特別講座「国際NPOせいぼ」ユースワーク・林栞さん 特別講座「国際NPOせいぼ」ユースワーク・林栞さん
特別講座「国際NPOせいぼ」に、今回はゲストスピーカーとして林栞さんが来てくださいました。
林さんは、NPO法人文楽舎(ぶんがくしゃ)に所属、子どもや若者の支援活動であるユースワークをしています。その内容は学習支援や食事、居場所づくりから、“平和”や“気候変動”など正解のない問いをみんなで話し合う「金の学び」に至るまで、実にさまざま。光塩の生徒から見れば、年齢的には少しだけ先輩の方、ですがユースワークの活動は10年を超えています。
大学時代のタイ留学、カンボジアでのボランティア活動を通じて、当たり前と思っていたことが必ずしもそうでないとに気づくと同時に、日本社会の問題が俯瞰して見えるようになったという林さん。今は、いろいろな事情を抱える子どもに寄り添って、独りぼっちじゃないと伝えることが希望、と話してくださいました。
生徒たちは真剣にお話を聞きながら、協働について考えました。コーヒー販売とマラウイの給食支援をスタートに、この講座が目指すものを、もっと広げて行くとしたら? むしろ身近に活動の場があるのかもしれない…講座の名前に「国際」とあるけれど、支援が必要な人はそれこそ東京の若者の中にもいるわけで…。考えるうち、生徒たちは今学期のテーマ「協働」のイメージをつかみ始めたようです。
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