中2ふれあい天文学 中2ふれあい天文学
中2では2学期から理科2の授業で天体を学んでいます。その一環として、国立天文台の天文学者の先生による特別講義「ふれあい天文学」が、2月12日(土)に開催されました。今年度の先生は、昨年度も本校で、熱い講義をしてくださった国立天文台ハワイ観測所の泉 拓磨先生です。泉先生は、すばる望遠鏡やALMA望遠鏡を使って昨今のブラックホール天体の成長に関する研究をなさっています。
今年度のテーマは「太古に宇宙に吹き荒れる超巨大ブラックホールの嵐」でした。
講義では、先生が撮影された大変貴重で神秘的な天体写真や動画などを使って、銀河や恒星の誕生についてのお話からブラックホールの成り立ち、そしてブラックホールと銀河の関係性について、難解なテーマでありながら、身近な例を用いて大変わかりやすくお話してくださいました。質疑応答では、生徒からの率直な質問にも大変熱心にお答えいただき、最新の知見をもつ研究者の方と直接交流するという貴重な機会となりました。
講演後は「今まで調べてもよくわからなかったブラックホールについて、理解することができた」「苦手意識を持っていたが、銀河について興味を持った」「自分でももっと調べてみたくなった」など、先生の講義に魅了された生徒からの興奮冷めやらぬ感想が多数寄せられ、生徒の天文学に対する興味関心を高める大変貴重な時間になりました。