせいぼの活動に参加し、アフリカ南東に位置するマラウイに住む子供たちを支援する活動の一環でチャリティコーヒーの販売活動を計画し、光塩女子学院の行事である親睦会で販売しています。少しでもこのチャリティコーヒーのことを知っていただきたいと思い、今日は高円寺教会にお邪魔させていただきました。とてもおいしいコーヒーなのでぜひ、お買い求めいただけると嬉しいです。」

このあと、教会の庭でマラウイコーヒーの販売をしましたが、教会の方が次々に買い求め、あっという間に用意したドリップパックとコーヒー豆は完売。「早かった!」と2人とも驚いていました。
ちなみに、光塩と同様に、高円寺教会でもバザーの準備中です。教会のバザーは11月17日で、こちらでもマラウイコーヒー販売の予定があるそうです。

これまでの特別講座「国際NPOせいぼ」の活動の記事はこちら

高円寺教会の庭にテーブルを出して、マラウイコーヒーの販売中です

右はNPOせいぼのスタッフ、ニコルさん

 

高2修学旅行 高2修学旅行

10月1日~4日の3泊4日で、高2は京都・奈良に修学旅行へ行きました。

1日目は、東大寺の大仏殿や興福寺をガイドの方のお話を聞きながら巡りました。野生の鹿とも触れ合うことができ、穏やかで楽しい時を過ごしました。

2日目の法隆寺では、教科書でおなじみの仏像を目の当たりにし、続いて薬師寺では法話に引き込まれ、話を聞く生徒たちの顔は真剣そのものでした。午後は京都へ移動し、らくたび 若村亮氏の講演会ではさらに多くの学びを得ました。

3日目は、生徒たちが楽しみにしていた京都班別自主研修でした。
以前から立てていた計画にもとづいて、一日中京都市内を観光しました。
戻ってきた満足そうな顔に、貴重な学びの体験が感じられました。

最終日は、宇治平等院の造形美に圧倒されつつ、最後まで名残惜しそうに写真を撮っていたのが印象的でした。

この修学旅行期間中で得たさまざまな経験が、きっとこれからの学院生活に活かされることでしょう。

らくたび若村氏の講演の様子

中1茶道教室 中1茶道教室

中1は、総合の時間に茶道教室を実施しました。卒業生の先生を含む12名の講師の先生をお迎えして、「主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つ」という茶道の心得を示す「和敬静寂」のお話をうかがい、お点前の見学・体験を行いました。生徒たちは慣れない正座に苦戦しながらも、おもてなしの心を身をもって体験しました。

高2生徒が高野山会議に参加しました 高2生徒が高野山会議に参加しました

東京大学先端科学技術研究センターが主催する、第1回青少年高野山会議に高2生徒が参加しました。(東京大学ホームページより:「『高野山会議』は、開創より1200年の歴史を持つ高野山の真言宗総本山金剛峯寺および高野山大学を舞台とし、東大先端研の新しい研究展開を皆さまに広くご紹介するとともに、科学技術×アートデザイン×宗教の深い対話を通じてダイバーシティとインクルージョンの未来を形づくることを目的とした、ユニークな科学文化学術会議です。」)

以下は参加した生徒本人からのコメントです。

8月18日〜21日までの4日間、和歌山県高野山にて「青少年高野山会議」に参加いたしました。

私達と同じ普通科の参加者と親交を深め、様々な舞台で活躍する音楽科の参加者と同じ生活・お勤めをすることができたのは非常に素晴らしい体験でした。

私は今回の会議のテーマ、「1200年後の未来」について様々な観点から考えを深めることができたと思います。

幼い頃から書道という芸術を嗜んでいる私にとって、「1200年後の芸術」にはとても興味がありました。そのため芸術とテクノロジーの共存、もしくはテクノロジーが芸術を侵略する未来について様々な分野の先端人の方々と語り合い、未来に向けて私たちができること、繋げていけることを考察できたことは本当に嬉しい経験です。

今回の会議の内容で一番印象に残ったのは、ワールドカフェ形式での座談会です。この座談会では、多くの人と意見を交わし、芸術とは何か?将来に向けて何を残すことができるのか?などの観点から自分には何ができるのか、今一度見直すことができました。

音楽をはじめとした様々な芸術に触れ、高野山という地で心身を清め、芸術・そして人間の将来について考察した非常に有意義な4日間でした。

頂いた精進料理

高野山会議×東京フィルの特別コンサートに出席した際の写真

マッチ先生が贈る今月の一句ー10月 マッチ先生が贈る今月の一句ー10月

「天高く食も学びも進む秋」

中間試験が終わり、試験の結果に一喜一憂している方も多いことでしょう。「この教科は苦手だから勉強しても無理」、「私にはこの教科の面白さがわからない」といった声も聞こえてきます。

でも本当にそうなのでしょうか。学習してもどうしようもないのでしょうか。確かに得手不得手はあるでしょう。好き嫌いも当然あると思います。実際、私もそうでした。どうしても点数が伸びない科目がありました。その一つが数学でした。苦手なうえに難しい定理や公式を覚えても日常生活に活用できるとは思えなかったからです。とりあえず、買い物のときに困らない計算だけできればいいのではないかと思っていました。ですから、数学の授業や試験は、単位を落とさないためだけに受けていた気がします。

社会人になってからも、数学に関する本は読まず、数学とは無縁の生活を送ってきました。それが、偶然、テレビで数学をおもしろく学ぶ番組を見ることがあり、数学に興味を持ちました。これまで、日常生活と関わりがあるとは思えなかったのが、ケーキの切り方や座席の座り方、物の量り方など、日常生活の例を挙げて非常に解りやすく説明されていて、「ああ、こういうわけでこの答えにたどり着くのだ」と、目から鱗の思いでした。

60の手習いと言いますが、学ぶ気持ちさえあれば年齢に関係なく新たな発見ができるものなのだなと実感しました。

皆さんも、食わず嫌いせずに「かじって」みませんか。そこから何かとの劇的な出会いがあるかもしれません。

中3修学旅行 中3修学旅行

中3は、みちのく(北東北)への探究の旅に出ました。

事前学習として現地の方から震災講話を伺ったり、各自で見学地について調べたりと、準備を整えての旅です。

まずは、北東北の玄関口である一ノ関で新幹線を降りて中尊寺を見学、歴史の授業で学習した奥州藤原氏の繁栄の跡を辿りました。

また、国語で学習した松尾芭蕉の『おくのほそ道』の世界にも浸りました。花巻では、宮沢賢治記念館・童話村を訪れて賢治の生涯に思いを馳せました。

 

2日目は、北上して青森県に入り、4つの中から各自が 選んだ「深」探究プログラムスタディツアーに参加しました。このツアーには施設見学や講演聴講に加えて制作体験があり、皆意欲満々、楽しんで制作に取り組みました。制作した金魚ねぷたやブナの器などの作品は、生徒たちにとっての学びの記念でもあり、貴重なお土産となりました。続いてのりんご狩りは、雨の中、傘をさして行いましたが、皆、自分でもいだりんごの美味しさに感動していました。

 

3日目は、世界遺産に登録された縄文時代の遺跡の一つ三内丸山遺跡を見学し、縄文人になった気分で、勾玉・土偶のクラフト体験を行いました。さらに「たんぽ(通称きりたんぽ)」発祥地である鹿角では、実際にたんぽ作りを体験、甘味噌を塗ってこんがり焼いた味噌付けたんぽに舌鼓をうっていました。

 

最終日はあいにくの雨でしたが、小岩井農場を訪ね、バックヤードツアーだからこそ見られる牛舎を見学して牧畜について学びました。学びの後は、円卓を囲んでジンギスカンを食べ、新鮮な牛乳で作った濃厚なソフトクリームを味わいました。

 

中3修学旅行は、まさに探究旅行というにふさわしい学びの多い、実りある旅になりました。帰京後は、東北に因んだ俳句を作る、東北の魅力を伝えるコラムを書くなどの事後ワークを行います。

数理工学コンテストで受賞した生徒が杉並保健所の方にお話をうかがいました 数理工学コンテストで受賞した生徒が杉並保健所の方にお話をうかがいました

杉並区の夜間使用できるAEDについてまとめたレポートを作成し、武蔵野大学数理工学コンテストでジュニア奨励賞を受賞した高1の生徒が、杉並保健所健康推進課のご担当の方にお話を伺いに参りました。現状について資料からお話を伺い、また、希望しているアイディアなども伝えることができました。知識が深まり考えも広がった貴重な時間を頂けました。

 

今日の自習室 今日の自習室

中間テストを前に放課後の自習室が盛況です。ホールの座席がずいぶん埋まり、シンとした中、それぞれがテキストに取り組んだり、デバイスで何かを調べたり…。見守り担当の卒業生が来ると、さっそく質問する生徒も。この真剣な学習が、結果につながりますように!

こちらは通常パターン。テスト前は開室日が増えます

 

 

見守りの卒業生に質問中です!