マッチ先生が贈る今月の一句―8月 マッチ先生が贈る今月の一句―8月

   夏休み早起きで知る自然の声」

 長期休みに入って、夜更かしして寝坊するのが習慣になってしまったーそんな声が聞かれます。熱帯夜を乗り切るために冷房をつけて快適な温度にして床に就くと、心地よくてつい起きるのが遅くなるということは確かにありますね。でも「早起きは三文の徳」ということわざ通り、早起きするといいことがたくさんあります。たとえば、鳥のさえずり—ふだん心に留めていなかった自然の営みに気づかされ、心をうたれます。窓を開けて空を見上げると雲の切れ目から差し込む陽の光-生きている自分を実感させられます。早起きして自然の呼びかけに応えてみましょう。

ウクライナ緊急支援のための街頭募金 ウクライナ緊急支援のための街頭募金

7月、中1から高3の有志の生徒がウクライナ緊急支援のための街頭募金に参加しました。今も続く攻撃に苦しむウクライナの人たちのため、自分たちも何かできることをしたい、と考えた50人余りの生徒たちは手作りの募金箱を持ち、黄色と青のマスクをつけて、高円寺駅前で募金を呼びかけました。一日を終えると募金箱が重くなったのは、担当を終えた生徒たち自身がお金を入れたためでもあります。この募金は杉並区の団体を通じ、区内へ避難したウクライナの方のため、また、ウクライナの復興支援のために使われるそうです。後日、募金は杉並区長に提出されました。

中1夏の遠足 中1夏の遠足

7月、中学1年生は山荘代替行事として、茨城県つくば市にある『産業技術総合研究所』・『地図と測量の科学館(国土地理院)』へ遠足に出かけました。

20日・22日と2つの日程に分かれ、クラス混合で班分けを行い、初めて顔を会わせるお友達同士での活動です。

産業技術総合研究所では、NHKスペシャルやブラタモリ等、メディアにも多数ご出演されている高橋雅紀先生に地学の面白さについてご講演いただきました。

講義の前半では、日本列島の大地がどのように誕生したのか、300万年前の海底とプレートの動きを動画を挟みつつ解説していただきました。

続いて工作の時間へ。ペーパークラフトを作り、プレートの動きについて考察を深めます。さらに偏光板万華鏡も作成して地質学者の岩石薄片観察を疑似体験。美しい光の世界に感嘆の声が上がりました。

後半では宮沢賢治の感じた地質世界についてのお話が進みます。地質学を学んだ賢治の文学作品の中には、岩石学的知識が多くちりばめられていること。特に、『楢の木大学士の野宿』では賢治が聞いた『石の声』が表現されていることを伺いました。

地質学とは石の声を聴く学問であり、それは石を通して自分の自然観を引き出すことなのだというお話から、地質学の奥深さについて考えることができました。

国土地理院では3D眼鏡で日本地図の上を探検、オリジナルの地図記号を考えるなど地図にまつわる魅力に触れ、短い時間ながらもたくさんの展示を目いっぱい楽しみました。

両日ともに天候にも恵まれ、大きな雨に降られることもなく、活気あふれる素敵な遠足になりました。

 

マッチ先生が贈る今月の一句—7月 マッチ先生が贈る今月の一句—7月

「夏休み計画倒れいましめる」

待ちに待った夏休み。ふだんできないことをたくさんやろうと胸をときめかせている方も多いことでしょう。私もかつてはそんな生徒の一人でした。張り切って計画を立てるのですが、いざやり始めてみるとなかなか計画通りにいかないもの。気がつくと宿題を残したまま8月31日を迎えている、そういうことがしょっちゅうありました。

では、計画を立てることは無意味なのでしょうか?そんなことはありません。その日にやることを可視化することで、自分を鼓舞することができます。また、終わったものを斜線などで消していくことは達成感にも繋がります。達成可能な目標を立てて、充実した夏休みにしていきましょう。

 

 

 

 

中3倫理シャプラニール訪問研修 中3倫理シャプラニール訪問研修

7月13日(水)、中3倫理のアジア研究グループを中心に希望者4名の生徒が、東京早稲田にある国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」を訪問しました。同NGOは、南アジアのバングラデシュとネパールの人々が抱える問題解決のため活動を続け、今年は50周年を迎えます。
スタッフの高階さんからは主な活動をご紹介いただき、そのほか、切手の仕分け作業や伝統衣装サリーの着付けを体験することができました。
光塩生が集める使用済み切手は、こちらの活動を支える大切な資金となっています。
今回の体験を通して1人ひとりが感じたものを次は家族へ、友だちへ、どのように伝えていくか、大切な「宿題」をいただくことができました。

  

中3倫理バリアフリー体験教室 中3倫理バリアフリー体験教室

7月11日(月)、中3倫理の特別授業としてアテネパラリンピックマラソン(視覚障がい)金メダリストの高橋勇市さん(三菱商事所属)をお招きして、中3希望者対象にバリアフリー体験教室を行いました。高橋さんはこれまでの歩みをお話くださり、その上で、アイマスクをしてはがきや手紙を書く体験、時計や定規など様々な道具を使用する体験をご指導くださいました。教室にて歩行体験をした上で、体育館に移動し、伴走体験およびアイマスクをして走る体験までご指導くださいました。高橋さんのあたたかい人柄のおかげで心和む体験教室となりました。

 

 

 

 

 

e-ネット安心講座 e-ネット安心講座

7月、高1ではeネットキャラバン講師の兼松コミュニケーションズ鈴木みどりさんをお招きし、「インターネットの安心安全な使い方」講座を開きました。ちょっとした言葉づかいの行き違いのせいで、SNSでは思わぬ誤解を生む例があります。「?」マークのつけ忘れで逆の意味になったり、「切ったね」が「汚い」に受け取られてしまったり…。SNSに掲載した写真や発言から個人情報が洩れるかもしれないから気を付ける、というのは誰でも知っています。では、写真の位置情報だけではなく、映り込んだ指先や瞳の景色だけでも漏洩のおそれがあるのは知っているでしょうか?鍵アカウントなら大丈夫なのでしょうか?…ひとつひとつ具体的な事例を伺い、生徒の顔が真剣になりました。「インターネットは包丁と同じで、危険だけれど便利なもの」という鈴木先生の言葉に、一人ずつが自分の利用のありかたについて振り返る機会となりました。

 

オープンスクール オープンスクール

さんさんと照りつける陽射しの下、多くの来校者をお迎えしてオープンスクールが開催されました。

小学生対象に複数教科の体験授業も行われ、国語、数学、社会、英語、理科に加え、光塩独自の倫理の授業も行われました。体験は授業だけではなくクラブ活動でも行われ、お点前を習ったり、ラケットを振ったりする姿などがみられました。

生徒主催の説明会、生徒が答える質問コーナーも人気で、熱心に質問される方がありました。また校内を巡るツアーにも多くの方が参加され、生徒たちも張り切って積極的におもてなしをしていたのが印象的でした。

倫理の授業体験

茶道部での体験

剣道部を見学

合唱部の練習風景

演劇部の衣装展示

 

 

SDGs週間 SDGs週間

生活委員会では、学期に1回生活週間を実施しています。

2022年度第1回は「SDGs週間」を行いました。持続可能な社会を作るために、今私たちにできること、この学校生活の中でできることを生活委員会の生徒が中心になって考えました。

パーラーに手作りのごみ箱を置いて、ごみのリサイクルに協力する取り組みもその1例です。

他には、校内の各所に1枚1枚手書きしたポスターの掲示を行い、全校生徒の注意を喚起しました。

この週間での試みが「持続」されるよう、折に触れて呼びかけていきたいと思います。

ゴミの分別を促すポスター

手作りゴミ箱

節電呼びかけポスター

中2 キャリア教育イベント 中2 キャリア教育イベント

中2では、2週にわたり総合の時間にキャリア教育の一環として、卒業生の木梨寛美さんをはじめ、様々な職種で活躍されている女性をお招きし、ワークショップを実施しました。

「働くって楽しい!」をテーマに講演をお聞きした後、2,3人のグループでディスカッションを行いました。働くことへのイメージが変わったという意見も多くあり、生徒たちには大きな刺激になったようです。また自分の意見を相手に伝えることを恐れずに出来るきっかけになったことでしょう。