租税教室 租税教室

高1では杉並税務署から講師として臼杵丈さんをお招きし、租税教室を実施しました。

「ある町に税金で公園をつくることになりました。費用300万円をABCの3人の住人からどのように集めますか?ただしAさんの収入は1800万円、Bさんは900万円、Cさんは300万円です」

講師の先生から出されたグループワークの課題に、何が公平なのか生徒たちは考えをめぐらせます。同じ金額か、それとも収入が多い人の負担を大きくするのか…。実はこの「公平ゲーム」は消費税や法人税など、さまざまな税のありかたをたとえたものです。日本の財政の現状や税の一生のお話を伺い、「消費税がどう使われているのか初めて分かった」「公平になるように深く考えられていてすごいと思った」「選挙で議員を選ぶことが私たちの税金と深くかかわっているのが分かった」と感想の声があがりました。いろいろな人が一緒に生活する社会の「会費」ともいうべき税について、しっかりと学ぶ時間となりました。