クリスマス会 クリスマス会

恒例の校内クリスマス会が開催されました。第一部の合唱コンクールは、中1から高3までの全学年が、音楽の授業で練習してきた合唱曲をメルセダリアンホールの舞台上で披露します。各学年の持ち味を生かした合唱は甲乙つけがたく、聴衆の心を揺さぶりました。休憩をはさんでの第二部では、中三生徒による発表と講師を招いての講演がありました。中三生徒の発表テーマは「共に生きるために大切なこと」で、倫理の授業での調べ学習を通して考えた「私たちが今、身体障害者のためにできること」を解り易く発表しました。その中で、心のバリアフリー―バリアを減らす心遣いの大切さ―を訴えていたのが印象的でした。生徒の発表の後、2004年アテネパラリンピックマラソン種目の金メダリスト、高橋勇一氏から「夢をあきらめない」というテーマでお話を伺いました。高橋氏は、小学校時代からの自分を振り返りながらマラソンに出遇ったきっかけやマラソンを通しての気づきについて、ユーモアを交えながら明るく語られました。そのお話の中で、高橋氏が失明という大きな試練を与えられながらも夢をあきらめなかったことと、メダルを獲得できたのは周囲の支えがあったからこそと感謝の気持ちを述べていらしたのが生徒たちの心をとらえ、夢への挑戦に奮い立たせていました。

 

高橋氏の講演の様子

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合唱コンクールの様子

03中等科一年 「群青」

中等科二年 「初心のうた」

中等科三年 「信じる」

高等科一年 「みぞれ」     銅賞

高等科二年 「花をさがす少女」 金賞

高等科三年 「光~よろこび」     銀賞

 

指揮者賞   高三 Y.S.さん、高二 K.I.さん
伴奏者賞   高三 M.K.さん、高二 Y.M.さん、高一 T.K.さん

2014年10月 親睦会 2014年10月 親睦会

10月26日(日)、在校生・初等科から高等科までの保護者・卒業生・教職員が協力して作り上げる行事―親睦会が開催されました。数日前までの冷え込みからは考えられないようなぽかぽか陽気で、朝早くから大勢の来場者を迎えることができました。保護者・生徒の手作り作品は大人気で、開場前から長蛇の列ができるほどでした。特に手作りのお菓子は売れ行きがよく、午前中に売り切れになるものもありました。初等科6年生から高等科3年生までの生徒たちは、どの部署でも笑顔で甲斐甲斐しく働いていました。他者のために奉仕し、他者を笑顔にすることは自分の喜びにも繋がります。生徒たちは今学期の学校目標である“思いやり”を身をもって実践し、ひとりひとりが一回りも二回りも成長した気がします。

今年度も多くの来場者を迎えました

今年度も多くの来場者を迎えました

ボランティア部による東北復興支援

ボランティア部による東北復興支援

中1学年コーナーのトートバッグ

中1学年コーナーのトートバッグ

魚つりにチャレンジ

魚つりにチャレンジ

2014年10月 修学旅行 2014年10月 修学旅行

[高2の旅]
奈良・京都へ4泊5日の修学旅行。歴史や国語の授業で学んだことを実際に目や耳で確かめる貴重な旅となりました。最初の2日間は奈良の神社仏閣を巡り、飛鳥文化、天平文化等の国宝の数々を見ました。教科書や資料集に写真がある仏像をじかに見ての感動は一(ひと)入(しお)だったようです。3日目から京都へ向かい、修復工事が完了したばかりで、柱の朱色も鮮やかな平等院鳳凰堂を拝観しました。4日目は、毎年、特に楽しみにしているグループ別自由行動です。グループで話し合って決めた見学場所へいざ出発。寺巡りに徹するグループもあれば、伝統工芸の体験学習をするグループもあり、友人との楽しい語らいに時を忘れ、あわてる場面もありました。最終日は、台風接近のため嵯峨野巡りは中止になりましたが、天竜寺、竜安寺といった禅宗ゆかりの名庭をじっくり拝観することができました。京料理も存分に味わい、心身共に満たされた日々は、高校生活の佳き思い出の1ページになることでしょう。

薬師寺で記念撮影

薬師寺で記念撮影

赤い三重の塔を見学し、庭園を廻って浄瑠璃寺本堂へ。 竜安寺の石庭鑑賞

赤い三重の塔を見学し、庭園を廻って浄瑠璃寺本堂へ。
竜安寺の石庭鑑賞

[中3の旅]
中3は3泊4日の東北への旅。日本の歴史・文化・自然について多くのことを学んできました。1日目は、世界遺産に登録された奥州藤原氏ゆかりの中尊寺と毛越寺を見学し、さらに郷土が生んだ作家宮澤賢治の記念館を訪ねました。2日目は壮大な三内丸山遺跡に足を運んで古代史に思いを馳せ、秋の日差しの下、リンゴ園で、赤く色づいたリンゴのもぎ取りを体験しました。夕食後、今年は、東日本大震災の折に町長かつ防災担当だった方から直接お話を伺いました。避難の心得や被災の折の中学生たちの活躍ぶりについてのお話は、生徒達にとって大震災を身近なこととしてとらえるよい機会となりました。3日目の奥入瀬渓流散策は肌寒い天候でしたが、睡蓮沼では例年より早く色づいた紅葉の美しさに感嘆の声を上げていました。最終日は皆が楽しみにしていた小岩井農場。美味しいジンギスカンやミルクたっぷりのソフトクリームをいただき、皆の顔に笑顔が広がりました。普段の学校生活では学べないことをたくさん吸収できた4日間は、中等科生活での貴重な体験でした。

遺跡を巡って歴史を体験

遺跡を巡って歴史を体験

秋のリンゴ狩り

秋のリンゴ狩り

奥入瀬渓流を散策

奥入瀬渓流を散策

船で十和田湖観光

船で十和田湖観光

2014年9月 茶道教室 2014年9月 茶道教室

裏千家の先生をお招きし、中1を対象とした茶道教室を開きました。茶道を初めて体験するという生徒が多い中、お茶の点て方やお菓子・お茶のいただき方を学びました。先生には茶道における相手をもてなす心の大切さを教えていただいた後、二人ずつペアになり、お互い相手のためにお茶を点てました。また、挨拶の仕方など日常生活に通じる作法を学ぶことができ、皆有意義な時間を過ごしました。

お菓子のいただき方を学びます

お菓子のいただき方を学びます

ご指導を頂きながらお茶を点てます

ご指導を頂きながらお茶を点てます

点てたお茶を相手へ

点てたお茶を相手へ

挨拶の仕方も学びます

挨拶の仕方も学びます

2014年9月 体育祭 2014年9月 体育祭

練習の成果が結実する体育祭。今年度は所沢市民体育館にて開催されました。初めての会場でしたが、1学期から少しずつ準備をして臨み、円滑に進めることができました。全ての学年が、2学期開始からわずか1週間余りという短い時間を有効に活用して最高レベルにまで高めた団結力を見せてくれました。

ラジオ体操

ラジオ体操

玉入れ

玉入れ

綱引き

綱引き

障害物競争

障害物競争

480mリレー

480mリレー

デカパンリレー

デカパンリレー

台風の目

台風の目

メデシンボール

メデシンボール

PX

PX

各学年が特に力を入れているのは、応援合戦です。元気な声と振り付け、それぞれの学年色を基調とした手作りの衣装や団幕、そしてオリジナルの歌詞にこめた体育祭への思い。全てがひとつとなって会場全体を魅了しました。

高3の学年色は白

高3の学年色は白

高2の学年色は青

高2の学年色は青

高1の学年色は緑

高1の学年色は緑

中3の学年色は黄色

中3の学年色は黄色

中2の学年色はピンク

中2の学年色はピンク

中1の学年色は赤

中1の学年色は赤

対抗競技

優勝 高等科2年    準優勝 高等科3年    第3位 高等科1年

応援合戦

優勝 高等科3年    優勝 高等科2年     準優勝 高等科1年

2014年7月、8月 山荘生活 2014年7月、8月 山荘生活

中1は2泊3日、中2と高1は3泊4日で、それぞれ長野県の四阿高原にある光塩女子学院四阿山荘へと出かけました。
中1のメインイベントは、2日目の中四阿山登山。本格的な登山は初めてという生徒も多いため、初日には、山荘から片道1時間ほどの沢へ足慣らしに出かけます。2日目の登山は皆明るい表情で出発。途中、苦しくなることもありましたが、周りの友人と励ましあいながら、協力して登ることができました。山荘生活初日は、気がねしながら話していた生徒も、登山の後は楽しそうに談笑している姿が見られました。その晩のキャンプファイヤーでは、班ごとの出し物を通して、さらに友情を深めあうことができたようです。

足慣らしで大明神沢へ出発

足慣らしで大明神沢へ出発

清々しい朝の空気の中でラジオ体操

清々しい朝の空気の中でラジオ体操

山頂目指して草をかき分け…

山頂目指して草をかき分け…

急な尾根を登り…

急な尾根を登り…

たどり着いた中四阿山山頂でお昼ご飯

たどり着いた中四阿山山頂でお昼ご飯

山荘に帰ってからも元気一杯

山荘に帰ってからも元気一杯

 

中2は、菅平牧場までの道のりを、やまぼうし自然学校のインストラクターの指導のもと、ネイチャートレイルに挑戦します。面白い色、形をした動植物に多くの生徒が興味津々。さまざまな動植物についての理解を深め、普段触れることのできない大自然を満喫することができました。初めての飯盒炊爨は、メニューに工夫を凝らし、皆で協力しておいしいご飯を作りました。天候に恵まれて、夜には天体観測を行うこともできました。山荘生活を通して学び得た、集団生活に欠かせない他者への心配りが2学期以降の学校生活にも活かされることでしょう。

ネイチャートレイル

ネイチャートレイル

飯盒炊爨

飯盒炊爨

 

高1は、いよいよ標高2354mの四阿山山頂への登山にチャレンジ。A班では突然の大雨にみまわれ、急なルート変更がありましたが、臨機応変に対応し、「自然の厳しさ」もプラスに捉えて登山を楽しんでいた姿が印象的でした。また、B班では天候にも恵まれ、ほぼ全員が登山を成し遂げ、高1らしい成長した姿を見せてくれました。登山を通して、お互い励まし合いながら仲間との友情も一段と深まったようです。自分たちで企画したレクリエーションには創意工夫があふれており、皆が楽しめた山荘生活でした。2学期以降もこの前向きな姿勢で様々な行事に取り組んでいってくれるでしょう。

尾根で一休み

尾根で一休み

山頂到着

山頂到着

2014年5月 中1・中2遠足 2014年5月 中1・中2遠足

中1は、河口湖にほど近い「自然暮らし体験村森と湖の楽園」へ出かけました。入学からひと月経ち、初めての団体行動の機会でした。バスに揺られた2時間、ジャンケン大会などが行われ、楽しいひと時を過ごすことができたようです。現地に着いてからは、班行動のアドベンチャーゲームに取り組みました。地図と首っ引きで自然豊かな森を駆け回る体験を通して、「自然と触れ合う」「親睦を深める」といった大切なことを学んだ一日でした。  中2は、さがみ湖プレジャーフォレストへ出かけました。中1の時に訪れた場所でしたが、新しいクラスで行動したこと、飯盒炊爨を行ったこともあり、新鮮さや楽しさを感じたとの感想が聞かれました。飯盒炊爨のメニューは、ダッチオーブンで焼いたもっちりふわふわのパンとお肉のたっぷり入ったビーフシチュー。炭の火を起こし、パンは粉をこねるところから作ったためか、より一層美味しく食べられたようです。中2の生徒たちはこの遠足を通して、手作りすることの大切さ、友だちと協力し合うことの大切さを学んだと話していました。

中1:自然暮らし体験村 森と湖の楽園

頭と体を使った川渡りゲーム

頭と体を使った川渡りゲーム

各ポイントをまわりながら自然の中を散策

各ポイントをまわりながら自然の中を散策

みんなで集まってお弁当

みんなで集まってお弁当

休み時間には自分たちで考えたゲーム

休み時間には自分たちで考えたゲーム

中2:さがみ湖プレジャーフォレスト

頑張って煽いで炭火おこし

頑張って煽いで炭火おこし

パンも生地からつくります

パンも生地からつくります

ダッチオーブンでパンを焼き上げます

ダッチオーブンでパンを焼き上げます

おいしくできたパンやビーフシチュー

おいしくできたパンやビーフシチュー

2014年4月 第43回光塩祭 2014年4月 第43回光塩祭

03大きな天候のくずれもなく、2000人を越す来校者を お迎えし、第43回光塩祭が開催されました。
『imagination』をテーマとして、各クラブが一年間取り組んできた活動の成果が発表されました。このテーマで寄せられたポスターコンクール作品・川柳の審査も行われました。

 

光塩祭実行委員長(高等科3年 N.N.)のテーマ発表の文より(抜粋)

今年度の光塩祭のテーマ“imagination”には、「想像力」「構想力」という意味があります。
私は、“imagination”、想像力こそ「共に生かされている私」を実践できる鍵だと思っています。私たちは相手の立場に立った自分を想像し、理解しようと努めることで、支えられたり協力している自分自身に気づくことができるのではないでしょうか。そして、相手も私たちと同じ心を持った人間だと実感した時、私たちは、相手に共感するのです。しかし、共感することは、私たちにとって常にできる簡単なことでは決してありません。なぜなら私たちは「相手」自身にはなり得ないため、相手を完全に理解、共感することは出来ないからです。しかし、だからこそ相手のことや状況を想像し、思いやることができた時、私たちは他者に共感することができるのではないでしょうか。

 

ポスターコンクール

第1位 高等科2年 T.K. A.K. 

第1位 高等科2年 T.K. A.K.

第2位 高等科3年 N.Y.

第2位 高等科3年 N.Y.

第3位 高等科3年 M.S. E.K.

第3位 高等科3年 M.S. E.K.

中等科特別賞 中等科2年 M.S. K.T.

中等科特別賞 中等科2年 M.S. K.T.

 

08川柳大会
竹田光柳先生選

天位(1位) 中等科2年 S.S. 「無の中の地球の私何だろう」

地位(2位) 高等科1年 A.S. 「それぞれの大きな夢のワールドへ」

人位(3位) 高等科3年 T.M. 「未来像思いうかべてやる気出す」

川柳大会 投票による1位
中等科2年 N.N. 「ふなっしーあれも誰かの想像か」

 

当日の様子

全校を挙げて光塩祭に精一杯力を注ぎました。

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2014年4月 始業式 2014年4月 始業式

02入学式の翌日、2014年度第1学期始業式がメルセダリアンホールで行われました。昨年に続き「共に生かされている私」が学校目標として掲げられ、校長からその趣旨説明と学期ごとのテーマ、1学期は「笑顔で挨拶」、2学期は「思いやり」、3学期は「もう一人の友と」が紹介されました。また、神様から愛された私たちがその生き方を通して他者に愛を伝えること、それが「光と塩」の生き方であることが示されました。生徒たちは、真剣に話を聞き、目標実践の決意を新たにしている様子がうかがえました。

2014年4月 入学式 2014年4月 入学式

うららかな春日の下、2014年度入学式が行われました。まず新入生一人一人の氏名が読み上げられ、校長より入学許可宣言が出されました。その後、中等科、高等科各々の代表が入学に際しての宣誓を行い、高等科1年の代表が校名の由来である聖書のマタイ福音書5章13節~16節を朗読しました。校長式辞では、「光と塩」についての説明があり、一人一人がすでに「光」であり、「塩」であり、それぞれの使命を持っていることを信じ、受け容れて学校生活を送ってほしいとの言葉がありました。

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