『SDGsでわかる 今ない仕事図鑑ハイパー~自分の才能発見ブック~』に紹介されました 『SDGsでわかる 今ない仕事図鑑ハイパー~自分の才能発見ブック~』に紹介されました

昨年秋、本校で実施いたしました探究特別企画「イマドキ光塩生が考える『今ない仕事』」で生徒たちが考えた「今ない仕事」が、先日発刊された書籍にて紹介されました。

探究心旺盛な有志の生徒たちが学年を超えてアイデアを出しあった成果です。

「言語の壁突破なんでも先生」「空き家活用マッチングサービス」「昆虫食ソムリエ」「どこでも農業アドバイザー」「健康フードデベロッパー」「物々交換デベロッパー」「なんでもシェアリングクリエーター」の7つが掲載されています。


 
 
 
 
 
 

高1 自然教育園での探究活動 高1 自然教育園での探究活動

7月、高1は例年行っている四阿山への登山の代替として、目黒にある国立科学博物館附属自然教育園に行きました。昨年は数々の行事が中止となり、自然に触れる機会が大幅に減りましたが、今年はNPO法人やまぼうし自然学校のインストラクターによるガイドの下、自然教育園に生息する様々な動植物に触れ、心地よい森林浴と散策に汗を流しました。「なぜ葉は緑色?」「どうして日なたに咲く植物にはトゲが多い?」など、生徒たちは様々な視点から問いを見つけ、探究しました。棕梠の増加から、気候変動が起こす森の変化に思いを馳せ、食物連鎖のピラミッドの頂点にいる人間という存在の責任を実感するなど、生徒たちそれぞれが、自然の一部である人間存在としての「私」を見つめる機会となりました。

自然教育園

メモを取り熱心に聞いていました

感染対策のためパーソナル受信機を使って説明を聞きました

水生植物園で話を聞く生徒たち

 

高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」 高3対象高大連携特別実習「バイオテクノロジー入門」

7月19日(月)に高等科3年生の理系生物選択者対象で、バイオテクノロジー入門実習が行われました。講師はお茶の水女子大学の副学長であり、光塩の卒業生の加藤美砂子先生です。ティーチングアシスタントとして大学院生2名にもお越しいただきました。

容疑者5名のなかから犯人のDNAを見つけ出すというストーリーのもと、実習が行われました。使うのは、マイクロピペット、遠心分離機、電気泳動装置といったDNAを取り扱う際に必須の専門器具です。
細かい操作が求められる実習でしたが、皆丁寧に実験を進め、無事すべての班で容疑者の中から犯人を特定することができました。
生徒からは、「教科書で読んだだけでは想像できずにいた内容を実際に体験することができ、とても面白く学ぶことができた」、「初めての実験器具を沢山使用することができて楽しかった」「バイオテクノロジーをとても身近に感じることができた」など様々な感想を聞くことができました。

 
 
 
 
 
 

中1遠足 中1遠足

中1は、学年を半分に分けて遠足を実施しました。学校からバスで河口湖近くにある「森と湖の楽園」へ行きました。中1にとって校外学習は初めて、しかも団体行動も初めてでしたが、班で楽しく宝探しゲームを行うことができました。校内ではクラス単位で活動することがほとんどですが、この遠足では、これまで話したことのなかった人との交流を図り、他クラスと混合編成の班にしました。園内地図を手に、協力して謎を解いたり、宝箱を探したりしていく中で、皆次第に打ち解けていく様子が窺えました。これからさまざまな団体行動を行っていく上での大きな一歩になったと思います。

班で協力、宝探し

謎解きに夢中

あっ!みつけた!


 
 
 
 
 
 

中3倫理 シャプラニール訪問 中3倫理 シャプラニール訪問

7月13日、中3生徒、倫理の「アジア」研究グループの有志8名が早稲田にある国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」を訪ねました。

同NGOは、南アジアの主にバングラデシュとネパールの貧しい人々の問題解決に向けた活動を、現地と日本国内とで行っています。
実は、このNGOは光塩の皆さんから集めた使用済み切手の行き先となっています。切手は換金され現地での支援活動を支えています。
この日は、スタッフの菅野冴花さんから、最近の事例として、ネパールの洪水被害が頻発する農村地域での防災支援やCOVID-19緊急支援についてお話を伺いました。
その後は、現地の民族衣装サリーの着付けや、学校から持参した使用済み切手の仕分け作業を体験しました。中には、高値で取り引きされるお宝切手が混じっていることも!?
みな作業に熱中して取り組んでいました。
日本でも、先日の熱海での土砂災害をはじめ、豪雨による災害は後をたちません。
ネパールで実践されている、防災意識を地域や学校で自分事としてとらえ直していくしくみ作りは、決して遠い国の話ではなく、私たち日本人が古くから教訓とともに築きあげてきた知恵や技術でもあります。現地の方たちの生活を守る助けをしているという、私たちとの見えないつながりをあらためて実感する機会となりました。

シャプラニール菅野冴花さんのお話

サリーの着付け開始

サリーの着付け

使用済み切手仕分け作業