中等科3年生は、2泊3日で岩手・秋田・青森の3県を巡る修学旅行を無事に終え、帰京しました。
1日目は、奥州藤原氏ゆかりの中尊寺を見学し、さらに郷土が生んだ作家宮沢賢治記念館・童話村を訪ねました。夜は、郷土料理に舌鼓を打ち、郷土芸能「鹿踊り」「鬼剣舞」を鑑賞しました。
2日目は、あいにくの雨でしたが、青森「深」探究スタディーツアーに参加し、事前に決めた4つのテーマに分かれ、それぞれ探究を深めました。
4つのツアーは次の通りです。
①弘前ねぷたまつりから地域における祭りの価値を考えるツアー
②りんご産業全体の可能性や未来を考えるツアー
③高齢化の観光地を盛り上げるまち育て活動から地域活性化を考えるツアー
④現代の伝統工芸「こぎん刺し」体験からビジネスの可能性を考えるツアー
ツアー後は、みな再集合し、大雨の中レインコートを着て、りんごのもぎ取り体験をしました。
最終日は小岩井農場に行きました。肌寒い雨空のもとでのスタートでしたが、農場に到着するころには雨も上がりました。バスごと入れるバックヤードツアーに参加し、重要文化財であり“現役”でもある牛舎を見学、牛の息づかいを間近に感じました。昼食では班ごとに美味しいジンギスカンの食卓を囲み、デザートに小岩井名物のソフトクリームもいただきました。
3日間を通して五感を総動員して、現地での見聞を広げ、普段の学校生活では学べないことをたくさん吸収することができました。この修学旅行での経験を今後の学院生活に活かしていってほしいです。
伝統芸能鑑賞(鹿踊り)
宮沢賢治童話村
スタディーツアー①(ねぷた)
スタディーツアー②(りんご)
スタディーツアー③(まち育て)
スタディーツアー④(こぎん刺し)
りんごのもぎ取り体験
小岩井農場