東京大学先端科学技術研究センターが主催する、第1回青少年高野山会議に高2生徒が参加しました。(東京大学ホームページより:「『高野山会議』は、開創より1200年の歴史を持つ高野山の真言宗総本山金剛峯寺および高野山大学を舞台とし、東大先端研の新しい研究展開を皆さまに広くご紹介するとともに、科学技術×アートデザイン×宗教の深い対話を通じてダイバーシティとインクルージョンの未来を形づくることを目的とした、ユニークな科学文化学術会議です。」)
以下は参加した生徒本人からのコメントです。
8月18日〜21日までの4日間、和歌山県高野山にて「青少年高野山会議」に参加いたしました。
私達と同じ普通科の参加者と親交を深め、様々な舞台で活躍する音楽科の参加者と同じ生活・お勤めをすることができたのは非常に素晴らしい体験でした。
私は今回の会議のテーマ、「1200年後の未来」について様々な観点から考えを深めることができたと思います。
幼い頃から書道という芸術を嗜んでいる私にとって、「1200年後の芸術」にはとても興味がありました。そのため芸術とテクノロジーの共存、もしくはテクノロジーが芸術を侵略する未来について様々な分野の先端人の方々と語り合い、未来に向けて私たちができること、繋げていけることを考察できたことは本当に嬉しい経験です。
今回の会議の内容で一番印象に残ったのは、ワールドカフェ形式での座談会です。この座談会では、多くの人と意見を交わし、芸術とは何か?将来に向けて何を残すことができるのか?などの観点から自分には何ができるのか、今一度見直すことができました。
音楽をはじめとした様々な芸術に触れ、高野山という地で心身を清め、芸術・そして人間の将来について考察した非常に有意義な4日間でした。
頂いた精進料理
高野山会議×東京フィルの特別コンサートに出席した際の写真