マッチ先生が贈る今月の一句ー7月 マッチ先生が贈る今月の一句ー7月

「思い出をいっぱい作ろう夏休み」

先日、終業式があり、校長訓話がありました。校長訓話というと思い出すのが、2年前に他界した前校長のことです。放送朝礼で生徒たちの心に沁みとおる素晴らしい話をしていましたが、その話の結びはいつも生徒たちへの励ましの一言で締めくくられていました。それが「今日も一日ファイトです!」の一言。たぶん、先生は生徒たちに向けてと同時に、自分に向けてもその一言を投げかけていたのではないかと推察します。

さて、私ならどんな一言で締めくくるのかしらと思い巡らしたときに浮かんできたのが次の言葉です。

「今日も一日感謝です!」―私にはこの一言が一番似合っていると思いました。なぜなら、私は一人では何もできないからです。以前お話ししたように機械に弱い私は、日々周りの先生方に教えていただいたり、手伝っていただいたりしています。また、幼少時から忘れっぽいので、いろいろな方から声をかけてもいただいています。授業では、拙い私の授業に一生懸命受け答えしてくれる生徒たちに助けられています。生徒たちの発言から学ぶことも多々あります。また、6月の教育実習期間には、実習生の方からたくさん学ばせてもらいました。

そもそも、今日一日私が生かされ、仕事させていただき、おいしく食事させていただき、心地よく眠らせていただいていること自体、感謝したいことなのです。だから、私は皆さんに向けて言います。

「今日も一日感謝です!」と。