創立90周年記念ミサ 創立90周年記念ミサ

9月22日、創立90周年記念ミサをメルセダリアンホールにおいて捧げました。新型コロナウイルス感染症感染防止のため、皆様に広く御声掛けすることは叶わず、メルセス会のシスター方、学園役員やふじなみ会(同窓会)役員、そして創立時から御縁を戴いている聖心学園の先生方に来賓として御臨席戴き、カトリック信者以外の初等科児童・中高等科生徒・教職員は、ライブ配信を通してミサに与りました。パイプオルガンの演奏に始まり、理事長挨拶、森司教の入堂と続きました。「過去に感謝、今に誠実に、未来に希望を。」これは、記念ミサでの森司教のお言葉です。創立者マドレ・マルガリタが来日し、日本の子供たちのために教育の場を作られたことに感謝するとともに、今を生きる私たちは誠実にこの一瞬一瞬を生きていくことが肝要であると、お話しされました。「未来に希望を」は、未来を担う子供に光を吹き込み、光の子として育てること―それが、他者へ希望の光を与えるというお話で、光塩の校名の由来に繋がる、分かり易いお話しでした。ミサの中での聖歌隊の歌、音楽科教員による演奏は、いずれも晴れの場にふさわしく、音楽の力を再認識させるものでした。閉祭の歌としては、「み母マリア」が歌われ、マリア様が光塩の未来に温かなまなざしを注いでおられるのが感じられました。中・高等科校長による終わりの言葉の後、パイプオルガンとピアノとで演奏された「ハレルヤコーラス」は荘厳かつ華麗で、光ある厳かな雰囲気の中、皆心一つに、神様に賛美と感謝の祈りを捧げました。

森司教の入堂

ご聖体拝領の様子

佐野校長の終わりの言葉

2021年度体育祭 2021年度体育祭

今年の体育祭は、コロナ感染予防の観点から校内で2日間に分けて実施されました。種目も接触や密集の少ないものに限定して行いました。また、例年は6学年対抗で総合得点を競いますが、今年はそれぞれの競技について、順位を発表しました。体育館でも校庭でも一度に競技できる人数を制限したため、教室での待機時間が長くなりましたが、過去の体育祭の録画を上映し、校庭の種目のLIVE配信をするなど工夫がなされ、生徒たちは有意義な時間を持てたようです。体育祭の締めくくりは光塩伝統のPXの人文字を高3が作り、アシジのフランシスコの平和の祈りを唱えながら、心を一つにして世界平和を祈りました。生徒・教職員が協力して、コロナ下での新しい体育祭の形を示した2日間でした。

玉入れ

大玉転がし

台風の目

メデシンボール

 

 

 

 

 

PXの動画はこちら

2021年度夏休み表彰 2021年度夏休み表彰

夏休み中に、中・高等科の生徒が表彰されました。

・令和 3 年度 東京都高等学校 秋季剣道大会 敢闘賞 第 5 位
    高 1 M.M.さん H.T.さん K.T.さん M.M.さん M.F.さん A.S.さん
   HP はこちら

・第 7 回 全国中学生フェンシング選手権大会 優勝 女子フルーレ個人戦  
NEXUS FENCING CLUB  中 3 M.K.さん
   HP はこちら

『SDGsでわかる 今ない仕事図鑑ハイパー~自分の才能発見ブック~』に紹介されました 『SDGsでわかる 今ない仕事図鑑ハイパー~自分の才能発見ブック~』に紹介されました

昨年秋、本校で実施いたしました探究特別企画「イマドキ光塩生が考える『今ない仕事』」で生徒たちが考えた「今ない仕事」が、先日発刊された書籍にて紹介されました。

探究心旺盛な有志の生徒たちが学年を超えてアイデアを出しあった成果です。

「言語の壁突破なんでも先生」「空き家活用マッチングサービス」「昆虫食ソムリエ」「どこでも農業アドバイザー」「健康フードデベロッパー」「物々交換デベロッパー」「なんでもシェアリングクリエーター」の7つが掲載されています。


 
 
 
 
 
 

高1 自然教育園での探究活動 高1 自然教育園での探究活動

7月、高1は例年行っている四阿山への登山の代替として、目黒にある国立科学博物館附属自然教育園に行きました。昨年は数々の行事が中止となり、自然に触れる機会が大幅に減りましたが、今年はNPO法人やまぼうし自然学校のインストラクターによるガイドの下、自然教育園に生息する様々な動植物に触れ、心地よい森林浴と散策に汗を流しました。「なぜ葉は緑色?」「どうして日なたに咲く植物にはトゲが多い?」など、生徒たちは様々な視点から問いを見つけ、探究しました。棕梠の増加から、気候変動が起こす森の変化に思いを馳せ、食物連鎖のピラミッドの頂点にいる人間という存在の責任を実感するなど、生徒たちそれぞれが、自然の一部である人間存在としての「私」を見つめる機会となりました。

自然教育園

メモを取り熱心に聞いていました

感染対策のためパーソナル受信機を使って説明を聞きました

水生植物園で話を聞く生徒たち

 

高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」 高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」

7月19日(月)に高等科3年生の理系生物選択者対象で、バイオテクノロジー入門実習が行われました。講師はお茶の水女子大学の副学長であり、光塩の卒業生の加藤美砂子先生です。ティーチングアシスタントとして大学院生2名にもお越しいただきました。

容疑者5名のなかから犯人のDNAを見つけ出すというストーリーのもと、実習が行われました。使うのは、マイクロピペット、遠心分離機、電気泳動装置といったDNAを取り扱う際に必須の専門器具です。
細かい操作が求められる実習でしたが、皆丁寧に実験を進め、無事すべての班で容疑者の中から犯人を特定することができました。
生徒からは、「教科書で読んだだけでは想像できずにいた内容を実際に体験することができ、とても面白く学ぶことができた」、「初めての実験器具を沢山使用することができて楽しかった」「バイオテクノロジーをとても身近に感じることができた」など様々な感想を聞くことができました。

 
 
 
 
 
 

中1遠足 中1遠足

中1は、学年を半分に分けて遠足を実施しました。学校からバスで河口湖近くにある「森と湖の楽園」へ行きました。中1にとって校外学習は初めて、しかも団体行動も初めてでしたが、班で楽しく宝探しゲームを行うことができました。校内ではクラス単位で活動することがほとんどですが、この遠足では、これまで話したことのなかった人との交流を図り、他クラスと混合編成の班にしました。園内地図を手に、協力して謎を解いたり、宝箱を探したりしていく中で、皆次第に打ち解けていく様子が窺えました。これからさまざまな団体行動を行っていく上での大きな一歩になったと思います。

班で協力、宝探し

謎解きに夢中

あっ!みつけた!


 
 
 
 
 
 

中3倫理 シャプラニール訪問 中3倫理 シャプラニール訪問

7月13日、中3生徒、倫理の「アジア」研究グループの有志8名が早稲田にある国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」を訪ねました。

同NGOは、南アジアの主にバングラデシュとネパールの貧しい人々の問題解決に向けた活動を、現地と日本国内とで行っています。
実は、このNGOは光塩の皆さんから集めた使用済み切手の行き先となっています。切手は換金され現地での支援活動を支えています。
この日は、スタッフの菅野冴花さんから、最近の事例として、ネパールの洪水被害が頻発する農村地域での防災支援やCOVID-19緊急支援についてお話を伺いました。
その後は、現地の民族衣装サリーの着付けや、学校から持参した使用済み切手の仕分け作業を体験しました。中には、高値で取り引きされるお宝切手が混じっていることも!?
みな作業に熱中して取り組んでいました。
日本でも、先日の熱海での土砂災害をはじめ、豪雨による災害は後をたちません。
ネパールで実践されている、防災意識を地域や学校で自分事としてとらえ直していくしくみ作りは、決して遠い国の話ではなく、私たち日本人が古くから教訓とともに築きあげてきた知恵や技術でもあります。現地の方たちの生活を守る助けをしているという、私たちとの見えないつながりをあらためて実感する機会となりました。

シャプラニール菅野冴花さんのお話

サリーの着付け開始

サリーの着付け

使用済み切手仕分け作業

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

中3 修学旅行の探究プログラム 中3 修学旅行の探究プログラム

中3では総合の時間に、秋に実施予定の修学旅行の中で行う「青森県『深』探究 教育旅行プログラム」について調べ学習を行いました。
生徒たちは、以下の4つのテーマ
・弘前ねぷたから地域における祭りの価値を考える
・りんご産業全体の可能性や未来を考える
・観光地を盛り上げる「まちそだて」活動から地域活性化について考える
・現代の伝統工芸ビジネスの可能性を考える
から希望のテーマを1つ選び、グループごとに各見学地を訪れ、探究プログラムに参加していきます。