2024年親睦会 2024年親睦会

11月中旬とは思えないほど暖かい天候の中、親睦会が開催されました。

今年は、学校見学の方、保護者、卒業生の方を大勢お迎えすることができました。例年通り、保護者の手作り作品や卒業生による焼きそばの販売は長蛇の列ができていました。また、小学生以下の子供が楽しめるゲームコーナーも大盛況でした。特に各学年の企画は、来校者と在校生との親睦を深めるもので、企画した生徒たちも達成感を味わっていたようでした。また、在校生のお父様方も校庭でどら焼きや甘酒などの販売に積極的に関わってくださいました。学校見学者に向けての校内案内ツアーも好評で、案内の生徒たちは張り切って説明していました。

親睦会実行委員会の生徒たちが1学期から計画的に準備を行ってきた成果が見事に花開いた小春日和の一日でした。

高2学年企画アメリカンダイナー

高1学年企画お化け屋敷

中3学年企画縁日

保護者の手作り作品

マラウイの子供たちのためのコーヒー販売

サロンコンサートの様子

ワンガヌイ市(ニュージーランド)との交流 ワンガヌイ市(ニュージーランド)との交流

10月、ワンガヌイ・ハイスクールの留学担当ナターシャさんとワンガヌイ市の国際交流担当レイチさん、ニュージーランド大使館エデュケーション・ニュージーランドの紺谷さんが来校されました。ワンガヌイはニュージーランドの首都ウェリントンから車で2時間半のところに位置し、美しい自然とマオリ文化が息づく都市です。市には5つの高校がありますが、ニュージーランド政府の方針もあり、いずれも国際交流に力を入れています。ナターシャさんは流ちょうな日本語で、ワンガヌイ・ハイスクールは多くの留学生を送り出すと同時に、一度に数十人を受け入れており、日本人もたくさんいることを話されました。実は、カトリック校のカリネイン・カレッジとワンガヌイ・ガールズ・カレッジの方の訪問も予定されていましたが、残念ながら飛行機の欠航のため、この日は叶いませんでした。なごやかな懇談のあと、ナターシャさんとレイチさんは校内を見学され、光塩の理科室の設備に感心されたり、黒板を懐かしがったり(ニュージーランドはホワイトボードが中心だそうです)されていました。ワンガヌイ市からのご訪問は、光塩とニュージーランドとの交流が深まる機会となりました。

マッセイ大学(ニュージーランド)のプレゼンテーションの記事はこちら

中3数学2「三平方の定理の証明」発表会 中3数学2「三平方の定理の証明」発表会

11/8(金)と11/11(月)に、中3数学2の授業で2クラス合同「三平方の定理の証明」発表会を行いました。

夏休みに各自3種類以上の証明方法を調べてレポートにまとめ、それをもとに4人グループの中で発表をしました。

証明の内容をお友達に理解してもらうために図をわかりやすく描いたり、スライドや折り紙を使ったりして、各々が工夫を凝らしていました。証明の他にも、その証明をした人物のことや実生活で三平方の定理の考え方が使われているところなどを説明している人もいました。

この発表を通して、三平方の定理のみならず、相似やその他の定理などの理解も深まったと同時に、人に理解してもらう難しさや知識を深める楽しさを知ることができたようです。

 

特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村さんと『循環』 特別講座「国際NPOせいぼ」バリスタ・大村さんと『循環』

バザーでのコーヒー販売を前に、特別講座「国際NPOせいぼ」では、「どうやって宣伝しよう?」「ミルクや砂糖は用意する?」と生徒がアイディアを練る時間が続いています。ところが今日は、教室の真ん中にマラウイの布をかけたカフェコーナーが出現。バリスタのご経験が長い大村美咲さんが美味しいコーヒーの淹れ方を説明しながら実演してくださいました。「やってみたい!」とお湯の入ったポットを受け取って生徒も体験し、教室はマラウイコーヒーの良い香りが漂いました。みんな、バザーでのコーヒー販売の自信がついたようです。授業の最後に、大村さんは「循環って大切なんですよ。NPOせいぼの活動も、人の体の働きも…でも詳しくはまた今度」と締めくくりました。循環について思いを巡らしつつ、バザーへ向け、準備が進みます、

これまでの特別講座「国際NPOせいぼ」の記事はこちら

美味しいコーヒーの淹れ方を実演される大村さん

 

 

高1 卒業生講演会 高1 卒業生講演会

高1では、本校の卒業生である吉田彩さんをお招きして講演会を行いました。

「高校1年生にこそ知ってほしいコンサルタントという選択肢」と題したご講演では、ご自身の光塩時代のエピソードから始まり、大学での経験やコンサルティング業界に入るまでの経緯、そして現在されているお仕事の具体的な内容などを、わかりやすく説明していただきました。後半では、実際にコンサルタントの仕事を体験してみよう!ということで、「8月のテーマパークの売上を向上させる」という課題を設定し、グループワークを行いました。生徒たちは積極的にアイディアを出し合い、「暑さ対策」「競合他社」などの問題点を分析した上で、「夏限定のイベント開催」「シャトルバスによるアクセスの強化」「SNSでの宣伝や有名人とのコラボ」など、多くの解決策を見出していました。

質疑応答では質問が絶えず、コンサルティングに関する質問から勉強方法の相談、体育祭での勝ち方など、様々な質問が飛び交っていました。吉田さんから最後に「何にでもなれるけれどまだ何にもなっていない高1という時期だからこそ、少しでも多くの可能性を広げていってください」というお言葉をいただきました。

今回のご講演は、学問や職業についてまだ手探り状態の高1にとって、進路選択のための視野が大きく広がるものとなりました。吉田彩さんに改めて感謝を申し上げます。

 

大学時代の経験・充実度グラフ

 

 

 

 

 

 

 

 

Why Consultants?

 

 

 

 

 

 

 

 

検討プロセス ~コンサルタントの課題解決方法~

 

 

 

 

 

 

 

 

グループワークの様子

中1 キャリア教育講演会 中1 キャリア教育講演会

中1は総合の時間にキャリア教育講演会を実施しました。夏期休暇中にキャリアインタビューにご協力くださった保護者の中から、さまざまな職業に従事されている6名の方にお越しいただき、生徒たちはそのうち2つの興味のある職業を選んで、お話をうかがいました。生徒たちにとっては、普段なかなか聞くことのない内容も多いようでした。社会で働く方が、中学生のときにどんなことをされていたか、どんなことを大切に過ごしてほしいかというメッセージもうかがうことができ、生徒たちに大きな刺激になっていました。

特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問 特別講座「国際NPOせいぼ」高円寺教会訪問

11月の親睦会でのコーヒー販売を前に、特別講座「国際NPOせいぼ」の生徒が2名、高円寺教会を訪問しました。日曜日のミサの最後に、2人は聖堂の前に進み出て、次のように活動を報告しました。「本日はこのような機会をいただき、ありがとうございます。私たちは光塩女子学院でNPOせいぼの活動に参加し、アフリカ南東に位置するマラウイに住む子供たちを支援する活動の一環でチャリティコーヒーの販売活動を計画し、光塩女子学院の行事である親睦会で販売しています。少しでもこのチャリティコーヒーのことを知っていただきたいと思い、今日は高円寺教会にお邪魔させていただきました。とてもおいしいコーヒーなのでぜひ、お買い求めいただけると嬉しいです。」

このあと、教会の庭でマラウイコーヒーの販売をしましたが、教会の方が次々に買い求め、あっという間に用意したドリップパックとコーヒー豆は完売。「早かった!」と2人とも驚いていました。
ちなみに、光塩と同様に、高円寺教会でもバザーの準備中です。教会のバザーは11月17日で、こちらでもマラウイコーヒー販売の予定があるそうです。

これまでの特別講座「国際NPOせいぼ」の活動の記事はこちら

高円寺教会の庭にテーブルを出して、マラウイコーヒーの販売中です

右はNPOせいぼのスタッフ、ニコルさん

 

高2修学旅行 高2修学旅行

10月1日~4日の3泊4日で、高2は京都・奈良に修学旅行へ行きました。

1日目は、東大寺の大仏殿や興福寺をガイドの方のお話を聞きながら巡りました。野生の鹿とも触れ合うことができ、穏やかで楽しい時を過ごしました。

2日目の法隆寺では、教科書でおなじみの仏像を目の当たりにし、続いて薬師寺では法話に引き込まれ、話を聞く生徒たちの顔は真剣そのものでした。午後は京都へ移動し、らくたび 若村亮氏の講演会ではさらに多くの学びを得ました。

3日目は、生徒たちが楽しみにしていた京都班別自主研修でした。
以前から立てていた計画にもとづいて、一日中京都市内を観光しました。
戻ってきた満足そうな顔に、貴重な学びの体験が感じられました。

最終日は、宇治平等院の造形美に圧倒されつつ、最後まで名残惜しそうに写真を撮っていたのが印象的でした。

この修学旅行期間中で得たさまざまな経験が、きっとこれからの学院生活に活かされることでしょう。

らくたび若村氏の講演の様子

中1茶道教室 中1茶道教室

中1は、総合の時間に茶道教室を実施しました。卒業生の先生を含む12名の講師の先生をお迎えして、「主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つ」という茶道の心得を示す「和敬静寂」のお話をうかがい、お点前の見学・体験を行いました。生徒たちは慣れない正座に苦戦しながらも、おもてなしの心を身をもって体験しました。

高2生徒が高野山会議に参加しました 高2生徒が高野山会議に参加しました

東京大学先端科学技術研究センターが主催する、第1回青少年高野山会議に高2生徒が参加しました。(東京大学ホームページより:「『高野山会議』は、開創より1200年の歴史を持つ高野山の真言宗総本山金剛峯寺および高野山大学を舞台とし、東大先端研の新しい研究展開を皆さまに広くご紹介するとともに、科学技術×アートデザイン×宗教の深い対話を通じてダイバーシティとインクルージョンの未来を形づくることを目的とした、ユニークな科学文化学術会議です。」)

以下は参加した生徒本人からのコメントです。

8月18日〜21日までの4日間、和歌山県高野山にて「青少年高野山会議」に参加いたしました。

私達と同じ普通科の参加者と親交を深め、様々な舞台で活躍する音楽科の参加者と同じ生活・お勤めをすることができたのは非常に素晴らしい体験でした。

私は今回の会議のテーマ、「1200年後の未来」について様々な観点から考えを深めることができたと思います。

幼い頃から書道という芸術を嗜んでいる私にとって、「1200年後の芸術」にはとても興味がありました。そのため芸術とテクノロジーの共存、もしくはテクノロジーが芸術を侵略する未来について様々な分野の先端人の方々と語り合い、未来に向けて私たちができること、繋げていけることを考察できたことは本当に嬉しい経験です。

今回の会議の内容で一番印象に残ったのは、ワールドカフェ形式での座談会です。この座談会では、多くの人と意見を交わし、芸術とは何か?将来に向けて何を残すことができるのか?などの観点から自分には何ができるのか、今一度見直すことができました。

音楽をはじめとした様々な芸術に触れ、高野山という地で心身を清め、芸術・そして人間の将来について考察した非常に有意義な4日間でした。

頂いた精進料理

高野山会議×東京フィルの特別コンサートに出席した際の写真