中2春の遠足 中2春の遠足
新学期がスタートし、間もなく1か月になろうとしています。
新しいクラスの仲間と共に、中等科2年生はマザー牧場へ遠足に出かけました。
到着してまず挑戦したのはオリエンテーリング。広い園内をめぐり、謎解きを楽しみます。
お弁当を食べた後の自由時間はやることが盛り沢山。動物と触れ合い、ネモフィラの花を眺め、小さな遊園地の遊具も楽しみました。
アイスクリームをペロリとたいらげ、にっこりと笑顔。
雨と霧に包まれつつの遠足でしたが、思い出深い一日になりました。
新学期がスタートし、間もなく1か月になろうとしています。
新しいクラスの仲間と共に、中等科2年生はマザー牧場へ遠足に出かけました。
到着してまず挑戦したのはオリエンテーリング。広い園内をめぐり、謎解きを楽しみます。
お弁当を食べた後の自由時間はやることが盛り沢山。動物と触れ合い、ネモフィラの花を眺め、小さな遊園地の遊具も楽しみました。
アイスクリームをペロリとたいらげ、にっこりと笑顔。
雨と霧に包まれつつの遠足でしたが、思い出深い一日になりました。
4月30日(火)、中1は河口湖にある森と湖の楽園に遠足に出かけました。
午前中はリアル宝探しゲームに班ごとに挑戦しました。得点の高かった班には賞状が贈られました。お弁当を食べたのち、午後の自由時間には教員を巻き込んで鬼ごっこやだるまさんが転んだで遊び、体を動かして楽しんでいる様子がうかがえました。
聖歌隊は、駐日ポーランド共和国大使館で行われた「ゼノさんの日」のイベントに出演しました。
(ゼノ修道士に関しては、1学期始業式の学校長あいさつをご覧ください)
大使館を訪問できるということで、メンバー一同この日を楽しみに迎えました。
当日は、パネル展「ゼノさん、ありがとう」の説明をうかがい、朗読劇「ポーランドから来た 風の使者ゼノ」を観劇しました。聖歌隊は、「Celtin Prayer」や「Far Away」など 4 曲を披露し、また聖歌隊のメンバー2人がピアノ演奏を行いました。
最後にポーランド料理のオードブルをいただき、聖歌隊にとってとても貴重な経験をした 1 日となりました。
「子どもらの笑顔に似たり花水木」
生徒の皆さん、ご入学・ご進級おめでとうございます。
光塩女子学院では、年度ごとに学校目標が設定されています。いずれも校名の由来である「光と塩」にまつわるもので、今年度は「他者への愛」と設定されました。「愛」と聞くと、皆さんはどんなことを想像されますか。男女間の「愛」、友人間の信頼や結束の「愛」、それとも親が子を慈しむ「愛」でしょうか。
「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」(ヨハネ福音書15章13節)という言葉は、生徒手帳に書かれていますが、ここで言われている「愛」は、神様の人間に対する「愛」であり、見返りを求めない無償の愛です。そのような「愛」を実現できる人などいるのでしょうか。
アウシュビッツで自ら他の囚人の身代わりになって亡くなったコルベ神父は、そのような「愛」を実現させた人として有名です。けれども私たちにコルベ神父のような行動がとれるのでしょうか。
また、震災で倒壊した家屋の下敷きになった家族を助けられずに津波や火災から逃げた人は、「愛」を生きなかった人と言えるのでしょうか。私は思います。誰しもが「自分の命を捨て」て他者を助けることなどできないと。
神様の「愛」をひしひしと感じながらも、人としてできる最大限の「愛」を実践するーそれが神様の喜ばれる道なのではないでしょうか。自分の命を捨てることなく生き延びた人は、家族の命を受け継いで精一杯生きることにより、「愛」を実践しているのだと確信しています。
皆さん、神様がくださったそれぞれのミッションを果たすことで、「他者への愛」を実現させていきましょう。
光塩祭が終わり、新年度体制での校友会(生徒会)が始動するにあたり、中1から高2までが一堂に会し、生徒総会が行われました。
校友会の組織である総務委員会・生活委員会・クラブ委員会の各委員長から、それぞれの委員会の説明および役員紹介がありました。
各委員長の説明からは、委員会活動をより良いものにしていこうとする意気込みが感じられ、会場にいた在校生一人一人が組織の一員であることを自覚した時間となりました。
(以下、総務委員長の挨拶より抜粋)
校名の由来である聖書の箇所があらわす通り、光塩は他の誰とも代わることのできない、ユニークな皆さんお一人お一人によって作り上げられています。光塩の 9 月の体育祭に命を懸ける人もいれば、教室で本を読むのが好きな人もいるでしょう。一人一人の思う光塩の好きなところが違うのと同じように、改善してほしい所も違って当然です。その上で、総務委員会では、できるだけ多くの光塩生にとって、さらには私たちが作った伝統を受け継いでくれる未来の光塩生にとって、より良い選択をしていくつもりです。光塩の好きなところをより好きになってもらい、多くの人が改善してほしいと思うところを改善する。総務委員会は、一人一人が、光塩に通っていて良かったと思えるような、あたたかい学校の雰囲気作りを目指します。皆さんもこれを機に、友達との他愛ない会話や、授業中の小さな発見など、当たり前だと思いがちな学院生活の些細な幸せも見つめ直してみませんか?
委員長である私も、皆さんが光塩生で良かったと思える瞬間を増やせるように、毎日の当たり前を大切に、一年間精一杯務めます。よろしくお願いいたします。
第53回光塩祭が開催されました。コロナが5類になった今年は、土・日両日にわたって公開され、学校見学者・保護者・卒業生と、数多くの来場者を迎えての開催となりました。
運動部は招待校やOGとの試合、文化部はホールでの公演や教室での展示で、1年間の成果を披露しました。高3は光塩祭をもって引退ということで、入部以来積み上げてきたものと部員間の協力とを織り合わせ、一人一人の「綾」を表現するよう、パフォーマンスに努めました。
光塩祭のテーマである「綾」にちなんだポスターコンクールには多くの力作が寄せられ、来場者の目を惹きつけていました。
以下に、光塩祭実行委員長(N.Mさん)の言葉の抜粋を掲載します。
今年の光塩祭のテーマは「綾」です。光塩で使われている「ごきげんよう」という挨拶は、相手の健康を気遣う心優しい表現です。会った時のごきげんようは「元気にお会いできて嬉しいです」という喜びや感謝の気持ちを込め、別れる時のごきげんようは「次に会う時までどうかお元気で」という願いを込めて挨拶するものです。この光塩祭が美しき日本の心を表す機会となるよう、今年のテーマは漢字に決定しました。
「綾」という言葉は女性の名前にもつけられる美しい響きの日本語です。綾には上品で奥ゆかしいという意味がありますが、本来は、たて糸とよこ糸を斜めにかけて織り出す模様のことをいいます。私たち一人一人の個性や能力が一本一本の糸となって交わり、綺麗な模様を作り出したいという願いが込められています。光塩祭という一つの大きな綾織物を完成させるためには、どの糸も大切で欠かすことができません。弱った糸があれば、周りの糸が支えて布地を強くしてくれるでしょう。美しい糸は他の糸と交わりさらに輝きを増すでしょう。こうして作りあげた模様の美しさは、一生私たちの心に残るものと信じています。強く、温かく、そして華麗な「綾」を一緒に織り上げていきましょう。
本校の生徒が下記の賞を受賞しました。
武蔵野大学 第10回数理工学コンテスト
優秀賞
「魚(チダイ)の個体データから産地(大分/青森)を判定できるか?」 中等科2年(現3年) R.Kさん
奨励賞
「ある日、人里でクマさんに出遭った ~なぜ人里で目撃されるクマが増えたのか?~」 中等科2年(現3年) K.Nさん A.Nさん
ジュニア奨励賞
「夜間にAEDが使えない! ~杉並区の夜間使用可能なAEDを増やすには~」 中等科3年(現高等科1年) A.Sさん
「豆苗栽培大作戦 ~短期間栽培での最良条件とは~」 中等科2年(現3年) M.Oさん H.Kさん
「なぜ日本人はマスクを外せないのか ~通学電車での観察と女子中学生のアンケートから~」 中等科2年(現3年) Y.Kさん
4月のある日、ラーニングコモンズでは改装へ向けた会議が行われました。
「ラコモンが何か、中1に分かりやすく伝える動画を作ったらどうかな?」とチームの生徒。どうやら、このお部屋の愛称はラコモンになるようです。本を愛する有志生徒(ラーニングコモンズチーム)は6人に増え、建築会社の方との打ち合わせも熱が入りました。ドアのデザイン案に「オシャカフェみたい!」との声も。「タヌキの森」をコンセプトにした「オシャレなカフェ」みたいなラーニングコモンズ、いったいどんな姿に変身するんでしょう?あふれるアイディアと熱意を胸に、ラコモンチームの活動は続きます!
4月11日(木)、新中1はオリエンテーションを実施し、光塩のお祈りや瞑想について、また明石スクールユニフォームカンパニーの方をお招きして制服のルールについてのお話を聞きました。
後半は、カウンセラーによるワークショップで自己紹介や先生ビンゴ、サインワークを行いました。はじめは緊張していた生徒たちの表情も、ワークショップによって一気にほぐれ、教室に戻る際はたくさんの笑顔が見られました。
3月2日(土)に、高2の学校設定科目「教養演習」のイベントとして、国際移住機関ジュネーブ本部 出入国・国境管理ユニットにご所属の田本さら茉先生による講演会「私の経歴紹介:自分の関心と真摯に、柔軟に向き合う」が実施され、高1も合同参加しました。現在ジュネーブにいらっしゃる田本先生のご都合により、オンラインでの開催となりましたが、質疑応答の時間には約50分にわたって生徒から質問が絶えませんでした。田本先生は海外で働くことを実現するに至った動機やきっかけを、大学・大学院での学びや外務省での経験を通してお話しくださいました。中でも、現地の人が実感している問題を聞いて対応策を具体的にし、現地の人と国外の人とが協働して利益を生み出していく「参加型開発」の概念は、普段から「もう一人の友」に思いをはせる機会をもつ光塩生にとって印象的に映ったようです。また、国際機関で働くのに特に大切なこととして、田本先生は「自分の思いを言葉にして伝え、発信し続けること」を強調されました。異なるバックグラウンドがあることを前提に、相手に何かを伝えるためには、自分の当たり前を取り払って言葉を尽くし語る必要があります。このことからは、英語や国語といった言語の種類の枠組みを超えて、言葉というものの存在意義への示唆が実感され、生徒たちは講演後、熱心に感想を書いていました。