中1山荘生活 中1山荘生活

中1は7月の下旬に、1学年を2グループに分けて長野県にある四阿山荘に出かけました。

前半のA班では、生憎の雨模様のため、やまぼうし自然学校のインストラクターによる菅平高原のお話と、ネイチャークラフト(ドリームキャッチャー)作りを行いました。悪い夢だけを捕まえて良い夢を届けてくれるというドリームキャッチャー。生徒たちはその日の晩、枕元に自分の作ったものを置いて就寝していました。

後半のB班では、晴天に恵まれ、同じくやまぼうし自然学校のインストラクターによるネイチャートレイルを実施しました。菅平高原の自然を観察しながら、五感で森に親しむプログラム。往復5時間の道のりを歩き切り、生徒たちは達成感に満ち溢れていました。

A班・B班共に夜には屋外でキャンプファイヤーを実施でき、各班が出し物を披露しました。

今回の山荘生活で、クラスの垣根を越えて友達の輪が広がった生徒も多く、2学期以降の学校生活が楽しみです。


高3 夏期補習 ~がんばれ受験生!~ 高3 夏期補習 ~がんばれ受験生!~

7月22日から7月27日まで高校3年生の夏期補習が行われました。今年度は数学Ⅲ基本・数学演習応用・世界史演習・日本史演習/歴史総合・英語初中級・英語上級・古典基礎・数学Ⅲ応用・数学演習基本・物理・生物・共通テスト古典・共通テスト地理の14科目が開講され、学年の8割以上の生徒が受講しました。生物の補習では最終日に、お茶の水女子大学副学長の加藤美砂子先生による特別実験講義が行われました。

夏期補習の前後には、自習室で勉強をする生徒の姿も多く見られました。8月の後半にも自習室が開かれ、今年度から共通テストに導入される「情報」の特別講座も受講することができます。苦楽を共にする友人たちと励まし合いながら、受験生としての暑い夏を乗り切ることができますように。

物理室にてクイズも交えながら勉強中

生物 特別講義の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語初中級 単語500個以上特訓しました!

英語上級 TIMEやNewsweekなどの時事英語に触れました

ウクライナ支援のための街頭募金 ウクライナ支援のための街頭募金

猛烈な暑さになった7月20日、高円寺駅前でウクライナ避難者支援のための募金が行われました。3回目となるこの活動に、光塩からは今年も中高の有志生徒が参加し、高円寺駅を通る方に大きな声で協力を呼びかけました。いっしょに募金活動をした他校の方や、通りがかった卒業生に優しくしてもらったり、募金をする方から励ましの言葉をいただいたり…。参加した生徒からは「今日は良い日!」という感想がこぼれました。
この募金は杉並区を通じ、ウクライナ避難者のための支援に使われます。

J:COMの方による取材もありました

 

 

 

ラーニング・コモンズ、改装準備中です! ラーニング・コモンズ、改装準備中です!

7月の大掃除の日、ラーニング・コモンズでは大勢の生徒が忙しく働いていました。本棚の本をせっせと段ボールに詰め、手際よくどこかに運び出しています。1時間もするとあれだけあった本はすべてなくなり、棚はからっぽに。…これは、夏の工事を前にした準備作業です。ラーニング・コモンズチームが時間をかけて練ってきた改装案がいよいよ実現しようとしています。新しい設備も届き始めました。9月のオープンが楽しみです!

終業式でのラーニング・コモンズチームの発表の様子はこちら

こんなに各ジャンルの本がいっぱいだった棚ですが…

みんなでで段ボールに本を詰めて運び出しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棚はからになりました

改装後のラーニング・コモンズの設備が到着しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

これは6月の打ち合わせの時のようす。夏の工事で、ドアのデザインはどうなるんでしょう??

マッチ先生が贈る今月の一句ー7月 マッチ先生が贈る今月の一句ー7月

「思い出をいっぱい作ろう夏休み」

先日、終業式があり、校長訓話がありました。校長訓話というと思い出すのが、2年前に他界した前校長のことです。放送朝礼で生徒たちの心に沁みとおる素晴らしい話をしていましたが、その話の結びはいつも生徒たちへの励ましの一言で締めくくられていました。それが「今日も一日ファイトです!」の一言。たぶん、先生は生徒たちに向けてと同時に、自分に向けてもその一言を投げかけていたのではないかと推察します。

さて、私ならどんな一言で締めくくるのかしらと思い巡らしたときに浮かんできたのが次の言葉です。

「今日も一日感謝です!」―私にはこの一言が一番似合っていると思いました。なぜなら、私は一人では何もできないからです。以前お話ししたように機械に弱い私は、日々周りの先生方に教えていただいたり、手伝っていただいたりしています。また、幼少時から忘れっぽいので、いろいろな方から声をかけてもいただいています。授業では、拙い私の授業に一生懸命受け答えしてくれる生徒たちに助けられています。生徒たちの発言から学ぶことも多々あります。また、6月の教育実習期間には、実習生の方からたくさん学ばせてもらいました。

そもそも、今日一日私が生かされ、仕事させていただき、おいしく食事させていただき、心地よく眠らせていただいていること自体、感謝したいことなのです。だから、私は皆さんに向けて言います。

「今日も一日感謝です!」と。

オープンスクール オープンスクール

終業式の翌日、クラブ委員会の生徒が中心になってオープンスクールが開催されました。

オープンスクールでは、4年生から6年生が英語・理科・倫理など中学の授業を体験し、積極的に挙手して発言する姿が見られました。

また、クラブ体験、校内巡りのミニツアー、生活委員会生徒による説明会が実施されました。35℃を超える猛暑日でしたが、たくさんの来校者をお迎えすることができました。

在校生と一緒に何かをするクラブ体験は大盛況で、体験希望者の列ができるほどでした。

またミニツアーはツアーコンダクターの生徒が積極的に校内案内を行い、自分の所属するクラブはもちろんのこと、各クラブの魅力を意欲的にアピールしていました。

生活委員会による説明会では、スライドを使って学校生活や学校行事、クラブ活動などをわかりやすく紹介しました。また、説明会後の質疑応答にも丁寧に対応していました。

このオープンスクールをきっかけに光塩女子学院に興味をもってくださる方が増えていくことになれば幸いです。

人形劇部の人形展示

茶道部でのお点前体験

 

 

 

 

 

 

 

アンサンブル部の公演

体験授業

 

1学期終業式 1学期終業式

梅雨明けした青空から強い日差しが照りつける日、1学期終業ミサと終業式が行われました。

ミサの中で神父様は、ミサが他者に対しての自分の接し方を振り返る時間になると話されました。そのお話は終業式での校長訓話にも繋がるものでした。

校長訓話では、1学期を終えるにあたって今年度の学校目標「他者に向かって開く」を実現できたかを振り返ってみましょうとの呼びかけがありました。他者との関わりにおいてはうまくいかない経験も重要で、傷ついたり、悩んだりしながらも「ありのままに受け入れいっぱいゆるしていっぱい信じていっぱい愛していきましょう」との言葉で締めくくられました。生徒たちは、具体的なわかりやすい話に聞き入っていました。

(校長あいさつの内容はこちら

終業式後、賞状授与式が行われ、校内のコンクールはもとより外部団体のコンテストやコンクール、競技大会で栄えある賞をいただいた生徒たちの栄誉が称えられました。

授与式に引き続いて行われたのが、「タイ・スタディツアー」についてと「ラーニング・コモンズ」についての発表です。

「タイ・スタディツアー」は上智大学主催の高大連携プログラムです。26の学校から各1名参加ということで、光塩代表に選ばれた高2のA.N.さん。6日間のプログラムで学んだことを、写真を見せながら語ってくれました。タイの大学、コミュニティ、マーケットなどへの訪問やスラム街でのボランティア活動を通して、タイの様々な面を見られたことが有意義だったと、生き生きと語ってくれました。

「ラーニング・コモンズ」が9月にリニューアルオープンするにあたり、「ラーニング・コモンズ」の存在そのものを知ってもらい、活用してもらう目的で、ラーニング・コモンズチーム(中3有志)が動画をまじえて発表しました。わかりやすく親しみやすい発表で、今後ますます「ラーニング・コモンズ」利用者が増えることでしょう。

 

1学期終業式ミサ

タイスタディツアーの報告

ラーニングコモンズチームの発表

 

光塩生のための日本女子大学キャンパスツアー 光塩生のための日本女子大学キャンパスツアー

7月17日、光塩生のための日本女子大学キャンパスツアーが行われました。この日、高等科の希望者は目白キャンパスを訪れ、ステンドグラスの美しい成瀬記念講堂に集まりました。はじめに大学の方から日本女子大学の特色や入試の種類についてのお話を伺い、続いて大学2年に在籍している光塩の卒業生2人から授業の紹介や学生生活の様子などを聞きました。卒業生2人が案内役となって、キャンパスツアーに出発です。「これは光塩でいえばパーラーみたいな施設です。」…丁寧な解説を聞きながら校舎や図書館を回り、学食体験もして、学生生活のイメージが湧いたようです。ツアーを終えた参加者からは「校舎や図書館がきれいで、落ち着いた雰囲気でした」「学部の特色や入試方式の説明が分かりやすかったです」「先輩の説明が楽しかったです。光塩と比較して説明してくれたのもよかったです」との声が聞かれました。

成瀬記念講堂でお話を伺います

校舎をめぐると大学の授業の様子が分かります

 

 

 

 

 

 

 

案内の大学生は光塩の先輩

特別に、屋上庭園も見学できました

特別講座「国際NPOせいぼ」りそなホールディングス・吉本先生の特別授業 特別講座「国際NPOせいぼ」りそなホールディングス・吉本先生の特別授業

特別講座「国際NPO(せいぼ)の活動に参加してみよう!」ではりそなホールディングス・サステナビリティ推進室の吉本圭吾先生をお迎えし、2回にわたり特別授業を実施しました。

第1回は人権について。吉本先生は企業のCSR(企業の社会的責任)調達について、世界の具体例をたくさん交えてお話しになりました。食糧援助を上回る量のフードロスや大量に廃棄されるファストファッションの衣料。豊かさを求めたはずなのにどうしてこうなるのでしょう。劣悪な労働環境の労働者(現代奴隷)は4030万人に及び、近代以前の奴隷より多いそうです。

将来にわたって豊かさを維持するためには、企業は本来CSR調達をしなくてはいけないはずです。どうすれば、この考え方が広まるでしょうか?

第2回は環境について。地球温暖化は海面上昇のほかに何をもたらすでしょう?生態系への影響、気候難民、食糧の生産の不足、あたらしい南北問題や紛争…。今回も、教室ではロールプレイを取り入れたグループワークが行われました。有害物質を管理不十分な状況で使用し、環境汚染をしたことが発覚したとある貧しい国の工場。健康被害も出ています。それでは、この工場から仕入れている先進国の企業はどうするべきでしょう?再び、企業チーム(の生徒グループ)は知恵を絞り、「現地工場を買収します」と答えました。

貧しい国の工場や労働者、先進国の企業や消費者がお金の動きでつながる現在の世界の中で、どうすれば人権や環境を現実に合わせて守ってゆけるのか、生徒それぞれが真剣に考える授業となりました。授業が終わった後も吉本先生に熱心に質問をする生徒が並んでいました。

ユーモアを交えてお話される吉本先生

もし自分が当事者だったら?生徒は真剣に考えます

 

 

 

 

 

 

 

事前学習のロールプレイの記事(6月)はこちら