中高クリスマス会 中高クリスマス会
中高クリスマス会が、行われました。クリスマス会第1部は中高6学年が競う合唱コンクール、アンサンブル部、合唱部の発表や高2有志によるオルガン演奏、第2部は中3有志生徒による発表とNPO法人「アルペなんみんセンター」理事松浦由佳子氏の講演を実施しました。
合唱コンクールでは、どの学年もそれぞれの持ち味と練習の成果を活かした合唱を披露しました。なかでも高3は最後の合唱コンクールに、光塩で支え合った仲間や見守り続けてくれた家族、教職員への感謝を込め、心を一つにして歌い、聴衆に大きな感動を与えました。
合唱コンクールの結果は、 高等科金賞が高等科3年、中等科金賞は中等科2年でした。さらに指揮者賞、伴奏者賞を、中高各1名ずつ表彰しました。
第2部は、まず、8月に「アルペなんみんセンター」の交流会に参加した中3生徒が、「難民」の定義や難民の人数、出身国、子どもの数、就学率等をクイズ形式で解りやすく紹介し、その後、「アルペなんみんセンター」理事である松浦由佳子氏の講演を聴きました。松浦氏は難民を取り巻く状況や日本の難民認定の現状と課題について、スライドや動画を交えて解りやすく話されました。お話の中で強調されていたのは、「人と人とのかかわり」であり、難民の方が「その人らしく生きられるように」支えることが大切ということでした。そして、今、私たちにできることは、「もう一人の友」として難民の方に思いを馳せ、共に歩むことであると述べておられました。第2部の発表と講演は、生徒たちが難民問題や国際協力を考える契機になることでしょう。