2015年7月、8月 山荘生活 2015年7月、8月 山荘生活
中1は2泊3日、中2と高1は3泊4日で、それぞれ長野県の四阿高原にある光塩女子学院四阿山荘へと出かけました。
中1のメインイベントは、中四阿山登山。本格的な登山は初めてという生徒も多いため、初日には、山荘から片道1時間ほど足慣らしに出かけます。2日目の登山は皆明るい表情で出発。途中、苦しくなることもありましたが、周りの友人と励ましあいながら、協力して登ることができました。初日は、気がねしながら話していた生徒も、登山の後は楽しそうに談笑している姿が見られました。その晩のキャンプファイヤーでは、班ごとの出し物を通して、さらに友情を深めあうことができたようです。
中2は、菅平牧場までの道々、やまぼうし自然学校のインストラクターに指導していただきながら、さまざまな動植物についての知識を身につけるネイチャートレイルに挑戦。普段目にすることのない植物や昆虫に興味津々の生徒たちは、インストラクターのクイズに答えるだけでなく自主的に質問もして、菅平の自然への理解と関心を深めました。初めての飯盒炊爨は、限られた食材を上手に利用しながら、皆で協力して作り、おいしそうに食べていました。山荘委員の企画したレクリエーションは大好評で、とても楽しかったとの感想が多く聞かれました。山荘生活を通して学び得た、集団生活に欠かせない他者への心配りなどを2学期以降の学校生活においても忘れずに過ごしてほしいと思います。
高1は、いよいよ標高2354mの四阿山山頂への登山にチャレンジ。A・B班ともに山頂まで登ることができましたが、特にA班では晴天に恵まれ、北アルプスの山々をはっきり目にすることができ、生徒たちは非常に感動していました。登山中、お互いに励まし合いながら明るく登っている姿が多く見られ、登山を通して仲間との友情も一段と深まったようです。飯盒炊爨では各班で工夫を凝らし、協力して調理していたのが印象的でした。また、自分たちで企画したレクリエーションにも創意工夫があふれており、さすが高校生と感じられる山荘生活でした。2学期以降もこの明るさと団結力で様々な行事に取り組んでいってくれるでしょう。