本校生徒がテコンドー強化指定選手に認定されました! 本校生徒がテコンドー強化指定選手に認定されました!

本校の中等科3年生の平岡 怜乃(ひらおか れの)さんが、全日本テコンドー協会が定める強化指定選手に認定され、日本代表として各種の国際大会に出場することが決まりました!

ものづくり選手権 ものづくり選手権

8月末、ものづくり選手権が開催されました。

今年のテーマは「ストローで、高くて丈夫な塔を建てよう」。

中2~高3の計5チームが参加し、それぞれのこだわりがあふれる塔を完成させました。

事前に準備したものを持って臨んだチームも多かったですが、いざ手を動かしてみると、思わぬところで計画の変更が必要になるなど、試行錯誤の繰り返しでした。

ものづくりの奥深さを感じられる、楽しい1日となりました。

夏の特別講座「NHK『映像の世紀』を観る」 夏の特別講座「NHK『映像の世紀』を観る」

いつもは自販機のジュースを手にした生徒でにぎわうホールAが、8月の自由登校期間の午後、ミニシアターに姿を変えました。NHKのドキュメンタリー「映像の世紀」のDVDを視聴する、希望者対象の夏の特別講座「『映像の世紀』を観る」です。二度の世界大戦に関する特集を3日間にわたって上映しました。

高校生を中心に、文系理系を問わず歴史に関心をもつ有志生徒が集まりました。悲惨な戦争の映像に圧倒されながらも、視聴後は生徒たち同士が自発的に、これまでに学んだことを振り返りながら思い思いの意見を述べ、感想を分かち合っていました。

茶道部 夏の冷茶会 茶道部 夏の冷茶会

茶道部では夏休み恒例の冷茶会を開催しました。

高校2年生が亭主をつとめ、冷たいお抹茶を点てます。主菓子はこの日のために「御菓子司さゝや」さんに用意していただいた、かわいらしい夏菊の練り切りです。お点前が始まると静寂がおとずれ、普段のお稽古とはまた少し違う雰囲気を味わいます。OGも飛び入りでお客に入ってくれました。涼やかな一服に夏の暑さをしばし忘れる時間を過ごしました。

 

 

高1 山荘生活 高1 山荘生活

高1は、7月の末に、学年をA班B班の2グループに分けてそれぞれ2泊3日の日程で長野県の四阿山荘に行ってきました。

1日目は、山荘近くの薬草園を見学しました。薬草だけでなく、鳥の鳴き声やトンボなど、様々な自然との触れ合いを楽しんでいました。B班は残念ながら雨で行けませんでしたが、室内で卓球大会やけん玉大会などを開催して盛り上がっていました。夜は星空が感動的なほど美しく、理科科の教員による星座の説明にも全員が聴き入っていました。(B班は雨のため2日目に天体観測を実施しました。)

2日目は、やまぼうし自然学校のインストラクターによるネイチャートレイルを行いました。都会ではあまり目にすることのない植物や動物を間近に観察しながら、インストラクターの方がその名前の由来や特徴などを説明してくださっていました。「湿布の匂いがする葉っぱだよ」と教えていただいた場面ではみんなで葉っぱの匂いを嗅いで「本当だ!」と驚いていたのが印象的です。夜はキャンプファイヤーと花火を行い、山荘委員が考えたゲームで生徒も教員も楽しんでいました。(A班は雨のため室内でゲームを行いました。)

3日目は、お世話になった山荘をみんなで掃除し、様々な方に感謝を述べて山荘を出発しました。

この3日間を通して、豊かな自然に触れ合うことができただけでなく、集団生活の心掛けや人に対する感謝の気持ちなど、数え切れない多くのことを学ぶことができました。

 

1日目(薬草園)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目(ネイチャートレイル)

ラーニング・コモンズ新着図書  ラーニング・コモンズ新着図書 

ラーニングコモンズの改装工事後の再オープンを前に、新しい図書が届きました。生命倫理や哲学のコレクションに追加されるこれらの本は、今年4月の同愛記念病院設立100年記念式典の際に、光塩に贈呈された記念品の図書カードの一部を使って購入されました。これから蔵書印を押して、棚に並ぶ日を待ってもらう本たちです。

同愛記念病院の設立100年記念式典の記事はこちら

マッチ先生が贈る今月の一句ー8月 マッチ先生が贈る今月の一句ー8月

「打ち水も焼け石になるアスファルト」

 

8月も下旬に入りました。世の中がお盆休みに入ったころ、久々に咽頭炎にかかって熱を出してしまい、薬を飲んでおとなしくしているしかありませんでした。ここ3年ほどは風邪もひかずに過ごしたので、あらためて健康のありがたみを実感した次第です。

さて、熱っぽくて仕事をする気にもなれず、観るともなくテレビをつけていると、この時期らしく、太平洋戦争に関する番組を放映していました。マッチ先生は昭和の人間とは言え、太平洋戦争は経験していませんから、ああ、今年もそんな時期になったのかと初めはさほど気に留めていませんでしたが、「特攻隊」となって出撃した方々を泊めた宿の娘だった方の談話が耳に入り、この世で会うことのできなかった父方の叔父のことをふと思い起こしました。

幼い頃、父の実家へ遊びに行くと、父は真っ先に仏壇に手をあわせていましたが、早世した父の母親の遺影の横に飾られていたあどけなさの残る少年飛行兵の写真、それが叔父でした。昭和20年4月3日、行年19歳、まだまだやりたいことがたくさんあったに違いありません。写真の奥からこちらを見つめる希望に満ちた瞳のあまりの美しさに思わず釘付けになったのを思い出します。

前途ある優秀な若者たちは、なぜ命を落とさなければならなかったのか、戦争に何の意味があるのか……

8月は、戦争を体験したことのない日本人に、平和の尊さと命のかけがえのなさを教えてくれる大切な月と言えるでしょう。

 

高2教養演習 俳句 ―私の夏― 高2教養演習 俳句 ―私の夏―

学校設定科目「教養演習」で、高2が句作に挑戦しました。1学期の授業の秀句をご紹介します。テーマは「私の夏」。

隅田川花火の下を流れけり
雷の中に白球輝けり
初めての法廷暗き夏の昼
意を決す線香花火の落ちる時
かぶつたらと母の手渡す麦わら帽
サイダーの気泡のやうに時過ぎて
入道雲遠くの町へ影落とす
映りたる月を崩せる金魚かな