3学期終業式・中等科卒業証書授与式 3学期終業式・中等科卒業証書授与式
桜の開花が待たれる晴天の下、2023年度を締めくくる3学期終業式と中等科卒業証書授与式が行われました。
中等科生のみが参加したミサは、中等科を卒業する中3のためにささげられました。神父様はご自分が着用されていたバラ色の祭服が、近々訪れるイースターの折に使われるもので、「期待を込めた喜び」を表すので、今日のような式典に選ばれると話されました。そして、このような「恵み」に会うためには「愛する」ことが大切で、人と人との関わりも相手をすべて「受け入れる」=「愛する」ことだと話されていました。また、今の自分をありのままに受け入れることが大切とのお言葉もありました。
ミサに引き続いて行われた終業式の中では、校長先生から「自分をも他者をも受け入れる」ことの大切さが伝えられました。校長先生のお話はご自身の実体験をユーモアを交えてわかりやすく述べられたもので、在校生一同相槌をうちながら熱心に聴いていました。
終業式後、中3卒業証書授与式が行われました。この日のために多くの保護者が来校され、生徒たちの晴れ姿を目を細めてご覧になっていました。一人ひとりが校長先生から卒業証書を受け取った後、3か年皆勤賞・3か年精勤賞の受賞者が壇上に上り、賞状とともに賞品と花束を受け取りました。生徒たちの表情はことなし終えたという達成感と喜びに満ちあふれていました。
卒業証書授与式後に、友と過ごした3年間を振り返りつつ、中3全員でクリスマス会の折に歌った曲を合唱し、ホール内は感動に包まれました。