第54回校内弁論大会 第54回校内弁論大会

新聞部主催の校内弁論大会が開催されました。今年はメルセダリアンホールに2学年が入り、それ以外の学年は教室での視聴となりました。

今年度のテーマは「信じる」と「責任」。発表者は、自己の体験や見聞をもとに学んだこと、考えたことを一人一人が自分の言葉で生き生きと伝えました。学年発表の後には英語による特別発表もありました。

どの発表も現代社会の問題を鋭くつくもので、聴衆にとっても考えさせられる内容でした。

出場者と題名、審査結果(発表順)

中等科1年 M.I 「真のバリアフリーとは」第1位

高等科1年 Y.S 「猫のまなざし」

中等科2年 M.M「本当の豊かさとは」

高等科1年 N.M「自由と責任」          第2位

中等科2年 M.M「社会を動かす第一歩」

高等科2年 M.K「剣はペンより強いのか」  第3位

中等科1年 K.T「信じています、お客様のこと」

中等科3年 M.S「エンタメと向き合う」

高等科2年 H.O「『相手の立場に立つ』難しさ」

中等科3年 R.T「仕事を奪われるって本当に悪いこと?」第3位

特別発表 中等科3年 M.Y「Say Thank You」

 

 

 

第1位 M.Iさんの発表

第2位 N.Mさんの発表

第3位 M.Kさんの発表

第3位 R.Tさんの発表

マッチ先生が贈る今月の一詩 マッチ先生が贈る今月の一詩

マッチ先生が贈る今月の一詩

 「ひらくということ」

耳が開かれている時には、いろいろなもの音が聞こえる。

目が開かれている時には、いろいろな人やものが見える。

そして、心が開かれている時には、たくさんのことばが入ってくる。

本当に、これでもかこれでもかというぐらいおもしろいように。

「ひらく」ということは、とても勇気のいること。

なぜなら、ひらくことで出ていくものもあるから。

もしかしたら、出ていってほしくないものもあるかもしれない。

ひらくことで失うものもあるかもしれない。

ひらくことで傷つくこともあるかもしれない。

でもひらいてはじめて見えてくるものがある。

少しだけ勇気をもってひらいてみよう。

その時、きっと思いがけない風景が見えてくる。

それがあなたへの、神さまからのメッセージ。

寒さの中にも梅の花のほころびや日脚の伸びに、春の兆しを感じるように

なりました。1月は、年が新たになるとともに生きとし生けるすべてのも

のが新たに「ひらかれる」、そんな気がします。

そんなことを考えながら、今月は詩を作ってみました。自身に言い聞かせ

つつ、皆さんへのエールとしてこの詩を贈ります。