山谷ほしのいえ訪問 山谷ほしのいえ訪問
12月15日(木)、中3希望者6名がべリス・メルセス宣教修道女会シスター中村訓子の運営する山谷「ほしのいえ作業所」を訪問しました。シスター中村のお話を伺いながら、今年最後の炊出しでお配りするクリスマスプレゼントの梱包作業を行いました。シスターの温 かいお人柄と「ほしのいえ」の和やかな雰囲気の中で心温まる時を過ごしました。
12月15日(木)、中3希望者6名がべリス・メルセス宣教修道女会シスター中村訓子の運営する山谷「ほしのいえ作業所」を訪問しました。シスター中村のお話を伺いながら、今年最後の炊出しでお配りするクリスマスプレゼントの梱包作業を行いました。シスターの温 かいお人柄と「ほしのいえ」の和やかな雰囲気の中で心温まる時を過ごしました。
中・高等科の生徒が表彰されました。
読書感想文部門「わたしの漱石、わたしの一行」(高校生の部)で、以下の生徒が表彰されました。
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今年のクリスマス会は、三部構成で行われました。
第一部は、中等科合唱コンクールです。中1から中3がホールに入って、それぞれの学年の合唱を披露しました。トップバッターの中1は、緊張気味ながらフレッシュな歌声を聞かせてくれました。中2はパートのバランスの良い合唱を、中3は中等科最高学年にふさわしい心のこもったハーモニーが印象的でした。
第二部は、高等科合唱コンクール。どの学年も声がよく出ており、曲調に合わせた美しい合唱を聞かせてくれました。指揮者も曲をよく理解して学年を巧みにリードしていました。また、伴奏者も合唱を支える役割をよく果たしていました。中でも高3は心を一つにした素晴らしいもので、歌詞の意味が聴衆の心に届く優れた合唱でした。
第三部では、中2・中3の倫理自由課題提出者の発表と、聖書研究会の発表がありました。
倫理自由課題の発表内容は、「ニーバーの祈り」についてです。ニーバーの祈りについてそれぞれが考えたことをスライドにまとめて分かり易く発表していました。「変えられないもの」と「変えられるもの」が何なのかを挙げ、「変えられるもの」を「変える」ために何が必要かを深く思索していました。
中3は「ニーバーの祈り」と社会問題とを関連づけて、より具体的に「変えられないもの」「変えられるもの」を挙げ、現代社会に生きる私たちにできることを示唆する内容で、非常に考えさせられるものでした。
聖書研究会は、教会訪問の体験から学び得たことを、興味を引く動画にして発表し、教会への関心を掻き立てていました。
今年も全校が一堂に会して実施というわけにはいきませんでしたが、ライブ配信と動画を上手に使い、2022年度の締めくくりにふさわしいクリスマス会でした。
合唱コンクール審査結果 中等科 金賞 中3 高等科 金賞 高3
指揮者賞 中3 M.Y 高2 M.K
伴奏者賞 中3 R.N 高2 E.N おめでとうございます。
マッチ先生が贈る今月の一句―12月
「電飾を心で灯すクリスマス」
もうすぐクリスマス。クリスマスを彩るイルミネーション(電飾)が、今年は節電の影響により時短で消灯されているのは、何も日本に限ったことではないようです。
華やかに楽しい気分を味わいたいクリスマスですが、この寒空の中で、イルミネーションどころか日々の暮らしに使う最低限の電気にさえ不自由している人たちがいることを思うとき、私たちはいかに恵まれているかということに気づかされます。
では、そのように不自由している遠くの友のために、私たちには何ができるのでしょうか。実際にその場所に行って支援することができなくても、その人たちの苦しみや辛さを自分のこととしてとらえ、苦しみや辛さに共感することはできます。それが遠くの友の心に明かりを灯すことになるのではないでしょうか。
2学期、国語科では以下の生徒が表彰されました。
作文/小論文部門 旺文社赤尾好夫記念賞 入選 高1 R.S.さん
小説部門 旺文社赤尾好夫記念賞 入選 高1 S.T.さん、中3 N.S.さん、中1 A.T.さん
学校奨励賞 光塩女子学院中等科
光塩では、クリスマス会の中で実施する 3 年ぶりの合唱コンクールに向けて、各学年が練習を重ねています。生徒有志がポスターを作製し、校舎内に掲示しています。
11月、高1では、国際基督教大学から園山千里先生をお招きし出張講義が行われました。はじめに先生は、複数の専攻を持つことができる国際基督教大学の独自の仕組みや、季節ごとの美しいキャンパスの様子をご紹介くださいました。実は、美しい四季の写真は、日本文学を通じた本日のテーマ「自然の声を聞いてみよう」につながっています。講義では杜甫や石牟礼道子、川上弘美の作品が取り上げられ、戦争と文学、環境と文学、震災と文学の観点とともにそれぞれを味わいました。ウクライナでの戦闘になぞらえて、「春望」の詩を読むと、文学の持つ長い生命を感じることができます。「苦海浄土」は水俣病で苦しむ人々への二つとない鎮魂の文学です。先生は、環境学と文学を包括する新しいアプローチである「エコクリティシズム」を紹介しながら、自分に何ができるのかを考えることが大切、とお話しくださいました。進路選択の時期である高一の生徒にとって、大きなヒントとなる出張講義でした。