雨天にもかかわらず、2300人を越える来校者をお迎えし、第42回光塩祭が開催されました。『track』をテーマとして、各クラブの発表、ポスターコンクール、このテーマで寄せられた川柳の審査の結果発表が行われました。
光塩祭実行委員長の言葉
今年度の光塩祭のテーマは「TRACK」です。「TRACK」には、今まで歩んできた軌跡、未来へ続く道、足跡を残すなどの意味があります。一人一人が、自分の足跡を信じ、新しい一歩を踏み出していければという思いを込めました。振り返ると、私達の後ろには、無数の足跡があります。楽しかった日、嬉しかった日、悲しかった日、悔しかった日……、足跡一つ一つが、私達が過ごした日々の証です。私達は今「光塩生」という道の上にいます。それは、光塩女子学院が創立されて以来、先輩方が築いてくださった道です。そして、私達が築いてゆく道を未来の後輩達も歩いていくでしょう。世代を超え続いていくという点では、光塩の「伝統」を重んじる校風に通じているかもしれません。
川柳の審査結果発表
天位(1位) 高等科二年 M.H. 「今までの苦労未来につながるよ」
地位(2位) 高等科二年 E.K. 「かがやけば生きる世界が見えてくる」
人位(3位) 高等科二年 Y.K. 「努力して歩んだ道は残ってく」
一般投票による1位
高等科三年 Y.S. 「点Pの動く軌跡を ただ求め」
光塩祭ポスターコンクール
第1位 高等科二年 R.T.「メメント」
2~3年後には「何だこれ」と思いそうなものもあったけれど、全て「私の」TRACKからかき集めてきた忘れたくない思い出です。ひとつひとつ懐かしみながら描きました。
第2位 高等科一年 N.G. M.N.
初めてポスターコンクールに参加しますが、精一杯頑張りました。「TRACK」というテーマを聞いた時、真っ先に思いついたのは一本の道でした。その道を中心に試行錯誤を重ね出来たのがこの作品です。作成に集まれたのが二日という過酷なスケジュールでしたが、お互いの納得のいく作品に仕上げました。 美術部員でもなく、絵に自信がある訳でもない私達ですが、素人なりに全力を尽くして頑張りました。余談ですが、道に立っている女の子と、周りの女の子達は別人です。
第3位 中等科三年 S.M. 「足跡」
富士の頂きへと続く、長く果てしない道のり。 のろまでも、一歩一歩着実に前に進む姿を描きました。このポスターが、皆さんの心に響いてくれたらなぁと思います。