同愛記念病院から感謝状が贈呈されました 同愛記念病院から感謝状が贈呈されました

東京都墨田区にある同愛記念病院の設立100年記念式典が4月に行われ、ご招待を受けて烏田校長と宗教部の部長ら高校生3人が出席しました。式典では、合唱部のボランティア訪問、クリスマスのお菓子やカードのプレゼントなど、光塩の長年の活動に対し感謝状が贈呈されました。

記念品を受け取る宗教部の生徒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝状は、現在、1号館3階廊下に掲示されています

日本女子大学と高大連携協定を締結しました 日本女子大学と高大連携協定を締結しました

5月14日、本校と日本女子大学(学長:篠原聡子/東京都文京区)は、高大連携に関する協定を締結しました。本協定は、大学教育と高校教育の連携を円滑にし、正課授業及び正課外の活動における交流と連携を通じて、高校教育及び大学教育の質の向上と活性化を図ることなどを目的としています。

締結式には、日本女子大学から篠原聡子学長、永田典子学長補佐(化学生命科学科教授)、浅田誠入学部部長が出席され、本校からは烏田校長、齋地教頭が出席しました。

篠原聡子日本女子大学学長と烏田校長

 

 

 

 

 

 

 

津田塾大学高大連携科目等履修生の授業が始まりました! 津田塾大学高大連携科目等履修生の授業が始まりました!

4月から、高大連携協定に基づき、高校生希望者対象の津田塾大学の講義(オンライン)が始まりました。受講した生徒からは「国際関係概論では、たとえば文化的なパワーについて学んだあとに、ソフトパワーの例について考えるレポートが課されたりします。一見難しいですが、先生の解説が分かりやすいです。」「インターネット概論では、検索のしくみなどインターネットの基本を学べます。はじめて知ることばかりで面白いです」との感想が聞かれました。中には津田塾大学のキャンパスに行き、図書館を利用して、「英語の本の多さに圧倒されました」という人も。(科目等履修生は図書館などの利用ができます)。出願を迷っている人のために、以下のコメントが寄せられました。「大学の講義を受ける貴重な機会です。少しでも興味があればぜひチャレンジしてください」

教員研修会~東京大学栗田佳代子先生をお招きして~ 教員研修会~東京大学栗田佳代子先生をお招きして~

5月、今年も、東京大学大学総合教育研究センター副センター長・栗田佳代子先生をお招きして、教員の研修会が行われました。今年のテーマはTPチャート。これは、教師が自らのキャリアを振り返り可視化する記録で、栗田先生はご著書『教師のためのなりたい教師になれる本(学陽書房)』『ティーチングポートフォリオ作成講座(医学書院)』で紹介されています。「自分の授業で小テストを実施するねらいは…」「授業の開始・終了時刻を絶対に守るのは何のためかというと…」参加者は自身の仕事について振り返り、色鮮やかな付箋を使ってワークシートを作成しながら、活発なペアワークを繰り返しました。TPチャートを完成させ、グループワークを通じて見直し、掘り下げるうちに、今まで意識してこなかった自らの理念が言葉になり、はっとした気づきが生まれました。

TPチャートは完成した今日がスタート、今日の新鮮な気づきがこれからの日々に活かせるよう、「ワークシートは目につくところに貼ってくださいね」と栗田先生。忙しさや情報の多さの中で流されることなく、それぞれが自分の理念を見出だし、大切にし続けるための、貴重な研修会となりました。

優しい口調で語る栗田先生

各自が教育活動を振り返ります

ペアワークを繰り返してTPチャートを完成させます

朗読劇「風の使者ゼノ」・ポーランド大使館講演 朗読劇「風の使者ゼノ」・ポーランド大使館講演

ゼノ修道士と北原怜子さんが、光塩とポーランドの間に橋をかけてくれたようです。4月26日、中高生はホールに集まり、ポーランド大使館「ゼノさんの日」にちなむお話を聞く素敵な機会を持ちました。(「ゼノさんの日」については4月25日の光塩diary、ゼノさんと北原怜子さんについては「始業式の学校長あいさつ」をご覧ください。)第一部はエンターテイメントユニット・自由の翼の皆さんによる朗読劇「ポーランドから来た 風の使者ゼノ」。戦後の混乱期にも、高度成長期にも、いつも弱い人に寄り添ったゼノさん。どうしてそこまでするのでしょう?…ゼノさんの深い愛が、朗読劇を通してしみとおるように会場に伝わりました。第二部は駐日ポーランド共和国大使館トマシュ・グヴォスドフスキ次席による「日本・ポーランド交流史」の講演です。ロシア革命の混乱に巻き込まれたポーランド孤児の救出に日本が尽力をしたこと、日本人のために働いたゼノ修道士たちの存在など、お互いが助け合った歴史が振り返られました。次席は、現在の両国のウクライナ支援についても語り、「ポーランド人と日本人はそれぞれ隣人の苦しみに敏感な人なのではないか」と述べました。講演は、アリの街で活動したゼノ修道士を思わせる次の言葉で締めくくられました。「人の心に残るような人道支援の手を差し伸べる、その一つ一つが後世に伝わり、両国関係を支える礎となるのです。」

講演を受けて、代表の生徒は「戦争の惨禍の中でも無償の愛で行動した人々の姿勢は、もう一人の友を心に留める光塩の理念に通じます。次の時代を担う私たちが弱い人々に寄り添うことを大事にできるよう、今日のお話を日々に活かしたいです」と御礼の挨拶を述べました。ゼノさん・北原怜子さんの絆が未来につながる、貴重な機会となりました。

ポーランド大使館 トマシュ・グヴォスドフスキ次席

 

 

 

 

 

 

 

朗読劇。中央がゼノさん。左が北原怜子さん。

中2春の遠足 中2春の遠足

新学期がスタートし、間もなく1か月になろうとしています。

新しいクラスの仲間と共に、中等科2年生はマザー牧場へ遠足に出かけました。

到着してまず挑戦したのはオリエンテーリング。広い園内をめぐり、謎解きを楽しみます。

お弁当を食べた後の自由時間はやることが盛り沢山。動物と触れ合い、ネモフィラの花を眺め、小さな遊園地の遊具も楽しみました。

アイスクリームをペロリとたいらげ、にっこりと笑顔。

雨と霧に包まれつつの遠足でしたが、思い出深い一日になりました。

 

ひつじのエサやりを楽しむ生徒

ひつじにエサやり体験!

観覧車に乗る生徒

観覧車から先生に向かってピース

ソフトクリームを撮る生徒

思い出のソフトクリームをパシャリ

ネモフィラの花しずくが沢山ついています。

ネモフィラの花。雫がついた様子が可愛らしい!

中1遠足(森と湖の楽園) 中1遠足(森と湖の楽園)

4月30日(火)、中1は河口湖にある森と湖の楽園に遠足に出かけました。

午前中はリアル宝探しゲームに班ごとに挑戦しました。得点の高かった班には賞状が贈られました。お弁当を食べたのち、午後の自由時間には教員を巻き込んで鬼ごっこやだるまさんが転んだで遊び、体を動かして楽しんでいる様子がうかがえました。

聖歌隊「ゼノさんの日」イベント出演(ポーランド大使館にて) 聖歌隊「ゼノさんの日」イベント出演(ポーランド大使館にて)

聖歌隊は、駐日ポーランド共和国大使館で行われた「ゼノさんの日」のイベントに出演しました。
(ゼノ修道士に関しては、1学期始業式の学校長あいさつをご覧ください)
大使館を訪問できるということで、メンバー一同この日を楽しみに迎えました。
当日は、パネル展「ゼノさん、ありがとう」の説明をうかがい、朗読劇「ポーランドから来た 風の使者ゼノ」を観劇しました。聖歌隊は、「Celtin Prayer」や「Far Away」など 4 曲を披露し、また聖歌隊のメンバー2人がピアノ演奏を行いました。
最後にポーランド料理のオードブルをいただき、聖歌隊にとってとても貴重な経験をした 1 日となりました。

 

 

 

 

マッチ先生が贈る今月の一句ー4月 マッチ先生が贈る今月の一句ー4月

「子どもらの笑顔に似たり花水木」

生徒の皆さん、ご入学・ご進級おめでとうございます。

光塩女子学院では、年度ごとに学校目標が設定されています。いずれも校名の由来である「光と塩」にまつわるもので、今年度は「他者への愛」と設定されました。「愛」と聞くと、皆さんはどんなことを想像されますか。男女間の「愛」、友人間の信頼や結束の「愛」、それとも親が子を慈しむ「愛」でしょうか。

「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」(ヨハネ福音書15章13節)という言葉は、生徒手帳に書かれていますが、ここで言われている「愛」は、神様の人間に対する「愛」であり、見返りを求めない無償の愛です。そのような「愛」を実現できる人などいるのでしょうか。

アウシュビッツで自ら他の囚人の身代わりになって亡くなったコルベ神父は、そのような「愛」を実現させた人として有名です。けれども私たちにコルベ神父のような行動がとれるのでしょうか。

また、震災で倒壊した家屋の下敷きになった家族を助けられずに津波や火災から逃げた人は、「愛」を生きなかった人と言えるのでしょうか。私は思います。誰しもが「自分の命を捨て」て他者を助けることなどできないと。

神様の「愛」をひしひしと感じながらも、人としてできる最大限の「愛」を実践するーそれが神様の喜ばれる道なのではないでしょうか。自分の命を捨てることなく生き延びた人は、家族の命を受け継いで精一杯生きることにより、「愛」を実践しているのだと確信しています。

皆さん、神様がくださったそれぞれのミッションを果たすことで、「他者への愛」を実現させていきましょう。