高2 英語のグループプレゼンテーション 高2 英語のグループプレゼンテーション
毎年11月,高2の英語コミュニケーションのクラスでグループプレゼンテーションを行っています。まずはALTの先生方が、お手本のプレゼンテーションをしてくださり、効果的な発表の仕方についても講義をしてくださいました。サウンドやアニメーションを駆使したスライドと興味深い内容に生徒たちは引き込まれていました。グループでトピックを自由に決め、各自のデバイスを使ってスライドや原稿を作る協働作業をしていきます。
毎年11月,高2の英語コミュニケーションのクラスでグループプレゼンテーションを行っています。まずはALTの先生方が、お手本のプレゼンテーションをしてくださり、効果的な発表の仕方についても講義をしてくださいました。サウンドやアニメーションを駆使したスライドと興味深い内容に生徒たちは引き込まれていました。グループでトピックを自由に決め、各自のデバイスを使ってスライドや原稿を作る協働作業をしていきます。
「東大の学生の男女比は8:2!」「枕投げ、囲碁、盆踊りで単位が取れるって本当?」
高等科生の希望者を対象に、東京大学の男女共同参画室が主催するプロジェクトとして「東大女子母校訪問」がおこなわれ、東京大学に進学した卒業生3名が母校を訪れました。
冒頭のクイズをはじめ、東京大学の特色や雰囲気、カリキュラム、3名の履修している授業やサークル活動などを、イラストや写真を交えたスライドでご紹介下さり、生徒たちは未知なる大学生活に興味津々。その後、光塩在学中にどのように進路や志望を考えたか、また教科ごとの学習方法や受験生としての過ごし方、心構えなどについてそれぞれのご経験を詳しく話して下さり、熱心にメモを取りながら聞いていました。講演後の個別の質疑応答もさかんに行われ、久々の先輩後輩の交流に心温まるひと時を過ごすとともに、多くの刺激を受けることができたようです。
中3では、11/6(月)と11/10(金)に、2クラス合同で「三平方の定理の証明発表会」を実施しました。生徒たちは各自3種類以上の証明方法を調べ、生徒による司会進行のもとで、グループに分かれて発表を行いました。いつもは別の教室で授業を受けている生徒同士が同じグループとなり、どの生徒も真剣に発表を聴き合い、質問や意見も活発に飛び交っていました。自作のスライドや紙芝居で説明したり、折り紙を実際に折って説明したりなど、プレゼンもよく工夫されていました。発表会を通して、三平方の定理に対する理解がより深まったようです。
高2の学校設定科目「教養演習」のイベントとして、外務省総合外交政策局の国連制裁室長でいらっしゃる徳聡子先生をお招きし、講演会を実施しました。光塩の卒業生でいらっしゃる徳先生は、これから国際社会の中で活躍していく光塩生のために、30年以上に渡る外務省でのご経験をお話しくださいました。徳先生は、外交官という仕事が過去の日本の歴史的な負債解決や難民支援、経済交渉に至るまで、幅広い分野に渡っており、だからこそ長くやりがいをもって続けてこられたことを教えてくださいました。この経験は生徒たちにとって、外交官という仕事の実際を知り、世界において日本がどのようにあるべきかを考えるきっかけになったようです。徳先生が光塩生に、「居心地の良い場所を抜け出して、一見自分に関係のなさそうなものにも挑戦してみよう」という意味を込めて贈ってくださった言葉“Out of Comfort Zone”は、進路を明確にしていく過程にある高校2年生にとって背中を押される応援メッセージとなりました。
受験希望者対象の学校説明会で、中3・高1の生徒がスライドを使って発表しました。
中学3年生の総務・生活委員会の5名は中等科での行事・クラブ活動・中等科1年生の生活について、順序立ててわかりやすく説明しました。
高校1年生はオーストラリアへのターム留学について、たくさんの思い出の写真を写し出しながら、留学中の学びやホストファミリーとの心温まる交流の体験をそれぞれ話しました。
大勢のお客様を前に、緊張していた様子もありましたが、舞台上では堂々と発表することができました。
発表後には、受験生からの個別質問にも誠実に答えていました。
中2は、東京大学特別栄誉教授の藤嶋 昭先生をお招きして、講演をしていただきました。
テーマは『科学を楽しく勉強し、偉人に学ぼう』です。この度出版されるご著書の内容をスライドで紹介されつつ、皆を飽きさせない巧みな話術で生徒たちの心をつかんでいらっしゃいました。
前半では、生徒たちが中1・中2で学習した気象・天文・人体など科学のあらゆる分野について、興味深いお話をしていただきました。また、コペルニクスやガリレオ、アインシュタインといった偉人たちの残した言葉を紹介し、私たちにとって何が大切かということをわかりやすく伝えていただきました。
ご講演後半では、先生のご専門である「光触媒」に関する実験を、生徒たちと一緒にやってくださり、皆驚きと感動をもって実験を観察しました。
今日の講演によって、生徒たちは「科学」の面白さ・奥深さを今まで以上に感じたことでしょう。生徒たちにとって貴重な体験となりました。
本日、中3は総合の時間に、光塩女子学院卒業生でもあり、プラン・インターナショナルの職員として世界中の様々な課題解決に携わっていらっしゃる、奈良崎文乃さんのお話を伺いました。
「女の子の権利」というテーマで、いくつかの動画を拝見しながら、女子教育の重要性、慣習や偏見からくる早すぎる結婚など、様々な問題について学びました。世界には、貧困や性差別に苦しむ、たくさんの同世代の女の子たちがいる。その事実に気づくとともに、自分たちには何ができるか思いを巡らせました。
また、質疑応答のコーナーでは、プラン・インターナショナルの取り組みや日本におけるジェンダー格差、さらには奈良崎さんの思いなど、興味のあることについて積極的に質問し、学びを深めました。
「夕日浴びていろいろはゆるもみぢかな」
紅葉狩りの季節になりました。以前テレビ番組で「葉っぱはなぜ紅葉して落ちるの?」という質問がありました。回答者は、わかりやすく「紅葉して葉を落とすのは木本体を守るため」と答えていました。生物学的には、もっと説明が必要なのでしょうが、私はその簡潔な答えに妙に納得しました。寒い冬になっても葉をつけていると、雪や氷のために木自体が弱ってしまうとのこと。葉っぱが木を去ることによって木を助けているのだなあと思いました。
そのとき、ふと思い出したのがレオ・バスカーリア著『葉っぱのフレディ』という童話です。この作品は、春生まれたフレディという名の葉っぱがたくさんの仲間たちと夏を過ごし、秋になって皆それぞれに紅葉し、やがてひと葉ひと葉、木を離れて旅立っていくという物語です。
フレディもついに木を離れていきました。フレディは空中を舞いながらもとの木のたくましい姿を目にします。そのとき、友人から聞いた”いのち”という言葉を思い出し、”いのち”は永遠に生きているのだと悟るのです。
少し長くなりますが、『徒然草』にも落葉に触れた段があります。
「木の葉の落つるも、まづ落ちて芽ぐむにはあらず、下より兆(きざ)しつはるに堪へずして落つるなり」(155段より)つまり、ある季節の終わりは次の季節の始まりと重なっているということなのです。
私たちも、このように次の世代へと「いのち」のバトンを繋(つな)いでいくのだと考えると勇気づけられます。少し寂しさを感じさせる落葉を、別の角度からとらえてみませんか。
私たち 3 人は 10 週間のオーストラリア留学へ行って、オーストラリアのLourdes Hill College に通いました。現地の学校では 4 学期制をとっており、私たちはその 1 学期分を現地で学びました。それぞれ別のホストファミリー先に滞在し、放課後や休日などはホストファミリーとの時間を楽しみました。
学校の授業では教科を選択でき、それぞれが好きな教科を 7 科目学びました。3 人全員がJapaneseの授業を受けていたので、光塩の紹介や茶道体験、光塩の家庭科で作った絵本の読み聞かせなどをして日本文化を共有しました。また、異文化交流の一環として、オーストラリアで人気のお菓子を試食させてもらうなどして、Japanese のクラスメイトとは特に親睦を深めました。
オーストラリアの授業と日本の授業を比較してみて驚いたことは、3 つあります。第一に、授業はパソコンを主軸として行われ、課題や板書も全てパソコン上でできたことです。第二に、この学期ではほとんどの教科で試験がなく、レポートが評価の対象だったことです。そして、第三に、日本で暗記がメインとされている教科も、探究する力が重視されていたことです。
この留学を通して、私たちはオーストラリアで、現地校の生徒一人一人が自分の生き方と向き合っているのを見て、より高くを目指して主体的に学び続けることが大切だと学びました。この留学で学んだことを、これからの学院生活にも生かしていきます。