マッチ先生が贈る今月の一句ー12月 マッチ先生が贈る今月の一句ー12月
マッチ先生が贈る今月の一句-12月
「一年を振り返りつつ便り書く」
光塩では2学期の終業式を終えて、明日から冬休みに入ります。冬休みというと、皆さんは何を思い浮かべますか。
私が真っ先に思い浮かべるのは、年賀状です。何日までに投函しないと元日に届かないという期限が迫っているからです。パソコンに弱い私は、イラストを見つけたり、それを上手に編集して貼り付けたりするのが苦手。まして、宛名を的確な場所に印刷することは思いもよらないアナログ人間なので、宛名はいまだに手書きにしています。最近は少しずつ書く枚数を減らしているのですが、今年の1月、何人かの友人から「来年からはメールにするね」という年賀状をもらいました。 便利になったものだと思う一方で、何か味気ない思いがしました。パソコンで作るのならメールでも変わりないのかもしれませんが、そこに相手の方に向けての一言が添えられている年賀状を受け取ると、その人の姿が見えるようでとてもうれしいものです。手書きだと、なおのこと人のぬくもりが感じられます。遠方にいてなかなか会えない友人の場合はなおさらです。年を重ねるにつれて億劫になっていくのは仕方のないことですが、一年に一度の邂逅を大切にしていきたいと、私は考えています。