8月中旬の約10日間、高1・高2の希望者35名が、オーストラリア短期研修へ行って参りました。
現地では、ホームステイをしながら、ブリスベンにある私立中高一貫のカトリック女子校Lourdes Hill Collegeに通学し、英語の授業だけではなく、数学や歴史など、現地の生徒が出席する授業にも参加しました。
オーストラリアの学校には、モーニングティーという、朝食と昼食の間に軽食をとる時間があります。光塩生たちも、現地の生徒と一緒に、モーニングティーやランチタイムを楽しみました。モーニングティーやランチでいただくのは、ホストファミリーが準備してくれたもので、何が入っているかなと、ランチボックスを開けるのも生徒たちにとって毎日の楽しみだったようです。
ホストファミリーと初めて会う時は、緊張した面持ちだった生徒たちですが、会った瞬間から満面の笑顔やハグで温かく迎えられました。多文化社会のオーストラリアを象徴するように、多様なファミリーのもとでオーストラリアの日常生活を経験することができました。
また、現地の小学校や老人ホームも訪れ、日本文化紹介を行いました。茶道や書道といった伝統文化や、日本語や日本の食文化などをゲーム等も交えつつ工夫して紹介し、好評を博していました。さらに、クイーンズランド大学の見学、博物館や美術館訪問などもあり、充実した短期研修でした。
英語しか通じない環境に身を置き、異文化の中で生活することで得たものは、参加した生徒一人ひとりにとって豊かな学びになったことでしょう。
ブリスベン川を臨む丘にある現地校
老人ホームで日本文化を紹介する光塩生