2014年7月、8月 山荘生活 2014年7月、8月 山荘生活
中1は2泊3日、中2と高1は3泊4日で、それぞれ長野県の四阿高原にある光塩女子学院四阿山荘へと出かけました。
中1のメインイベントは、2日目の中四阿山登山。本格的な登山は初めてという生徒も多いため、初日には、山荘から片道1時間ほどの沢へ足慣らしに出かけます。2日目の登山は皆明るい表情で出発。途中、苦しくなることもありましたが、周りの友人と励ましあいながら、協力して登ることができました。山荘生活初日は、気がねしながら話していた生徒も、登山の後は楽しそうに談笑している姿が見られました。その晩のキャンプファイヤーでは、班ごとの出し物を通して、さらに友情を深めあうことができたようです。
中2は、菅平牧場までの道のりを、やまぼうし自然学校のインストラクターの指導のもと、ネイチャートレイルに挑戦します。面白い色、形をした動植物に多くの生徒が興味津々。さまざまな動植物についての理解を深め、普段触れることのできない大自然を満喫することができました。初めての飯盒炊爨は、メニューに工夫を凝らし、皆で協力しておいしいご飯を作りました。天候に恵まれて、夜には天体観測を行うこともできました。山荘生活を通して学び得た、集団生活に欠かせない他者への心配りが2学期以降の学校生活にも活かされることでしょう。
高1は、いよいよ標高2354mの四阿山山頂への登山にチャレンジ。A班では突然の大雨にみまわれ、急なルート変更がありましたが、臨機応変に対応し、「自然の厳しさ」もプラスに捉えて登山を楽しんでいた姿が印象的でした。また、B班では天候にも恵まれ、ほぼ全員が登山を成し遂げ、高1らしい成長した姿を見せてくれました。登山を通して、お互い励まし合いながら仲間との友情も一段と深まったようです。自分たちで企画したレクリエーションには創意工夫があふれており、皆が楽しめた山荘生活でした。2学期以降もこの前向きな姿勢で様々な行事に取り組んでいってくれるでしょう。