中3・高1裁判傍聴と法律事務所見学 中3・高1裁判傍聴と法律事務所見学

春休みの一日、中3・高1の希望者が、光塩の卒業生であり現役弁護士の先生を通じて、東京地方裁判所における裁判傍聴と、「弁護士」として働くことについて考えるトークイベント、そして「西村あさひ法律事務所・外国法共同事業」様のオフィス見学をさせていただきました。

広々とした眺望抜群のオフィスに集合し、東京地方裁判所まで移動して3か所の法廷に分かれての傍聴後、オフィスにて裁判解説をしていただきました。裁判では専門用語がたくさんあり難解なことが多いので、プロの解説があったことですっきりしたことも多かったようです。

その後、少人数のグループに分かれて6名の女性弁護士の先生方とお話をする時間をいただきました。法律を学ぶということについて考えを深め、自分の将来像を思い描きながら、中高生の今何をしたらよいか、様々な具体的なアドバイスをいただきました。

最後にあったオフィス特別見学ツアーでは、「働く」ということがより身近に現実的に感じる瞬間も多かったのではないでしょうか。

お忙しい中企画を進めてくださった弁護士の先生方、事務所スタッフの皆様、ありがとうございました!

 

2025年度入学式 2025年度入学式

春爛漫の花の盛りに、2025年度入学式がメルセダリアンホールで挙行されました。

新入生たちは、心持ち緊張した面持ちでホールへ入場し、聖歌隊の合唱から入学式が始まりました。

まず、新入生一人ひとりの氏名が読み上げられ、その後、新入生代表が入学に際しての決意を表明し、校長より入学許可宣言が出されました。また、「光塩」の名前の由来である、聖書の一部分が新入生によって朗読されました。

校長からの寿ぎの挨拶の中でも「光」と「塩」について言及があり、一人ひとりの存在は「ありのまま」でかけがえがないのだから、自分も他人も大切にしてほしいと述べていました。

平日にもかかわらず、多くの保護者が来校し、新入生と一緒に校庭のマリア像を背景に写真を撮っていました。折しもマリア像の傍らの花桃が満開で風に揺れているのが印象的でした。

入学式の様子

氏名読み上げ

新入生宣誓

校庭の撮影スポット

中1教室前の装飾

卒業生へ贈る「情報武装講座」 卒業生へ贈る「情報武装講座」

3月、卒業を迎えた高3に分厚いクリアファイルが配られました。ファイルの資料のタイトルは「情報講座~キャンパスライフ編」と「情報武装講座~基礎知識編」。キャンパスライフ編は“本を読む習慣をつけましょう”“旅をしましょう”に始まる20章が記され、基礎知識編には「1000冊読んで教養を豊かにしましょう」のことばと共に、びっしりと本が紹介されています(1000冊以上あるかも?)。掲載されている本は人生論・語学から法学・政治学、そして科学論・数学など全24ジャンル。この資料は、高3の世界史担当・益森先生からのプレゼントです。教養を自分の一部として、大きく羽ばたきましょう!

左が「情報武装講座~基礎知識編」右が「情報武装講座~キャンパスライフ編」。

1000冊(超)の本が紹介されています!

 

高3 アイメイト体験 高3 アイメイト体験

3月6日(木)高等科3年生の希望者を対象に、公益財団法人アイメイト協会から2名のスタッフと、2頭のアイメイト候補犬が来校し、アイメイト(盲導犬)体験が行われました。

2頭のアイメイト候補犬のお出迎えに歓声が上がり、会はスタート。最初は〇×クイズを通してアイメイトや視覚障害に関する理解を深めました。目の見えない方への声掛け、誘導を実際に体験したり、位置や方向を時計の文字盤に例えて説明する方法に挑戦したりしました。

後半は、アイマスクをして、アイメイトと一緒に歩行する体験をしました。広い廊下でさえ、恐ろしいと感じた生徒が多かったようで、目の見えない方に心を寄せていました。

この体験を通して、社会の中でのアイメイトの役割を理解し、視覚障害者の方にどのように声を掛けたらよいかなどを理解する有意義な時間になりました。

 

 

 

 

 

 

中等科卒業証書授与式 中等科卒業証書授与式

春の日差しが降り注ぐ好天のもと、中等科卒業証書授与式が行われました。

土曜日とあって多くの保護者が来校され、卒業証書を受け取る我が子の晴れ姿に目を潤ませていました。

生徒たちも、これまでの3年間を思い起しながら卒業証書を受け取り、すでに次のステージへと思いを馳せているようでした。卒業証書授与後、3か年皆勤者・3か年精勤者の賞状と花束の授与がありました。

授与式後の校長からの祝辞では、3年間の歩みを辿りつつ、この学年の特長である素直さ、まじめさ、探究心の強さが称えられました。教員に対しても心遣いのできるところや集団を上手にまとめていくことのできるよいリーダーがいることなどが思い出として語られました。

式の後、卒業生は全員舞台に上がり、クリスマス会で歌った合唱を披露し、ホール内の聴衆を感動の渦に巻き込みました。

証書を手にした卒業生たちは満面の笑みを浮かべて、ホール内で記念撮影を行いました。

中等科卒業証書授与

3か年皆勤、精勤者の表彰

卒業生の合唱「友」

高等科送別会 高等科送別会

高1・高2が協力して、高3を送る会を催しました。

第一部では、門出する高3を送るミサがありました。ミサの中では在校生からの記念品として高3に贈られるスクールリングの祝別が行われました。聖歌隊には一旦引退した高3のメンバーも加わって、後輩と心を一つにして聖歌を歌いました。

第二部は、高1作成の動画上映と高2によるパフォーマンスです。自分たちで作った大掛かりな仕掛けを使ってのマジックショー、ダンス部によるダンス、有志による歌、それに先生へのインタビューを上手に編集した動画の上映です。クラブの後輩からのメッセージや先生方からの温かいはなむけの言葉に、高3は心から喜んでいる様子でした。

ダンス部のパフォーマンス

有志による歌

先生からのメッセージ動画

黒板アートに思いをこめて

在校生から贈る言葉

第91回高等科卒業式 第91回高等科卒業式

第91回卒業式が挙行されました。

卒業生ひとり一人の名前が読み上げられ、校長手ずから全員に卒業証書が渡されました。その後、3か年皆勤者と3か年精勤者が表彰され、受賞者は壇上で賞状と花束を受け取りました。花束は、ねぎらいの言葉とともに卒業生から保護者に手渡され、感極まって目を潤ませている保護者もいました。

続いてコロナ禍でしばらく行われなかった「愛」(ロッシーニ作曲)の合唱が卒業生と在校生によって行われ、ホール内の人々に感動を与えていました。

校長からの祝辞では、卒業生の、明るく開放的でエネルギッシュな学年の長所が、体育祭や合唱コンクールといった学校行事の場面で存分に発揮され、見事な成果を収めたことが称えられました。また、この学年の、互いを思いやり、教員をも気遣うやさしさが強調されました。

卒業生総代による答辞の中でも、3年間のさまざまな思い出を挙げながら、学年の結束力と実行力が育まれていったことが語られていました。

卒業式の最後に、卒業生たちは、12月のクリスマス会で優勝を勝ち取った合唱を全員で歌い、感動のうちに卒業式が終わりました。

卒業証書授与

在校生と卒業生による合唱「愛」

 

卒業生による合唱

卒業証書を手に記念撮影

 

 

 

高2教養演習 俳句 ―私の浅春― 高2教養演習 俳句 ―私の浅春―

高2の学校設定科目「教養演習」で生徒が『浅春』をテーマに俳句を作りました。3学期の授業の佳句を紹介します。

流されて行方も知らぬ春の星
時止める乙矢の弦音弓始
塾終へて今日と気づきしクリスマス
キャンパスに袖パレットに桜散る
教室の窓の桜の静けさよ
しやぼん玉輝く未来映したる
卒業歌涙かくしてゐたる友
春夕焼先輩の席空きしまま
母と子の並んで探すクローバー
亡き人と心をつなぐ春夕焼

高2教養演習2学期の佳句(私の冬)はこちら

マッチ先生が贈る今月の一句ー3月 マッチ先生が贈る今月の一句ー3月

「さまざまの事思ひ出す桜かな」芭蕉

3月に入ってからも寒い日が続き、東京でも雪が降ることがありましたが、ようやく冬将軍から解放されそうですね。これまで寒かっただけに急に暖かくなって、桜が一気に咲く気配。本当の春はもうそこまで来ています。桜は蕾の状態ですが、梅は盛りを過ぎ、海棠はすでに咲き始めています。咲く時期は異なりますが、いずれもバラ科の植物です。桜はご存じのとおり、花見の定番として多くの人に愛でられますが、梅の上品な香もまた、古代から和歌に詠まれ、愛されてきました。海棠の華やかな様は楊貴妃になぞらえられ、もてはやされています。

このように植物たちは、同じ科であっても、それぞれの個性を持っており、優劣などつけられません。私たち人間も同じです。皆それぞれにかけがえのない存在なのです。

書家で詩人でもある相田みつをさんは、「自分が自分にならないでだれが自分になる」という言葉を書いていますが、本当にそのとおりだと思います。

4月から新しい世界に入っていく皆さん、ぜひ自分のまま、置かれた場所で花を咲かせてくださいね。応援しています。

最後に門出する皆さんに、駄句を一句

「旅立ちに幸あれと祈る親心」

 

2024年度高2理数探究基礎 研究発表会 2024年度高2理数探究基礎 研究発表会

3月1日(土)に、高2「理数探究基礎」の授業の研究発表会が行われました。3学期は、各自が興味のある分野を研究し、最後の授業で発表を行います。この日は日本女子大学から2名の先生をお招きし、研究発表をご覧いただきました。
発表会では16ものグループが発表し、それぞれ自分たちがやったことを熱心に説明していました。
日本女子大学の先生方からご講評をいただき、それぞれのグループがやりたいと思ったことに取り組んだことや、失敗も含めて発表したことなどを高く評価してくださいました。
最後に、生徒の投票が一番多かった研究と、日本女子大学の先生方が選んだ2つの研究に、「日本女子大学賞」が贈られました。以下が受賞した研究です。
・「大気圧測定」(ばねばかりを使った大気圧の測定方法についての研究)
・「最速降下曲線はどれだ!?」(サイクロイド曲線が最速降下曲線であることを実験的に示した研究)
・「美女と野獣のアトラクション、魔法の秘密!」(映像と実際の風景が融合して見える“ペッパーズゴースト”の模型を作った研究)


発表の様子


サイクロイド曲線について


ペッパーズゴーストの模型


日本女子大学 永田典子先生


日本女子大学 村岡梓先生