中3 和田堀公園徒歩避難訓練 中3 和田堀公園徒歩避難訓練
中3は総合的な学習の時間に、災害時を想定した避難訓練を実施いたしました。
生徒たちは、学校から和田堀公園を通って方南町駅までの道のりを約1時間かけて歩き、経路の確認をしました。
中3は総合的な学習の時間に、災害時を想定した避難訓練を実施いたしました。
生徒たちは、学校から和田堀公園を通って方南町駅までの道のりを約1時間かけて歩き、経路の確認をしました。
「風薫る語らう友の肩ごしに」
「通学す若葉を濡らす雨の中」
光塩祭、遠足と様々な行事に忙しかった4月、そして楽しみにしていた連休も終わり、気がつけば5月もあと数日。中1にとっては初めての中間試験でしたね。中1以外の皆さんにとっても、学年が変わって新しいことが山積していることでしょう。マッチ先生にとっても新しいことの連続です。当然、スムーズにいかないこともあります。時には思い悩むことも。
でも、こんな風に考えてみたらいかがでしょうか。生きているからいいろいろな経験をし、悩むこともあるのだと。何の壁もなく、何事もスムーズに運んだらかえって味気ないのではないでしょうか。登山でも起伏があるから面白いと言えるでしょう。
とは言え、悩むのはやっぱりつらいこと。そんなとき、苦しい胸の内を聴いてもらえる人が一人でもいれば、心強いですよね。自分一人で抱え込まないで、信頼できる誰かに自分の思いを打ち明けてみましょう。たとえそれが、直接の問題解決にならなかったとしても、少しだけ心が軽くなるかもしれません。心を開いて自分の弱さをみせることができれば、きっと誰かが手を差し伸べてくれるでしょう。
中2は、総合の時間に、お茶の水女子大学の理事・副学長で、光塩女子学院の卒業生でもいらっしゃる加藤 美砂子先生をお招きして、「イノベーション」についての講演をしていただきました。
多くの生徒たちにとって、「イノベーション」という言葉は馴染みのないもので、「インベンション(発明)」とは異なると伺っても、首をかしげる生徒がいましたが、身近な例を挙げてお話しくださることにより、「イノベーション」の意味がだいぶ理解できたようでした。
科学的な発見と必要性によってイノベーションが生まれるとのお話も図を使って分かりやすく説明され、生徒たちの興味と関心を喚起していました。
講演後の生徒たちからは、「『イノベーション』が身近になった」、「理系のイメージが変わった」、「将来の選択に理系も加えてみたいと思った」等の声があり、視野を広げるきっかけとなる有意義な時間になりました。
5月6日、中高の教職員対象に「生徒の学ぶ力に寄り添う教師の在り方と授業づくりの考え方」をテーマとして、東京大学大学院教育学研究科、大学総合教育研究センター副センター長の栗田佳代子先生にご講演いただきました。栗田先生はオンライン講座、「インタラクティブ・ティーチング」(東大FDウェブサイト、Courseraで公開中)などで授業改善の方法について発信されています。“あなたの担当する授業科目を紹介してみましょう。ただし、価値・期待・環境の観点から相手が学んでみたいと思わせるような説明にしてください”“モチベーションに関するARCSモデルから、自分の授業に取り入れられそうな内容を考えてください”などのワークを進め、ベテランの先生たちにも「はっ」とする気づきがたくさん生まれました。双方向の形で教員と生徒が一緒に学び合う授業スタイルについての大きなヒントを得る研修会となりました。
雲一つない青空が広がる気持ちの良い天気の中、中学1年生は河口湖にある【森と湖の楽園】まで遠足に出かけました。
道中、見ることができたのは大きな富士山。雪化粧したその美しさを目の前にして、バス内では大きな歓声が上がりました。
現地では宝探しゲームと自由散策を楽しみます。走っても走っても果ての見えない広い山中で、目一杯体を動かし、自然を堪能しました。
入学してから初めての校外学習は、新しいお友達との出会いと、たくさんの笑顔にあふれた、思い出深いものとなることでしょう。
雲一つない好天の下、中2はバスでマザー牧場へと出発しました。
牧場に着くと、各班でのオリエンテーリングの開始です。抜けるような青空と豊かな自然を満喫しながら、ポイントを探しました。
オリエンテーリングで身体を動かした後の昼食は格別なもの。みどりの広場で、おいしくいただきました。
その後は、班ごとの自由散策です。こぶたのレースを見物したり、ふれあい広場で羊や山羊を触ったりと、牧場ならではの動物たちとのふれ合いを楽しみました。また、牧場のミルクたっぷりのソフトクリームにも舌鼓を打っていました。
帰りのバスの中では、親しくなった班員との会話に花が咲き、和やかなひとときを過ごしました。
中2になって初めての遠足は、中学時代の思い出の一コマとして、心に焼き付けられることでしょう。
「風光りすっくと立てる若木たち」
2023年度がスタートしました。皆さん、ご入学・ご進級おめでとうございます。
今年度の学校目標は「自己肯定感を高める」ですね。私も自己肯定感を持って「自分らしく生き」ようと、心に決めました。けれども、「自分らしく生きる」ことは意外に難しいものです。自分らしく生きるためには、まず自分を知る必要がありますし、他人からの評価に左右されない強さも必要になります。
初めは難しいかもしれません。けれど一日一回、必ず自分をほめるよう心掛けてください。そして小さくても天に向かってすっくと立つ若木のように、胸を張って空を見上げてみましょう。そうすれば、うつむいていては見えなかった新しい景色が、きっと目の前に現れてくることでしょう。
3年ぶりに学校見学の方をお迎えして、第52回光塩祭が開催されました。
今年の光塩祭のテーマは”Preciosa”です。テーマに込められた思いについて、実行委員長からの言葉を一部引用します。
『今年の光塩祭のテーマは”Preciosa”です。マドレ・マルガリタがスペインから来日し、光塩の礎を築かれたのは、今から約95年前のことです。マドレが志した光塩の姿は、長い時を経てなお私たちに受け継がれています。光塩の原点に思いを寄せる機会となるよう、今年の光塩祭のテーマはスペイン語から選出しました。
“Preciosa”は、「貴重な」「美しい」「素晴らしい」「機知に富んだ」など、様々な前向きな意味を持ちます。これらの意味はどれも私たちの日々の学院生活に寄り添うものです。先輩が立つ舞台を照らすため裏方に徹する人、来校された方を楽しませる装飾を施す人、悔いのない光塩祭にしようと練習に励む人、役割は様々だと思いますが、そのどの場面でも、”Preciosa”の前向きな意味が輝き、この二日間が一人一人の心に残るものとなることを願っています。』
光塩祭の実行委員会メンバーはもちろん、各クラブの部員、各係の生徒一人一人が、それぞれの場で”Preciosa”にふさわしい輝きを見せた二日間でした。
入学したばかりの4月上旬。今年も中学1年生に向けたオリエンテーションが行われました。
初めに受けたのは学校生活や勉強方法、お祈りについての説明。生徒たちは真剣にメモを取ります。
また、カウンセラーおすすめの、楽しい4つのレクリエーションに参加し、クラスを超えて様々なお友達と話す時間を過ごしました。
授業開始前に親睦を深めた中1。これからの新しいお友達と、そして新しい自分との出会いを思い、胸に花を咲かせた楽しいひと時になりました。
暖かい春風の下、中等科高等科入学式が行われました。今年はコロナ感染対策が緩和され、多くの保護者の方をお迎えすることができました。
入学式は、午前高等科、午後中等科に分けて実施されました。入学者全員の氏名が読み上げられた後、新入生代表が檀上で入学の宣誓と聖書朗読を行い、続いて校長からの祝辞がありました。
校長祝辞では、石、スミレ、チョウが登場する児童文学『レールの中のスミレ』(福永令三著「クレヨン王国いちご村」講談社青い鳥文庫より)が引用されました。登場する生き物たちが一つ一つ異なった形状をしていながら、どれもかけがえのない存在であるように、私たち人間もありのままでかけがえのない存在であると、校長は述べました。
新入生たちが、光塩女子学院での学びを通して、本校の教育理念である「光と塩」の生き方、すなわちありのままの自己のかけがえのなさに気づき、自分をも他者をも大切にする人になるようにとの祈りをこめて、校長祝辞は結ばれました。
新入生たちは、喜びと緊張の入り混じった面持ちで校長祝辞に聞き入っていました。