マッチ先生が贈る今月の一句ー6月 マッチ先生が贈る今月の一句ー6月

「祖母とした茅の輪くぐりのゆかしさや」

「軒先に風鈴揺れる昼下がり」

マッチ先生の今月の一句ー6月

暑くなってきましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

「煤払い」というと、年の瀬・大晦日を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、古代の人は、実は半年に一度、煤払いをしていました。一年のちょうど半分の6月に行われる煤払いが「六月祓」。百人一首の中にも登場します。いかにも夏らしい素敵な和歌なので、紹介します。

風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける   藤原家隆(百人一首98番)

家隆は、百人一首を選んだ藤原定家と並称されるほどの優れた歌人でした。陰暦の6月末は現在の暦では7月下旬に相当するので、そよぐ風や辺りの様子には秋の気配が漂っていたと思われます。けれども、少しも不自然さを感じさせないのは、歌の力とでも言えるのでしょうか。

時間に追われた毎日を送っていると、心が乾燥しているなと感じられることがあります。そんな時、昔の人の詠んだ和歌や詩に触れると心が癒されていくのを感じます。心がカサカサしているなと感じたら、和歌や詩を通して昔の人の声に耳を傾けてみませんか。

オープンスクール オープンスクール

土曜日の午後、小学生対象のオープンスクールが開催されました。

オープンスクールは、クラブ活動を見たり、授業体験をしたりしながら校内を巡り、光塩女子学院の学校生活の一端を直に味わっていただく企画です。たくさんのクラブを見ていただくために、主催したクラブ委員会の生徒たちの考案で、シールラリーも行いました。かわいい手作りシールは大好評。見るだけでなく、体験できるクラブもあり、みな大喜びでした。

また、生活委員会の生徒たちが光塩女子学院の特色から一日の学校生活に至るまでをわかりやすくまとめたスライドを映し出しながら解説する“ミニ説明会”も実施し、大勢の方に参加していただきました。

自分たちの学校を丸ごと紹介したい、学校生活を体感してもらいたいという強い思いが、少しでもいらした方に届いていれば幸いです。

国語の体験授業

倫理の体験授業

英語の体験授業

数学の体験授業ー皆で図形作り

茶道部でお点前の講習

合唱部の発表

美術部で七宝作り

生活委員会 Good Morning Week 生活委員会 Good Morning Week

生活委員会では、Good Morning Week を実施しました。

コンセプトは、朝の挨拶によって生まれる心の絆です。人と人との架け橋となる挨拶を一日の始まりに行うことで気持ちよく学校生活をスタートすることができるように―そんな願いをこめて、生活委員会がこの週間を企画しました。

週間への認識を高めるため、何種類ものポスターを作成し各学年の掲示板に貼ったほか、外からも目に入るところにテープ装飾も施しました。またコロナ禍でしばらく行っていなかった校門に立っての呼びかけもしました。

最初は遠慮がちに挨拶していた委員会のメンバーも、元気よく挨拶を返してくれる生徒たちに励まされるように、次第に挨拶の交わし合いを自然に行えるようになりました。

この週間をきっかけにして、皆が気持ちのよい挨拶の交わし合いを続けていかれるとよいと思います。

Good Morning Weekのポスター

Good Morning Weekのポスター

テープ装飾

校門に立っての挨拶

 

高1総合 読売新聞出前授業 高1総合 読売新聞出前授業

「年齢別人口を多い順に並べると、高1のみなさんの順位は何位だと思いますか?」「バルタン星人が襲来したら、新聞の一面はどうなるでしょう?」

高1の総合の授業では、主権者教育の一環として、読売新聞教育ネットワーク事務局専門委員の鈴木美潮先生による出前授業を実施しました。
当日の朝刊にも目を通しながら、先生からの興味深い問いかけに生徒たちは盛り上がり、選挙の現状や新聞の作成にまつわるお話に引き込まれていきます。
普段はネットニュースから情報を得ることが多い生徒たちは、フィルターバブルやエコーチェンバーなどの現象についても知る機会となり、「自分にも思い当たるところがある」と、改めて考え直すきっかけにもなったようです。

生徒たちは「正しい情報を見極める、選”情報”眼を身につけることが大切だと感じた」「より一層、新聞がメディアの中で占める重要性や正確性を実感した」「若者世代が投票に行くことで、どの世代も暮らしやすい社会に変わると思った」などの感想を述べてくれました。今回の授業を通して、未来の主権者として多くの学びを得たようです。

 

 

中3 和田堀公園徒歩避難訓練 中3 和田堀公園徒歩避難訓練

中3は総合的な学習の時間に、災害時を想定した避難訓練を実施いたしました。

生徒たちは、学校から和田堀公園を通って方南町駅までの道のりを約1時間かけて歩き、経路の確認をしました。

マッチ先生が贈る今月の一句-5月 マッチ先生が贈る今月の一句-5月

「風薫る語らう友の肩ごしに」

「通学す若葉を濡らす雨の中」

マッチ先生の今月の一句ー5月

光塩祭、遠足と様々な行事に忙しかった4月、そして楽しみにしていた連休も終わり、気がつけば5月もあと数日。中1にとっては初めての中間試験でしたね。中1以外の皆さんにとっても、学年が変わって新しいことが山積していることでしょう。マッチ先生にとっても新しいことの連続です。当然、スムーズにいかないこともあります。時には思い悩むことも。

でも、こんな風に考えてみたらいかがでしょうか。生きているからいいろいろな経験をし、悩むこともあるのだと。何の壁もなく、何事もスムーズに運んだらかえって味気ないのではないでしょうか。登山でも起伏があるから面白いと言えるでしょう。

とは言え、悩むのはやっぱりつらいこと。そんなとき、苦しい胸の内を聴いてもらえる人が一人でもいれば、心強いですよね。自分一人で抱え込まないで、信頼できる誰かに自分の思いを打ち明けてみましょう。たとえそれが、直接の問題解決にならなかったとしても、少しだけ心が軽くなるかもしれません。心を開いて自分の弱さをみせることができれば、きっと誰かが手を差し伸べてくれるでしょう。

 

 

中2総合「イノベーション」についての講演会 中2総合「イノベーション」についての講演会

中2は、総合の時間に、お茶の水女子大学の理事・副学長で、光塩女子学院の卒業生でもいらっしゃる加藤 美砂子先生をお招きして、「イノベーション」についての講演をしていただきました。

多くの生徒たちにとって、「イノベーション」という言葉は馴染みのないもので、「インベンション(発明)」とは異なると伺っても、首をかしげる生徒がいましたが、身近な例を挙げてお話しくださることにより、「イノベーション」の意味がだいぶ理解できたようでした。

科学的な発見と必要性によってイノベーションが生まれるとのお話も図を使って分かりやすく説明され、生徒たちの興味と関心を喚起していました。

講演後の生徒たちからは、「『イノベーション』が身近になった」、「理系のイメージが変わった」、「将来の選択に理系も加えてみたいと思った」等の声があり、視野を広げるきっかけとなる有意義な時間になりました。

講演会の様子

講演を聞く生徒たち

中高等科職員研修会 東京大学栗田先生を招いて 中高等科職員研修会 東京大学栗田先生を招いて

5月6日、中高の教職員対象に「生徒の学ぶ力に寄り添う教師の在り方と授業づくりの考え方」をテーマとして、東京大学大学院教育学研究科、大学総合教育研究センター副センター長の栗田佳代子先生にご講演いただきました。栗田先生はオンライン講座、「インタラクティブ・ティーチング」(東大FDウェブサイト、Courseraで公開中)などで授業改善の方法について発信されています。“あなたの担当する授業科目を紹介してみましょう。ただし、価値・期待・環境の観点から相手が学んでみたいと思わせるような説明にしてください”“モチベーションに関するARCSモデルから、自分の授業に取り入れられそうな内容を考えてください”などのワークを進め、ベテランの先生たちにも「はっ」とする気づきがたくさん生まれました。双方向の形で教員と生徒が一緒に学び合う授業スタイルについての大きなヒントを得る研修会となりました。

中1遠足 中1遠足

雲一つない青空が広がる気持ちの良い天気の中、中学1年生は河口湖にある【森と湖の楽園】まで遠足に出かけました。

道中、見ることができたのは大きな富士山。雪化粧したその美しさを目の前にして、バス内では大きな歓声が上がりました。

現地では宝探しゲームと自由散策を楽しみます。走っても走っても果ての見えない広い山中で、目一杯体を動かし、自然を堪能しました。

入学してから初めての校外学習は、新しいお友達との出会いと、たくさんの笑顔にあふれた、思い出深いものとなることでしょう。

 

 

4つ葉、5つ葉のクローバーを見つけました!

あちこちにある丸太。 この後どんじゃんけんが始まり大人気に。

 

 

 

 

 

 

中2遠足 中2遠足

雲一つない好天の下、中2はバスでマザー牧場へと出発しました。

牧場に着くと、各班でのオリエンテーリングの開始です。抜けるような青空と豊かな自然を満喫しながら、ポイントを探しました。

オリエンテーリングで身体を動かした後の昼食は格別なもの。みどりの広場で、おいしくいただきました。

その後は、班ごとの自由散策です。こぶたのレースを見物したり、ふれあい広場で羊や山羊を触ったりと、牧場ならではの動物たちとのふれ合いを楽しみました。また、牧場のミルクたっぷりのソフトクリームにも舌鼓を打っていました。

帰りのバスの中では、親しくなった班員との会話に花が咲き、和やかなひとときを過ごしました。

中2になって初めての遠足は、中学時代の思い出の一コマとして、心に焼き付けられることでしょう。

オリエンテーリングへ出発

お弁当タイム

自然を満喫

動物とのふれ合い