About Koen
光塩女子学院の誕生と建学の精神
光塩女子学院は、1931年に光塩高等女学校として発足しました。設立母体は、ベリス・メルセス宣教修道女会です。13世紀、聖ペトロ・ノラスコによってスペインで創立されたメルセス会は、20世紀にマドレ・マルガリタによって宣教修道女会に改められ、現在に至っています。
“隣人への愛を生きる”というメルセス会の精神に促され、マドレ・マルガリタは、日本にもキリスト教の学校を創立したいという熱い望みをもって1928年に来日しました。
光塩女子学院は、マドレ・マルガリタの精神を引き継ぎ、生徒一人ひとりが“世の光、地の塩である”ことを大切にし、自己肯定感を育て、各自が自らの使命を果たしていくことをめざします。一人ひとりが自分らしさを磨き、持っている良いものを伸長させることにより、「光のように内側から照らし温め、明るさ・喜びを周りに広げていく。塩のように塩味をしみ込ませ、そのものが持つ味を引き立たせ、更に腐敗を防ぎ清める」という“光と塩”の使命を自覚していきます。
“母”を意味する“マドレ”はスペイン語で、修道女に対する敬称です。カトリック教会は2006年、創立者マドレ・マルガリタに“福者”の称号を授けました。これは、神の恵みのうちにマドレ・マルガリタが生涯にわたってキリストの精神を生き、現代に生きる人々の模範として尊敬に値する、と教会が公に認めたことを示しています。“福者”は、“聖人”に次ぐ称号です。
聖書のことば
特別な状況下では、文字通りいのちをさしだすこともあり得ますが、日々の生活の中で体験するすべて、自分の時間、喜びや希望などを新しいいのちの源として、人々に自由に使ってもらうことです。
光も塩も、なくてはならないものです。人は誰でも、なくてはならない“かけがえのない存在”です。神から受けた“光と塩”の使命を、社会の中で生きていきます。
沿革
1931年 |
・光塩高等女学校設立認可。 ・光塩高等女学校開校。 |
1947年 |
・学制改革に伴い、光塩女子学院と改称し、高等科・中等科・初等科を置く。 |
1955年 |
・光塩女子学院幼稚園開園。 |
1956年 |
・創立25周年を祝う。 |
1968年 |
・光塩女子学院日野幼稚園開園。 |
1979年 |
・3号館竣工。 |
1980年 |
・創立50周年を祝う。 |
1990年 |
・4号館竣工。 |
1995年 |
・四阿高原の山荘竣工。 |
2001年 |
・5号館竣工。 |
2006年 |
・創立75周年と創立者マドレ・マルガリタの列福を祝う。 |
2008年 |
・2号館竣工。 |
2015年 |
・6号館竣工。 |
2016年 |
・1号館Ⅰ期竣工。 |
2018年 |
・1号館Ⅱ期竣工。 |
姉妹校
国内
山口県萩市 萩光塩学院
東京都日野市 光塩女子学院日野幼稚園
広島県廿日市市 聖母マリア幼稚園
海外
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