今年のクリスマス会は、実に4年ぶりに中高6学年が一堂に会して行われました。
第1部の合唱コンクールは、各学年が2学期の音楽の授業で練習してきた成果を存分に発揮し、それぞれの学年カラーを活かした素晴らしい合唱を披露して、聴衆を魅了しました。指揮や伴奏も甲乙つけがたい見事なものでした。
金賞は、中等科は2年生、高等科は3年生が受賞しました。指揮者賞と伴奏者賞は以下の通りです。
指揮者賞 中等科3年 R.Gさん 高等科3年 M.Kさん、高等科2年 A.Yさん
伴奏者賞 中等科3年M.Mさん 高等科1年M.Hさん
第2部では、まず中3が倫理の授業でグループ研究した成果を「ふぃーわ」というタイトルでスライドを使って発表しました。沖縄戦について調べたことから考察し、私たちにできることは「知る」ことと「共有」することとまとめた発表は、非常にわかりやすく、聴衆へのメッセージがよく伝わりました。次に山内保憲神父様が「闇に住む民は光を見た」というタイトルで講演されました。神父様は私たちにこの1年を振り返らせ、世界の中で数々の戦闘や災害という「闇」が起こっており、私たち一人一人にも「闇」と言える体験があったのではないかと述べられました。乙女マリアが「受胎告知」を受け入れて馬屋で救い主イエスをお生みになったように、「闇」の体験が「光」を生むということを強調されていました。天使がマリアに言った「恐れるな」という言葉は、すべての「悲しむ人々」にあてられた言葉であり、マリアのように辛い状況を愛するのが立派な行いであるとのメッセージを伝えてくださいました。
中等科2年生の合唱
高等科3年生の合唱
中3の発表
アンサンブル部の演奏
合唱部の合唱